沖縄市・コザ方面へ行くと、必ず立ち寄ってしまうお店があります。コザの飲食店街にある酒屋「とおやま酒店」です。2階にはコザ麦酒工房があります。
とおやま酒店の店内に入ります。とおやま酒店のサイトには、営業時間が14~24時までと書かれていますが、25時近くになっても営業中でした。この日は金曜日だったので、近場の飲食店へ酒類をお届けする業務を延長していたのでしょうか。遅くまでお疲れ様です!
とおやま酒店は泡盛や焼酎、洋酒、ワイン、スパークリングワイン等を売っている、町の酒屋さんです。普通に大手ビールメーカーの普通の缶ビールもあります。が、やっぱり1番の魅力は、クラフトビールの品揃え。那覇の酒屋にはこんなにクラフトビールを並べているお店はありません!
見てください、この冷蔵庫。アメリカのストーンやラグニタス、パラストポイント、スピークイージーにシエラネバダ。それと、オランダのデ・モーレンも。
こっちの棚にはピッツァポート、ミッケラー、ヴィクトリーブルーイング、それからイギリスのフラーズやアドナムス、そして長野のヤッホーブルーイングはよなよなエール、インドの青鬼、水曜日のネコ、東京ブラック、サンサンオーガニックビール、前略シリーズで爆発ヒット中のセッション柚子エールと、一通り並んでいます。
ここは日本のクラフトビールが中心に並んでいますね。左側には静岡のベアードビールと大阪の箕面ビール。右側には長野の志賀高原ビール、三重の伊勢角屋麦酒があります。それからスコットランドのブリュードッグも色々と。仕入れ具合によってビールのラインアップは変更すると思いますが、今回書いたブルワリーはいつも目にする気がします。
那覇ではクラフトビールを取り扱う酒屋が少ない中、コザにある町の酒屋が、どうしてこんなにクラフトビールを取り扱ってるのか。2013年の沖縄ライブ遠征で偶然立ち寄った時からず~っと気になっていました。
最初は、とおやま酒店から500mほどの場所に嘉手納基地があるから、クラフトビール好きの米軍のためなんだろうと思ってたけど、本当の理由はとおやま酒店の大浜さんが、クラフトビール好きだからなんですよね。ビールが大好きだから、ヒーコーさんはコザ麦酒工房をオープンさせたのです。ビール愛が伝わってくるので、コザに行くたびに足が向いちゃうんだなぁ。
そんな感じで、着々とビールを飲む準備を進めます...
この日買ってきたビールを早速プシッ! わたしの大好きな、ピッツァポートのスワミーズIPA。1本700円台後半だったと思います。沖縄への送料など考慮すると妥当かな。
ということで、沖縄市・コザにある町の酒屋「とおやま酒店」でクラフトビールを調達してきました。東京近郊ではクラフトビールを揃えた酒屋は当たり前だと思います。が、沖縄の、しかも観光客も来ないようなコザ周辺で、この品揃えとは素晴らしい!拍手!おかげでわたしも時々仕入れに行っては夜な夜なおいしいビールを飲める生活を続けられています。ありがとう、とおやま酒店。これからも宜しく、とおやま酒店。沖縄県内のクラフトビールファンはライカムのついでに、ビールを仕入れに行くといいと思います!
終わり。
住所:〒904-0004 沖縄県沖縄市中央1丁目24-13
(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩