実家のおかんが沖縄滞在していた時に、名護で人気の老舗食堂「ひがし食堂」を訪れました。お店の専用駐車場は店舗の左手側に数台分ありますが、東江中学校に沿って路駐している車が多かったです。このあたり路上駐車禁止の標識があるようですし、生活道路で細く一方通行なので、少し離れていますがコインパーキング利用をオススメします。
店内は人の山。待ち客が大量に入り口付近で空席待ちしていました。しかもウェイティングボードはなく、お客さん達が入店順を把握して、空席ができたら座る流れ。これに持ち帰り客も加わり、とにかくごった返しています。誰がウェイティングで誰が持ち帰りか、自分が何番目なのか、よくわからない状態です。30分はかからなかったけど、ようやっと席に入りました。
席についたらまずはメニューをチェック。ひがし食堂といえばぜんざいが有名ですが、お食事メニューも揃っています。沖縄そばやチャンプルーなどの他、カレー・焼きそば・オムライスなど。
そして冷やし物(ぜんざい・かき氷など)のバリエーションが多くて迷います。テイクアウトができるのは時間が限られている観光客には嬉しいサービスですね。
まずはお子サマーのカレーライス(550円)がやってきました。この日は遅めのランチで14時過ぎに入店したところ、沖縄そばとみそ汁定食が売り切れ。そこでパッと食べられそうなカレーライスを注文しました。沖縄の黄色いカレーではなく一般家庭で食べられるカレーで、お子サマーの口にはちょっと辛かったみたい。ルウをなるべく外し、ごはん多め・野菜を中心に食べさせました。
カレーライスと一緒にやってきた汁物がしじみの味噌汁で嬉しい。
かき氷がやってくるまで店内を見回して過ごしました。琉球ゴールデンキングスやプロ野球選手に混ざり、沖縄のミュージシャンであるりんけんバンドやMURASAKIのサインが並んでいます。音楽好きとしてはそっちの方が興奮したよ。
ほどなくして、ぜんざい2つが到着。この日はとても暑く、キッチンから聞こえる氷を削るガリガリ音に氷欲を高められました。左の真っ白な氷がぜんざい(280円)、ほんのり優しく色づいた右側はミルクぜんざい(390円)です。
どちらのぜんざいも氷の削り方が細かくふわふわで、口に入れるとスッと溶けて消えます。体の中から冷えてくのがいいなぁ。わたしはシンプルに甘いのが好きなため、普段はミルクぜんざいを食べません。そこでどんな味かおかんに味見させてもらいました。ミルキー感はあるけれど、ベタつかない甘さでおいしかったです。
ぜんざいの底にはたっぷりの金時豆と、白玉がいくつか入っていました。豆ってお腹にたまりますよねぇ。お腹いっぱい!
ということで、名護の老舗「ひがし食堂」に行ってきました。わたしが訪れたのは土曜日でとても混雑していましたが、中学校が目の前にある立地から普段は小腹を空かせた中学生が食べに立ち寄る食堂だろうと思います。地域だけでなく沖縄全域で愛されるひがし食堂は宜野湾と那覇・新都心にも姉妹店があり、また沖縄明治乳業では2017年から夏季限定で名護ひがし食堂ぜんざいバーなるものも販売しています。地域の食堂のぜんざいが一般製品化されるなんてスゴい話ですよ。観光客・地元民ともに大好きなひがし食堂、次回はそばがある時間帯に訪れたいなぁと思いました。
終わり。
住所:〒905-0016 沖縄県名護市大東2丁目7-1
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