ちょうど今治市を通りかかった頃、時間的にランチタイムだったので「ぎょうざの店 白雅」で腹ごしらえをすることに。今治市内に入ってから今治城を眺めることなく目的地に直行しました。餃子を食べるためにこの街に立ち寄ったといってもいいくらい。わたしの中で今治市と言ったら、今治造船とぎょうざの店 白雅です。
今治港線から1本入ったお店は細長く、カウンター席と小上がりがありました。
奥にもお座敷席が続きます。思った以上の客席数です。
客席に入ると、角瓶のボトルに入れられたお水が出されました。いい味出してるなぁ。
ぎょうざの店 白雅のメニューはこちら。食べ物は焼ぎょうざ・水ぎょうざ・中華そば・酢くらげの4種のみです。お酒類の方が種類が多く、餃子をアテにお酒をいただくお店と理解しました。
まずは酢くらげ(440円)がやってきました。さっぱりの酸味とコリコリ食感がおいしいです。
お次は焼ぎょうざ。1人前8個で440円で、我々は2人前を注文しました。こんがりの焼き色から、餃子の皮をぺたっと鍋に張り付かせて焼く仕様なのでしょう。包んでから日を置かず、冷凍もしないからこんな焼き目になるんだろうな。
見た目的には二口サイズ。細長く、何故か東京ばな奈を思わせます。皮がしっかりだから?焼き目が見事に均一だから?それとも形?そんなことを考えつつ口に運びました。
焼き目はサクッ、餡は細かく刻まれた野菜と肉。ああ、メニューにライスがあったなら。シンプルに、ごはんと一緒に書き込みたくなる餃子です。皮がしっかりだから炭水化物不要論も理解できるけど、ランチタイムなのでごはんが欲しい。もしくはひとりで2人前食べたい。
こちらは卓上調味料。
辣油を使ってみることに。
一味などがたっぷり含まれた辣油。辛さはそこまで強くないけれど、いいアクセントになって更にごはんが恋しいです。
お次は水ぎょうざ(440円)を1人前。
水ぎょうざは、見た目からもっちりの皮がよし。焼ぎょうざも水ぎょうざも皮・餡ともに手作りだそう。
餡は、あれ?ちょっと焼ぎょうざとは違う気がしました。水ぎょうざの方が生姜の風味を感じたのですが、それは調理法が異なるからか、餡の具材が違うからか。水ぎょうざ、おいしいです。
お子サマー用に中華そば(440円)を注文しました。昔懐かしい鶏ガラ系、すっきりとほのかに甘いような中華そばです。トッピングはモヤシとネギとチャーシュー1枚。このチャーシューの硬さも懐かしい感じがしていいなぁって。
麺は白っぽいストレート麺でした。440円でこの1杯はとても嬉しいです。
ということで、今治市の「ぎょうざの店 白雅」でランチを食べてきました。現在お店を切り盛りされているのは二代目だそうで、先代のご両親は中国・天津から引き上げてきた後、昭和33年にこちらを創業されたんだとか。その味を60年以上この地で受け継いでいることに浪漫を感じます。ランチはもちろん、厚い皮の餃子をビールで流す。夜営業も楽しんでみたいお店でした。
終わり。
お店の情報
店名 | ぎょうざの店 白雅 |
住所 | 〒794-0024 愛媛県今治市共栄町2丁目3-9 |
営業時間 | 11時半〜13時半/16時〜21時 |
定休日 | 月曜 |
駐車場 | なし。近隣にパーキングメーターあり。 |