宜野湾にあるビアバー「BEEAR(ビーアー)」に行ってきました。その存在は知ってはいたけれど、お店のオープンとノンアル期がモロ被りだったので、オープンから1年半後にやっと訪れられました。場所は普天間でいご通り(ぎのわんヒルズ通り)沿いです。この辺り、気になるお店が多いんですよね。今回のビーアーもぱっと見ではビアバーとは思えないかもしれません。ビールののぼり旗やネオンが飾られていないし、シックなカラーの外観にお店のアイコンが描かれただけのシンプルな感じ。
入り口には「CRAFT BEER, IMPORT BEER and COFFEE」というテキストとビールっ腹のクマさん。このクマさんが可愛いのなんの!
店内に入ると、日本のビアバーらしからぬまったりな雰囲気です。落ち着いた空間で海外にありそうだなぁ。客席はテーブル席がメイン。ビアバーというよりもカフェバーな要素が強いかな。
こちらがこの日のビーアーのドリンクメニューです。取り扱っている樽生ビールは3種類。この日はオリオンドラフト、バスペールエール、そしてヤッホーのインドの青鬼がありました。沖縄でドラフトのヤッホーなんて珍しい!
ビーアーはキャッシュオンのお店なので、注文はカウンターで行い、その場でお会計を済ませます。
それでは1杯目、沖縄では珍しい樽生のインドの青鬼(ラージ、880円)をいただきました。かなり飲みやすいIPAです。ビールはサイズが2種類あるのですが、まわりに流されて大きなサイズを注文してしまい... 久々の外飲みで後半かなりいい気分でした。
この日は2軒目で、そんなにお腹が減っていませんでした。が、少しつまもうとフードメニューをチェック。簡単なおつまみが多いですが、多くのメニューにハーフサイズがあって、ありがたいなぁと思いました。ひとり飲みだと1品フルサイズでお腹いっぱいになってしまうんですよね。ハーフサイズを2品頼めるとお酒も捗るだろうし、いい戦略だなぁ。
ということで、ポテトフライ(ハーフ、300円)とケイジャンポテトフライ(ハーフ、350円)です。ケイジャンポテトフライ、味が濃くてビールもグビグビ。
こちらは本場リーペリンウスターソースで食べるメンチカツ(550円)。リーペリンウスターソースって初めて食べたけど、世界初のソース屋さんのソースなんだそうです。サラサラのウスターソースに肉厚のメンチ、これオススメです。
ビーアーには樽生の他にもボトルビールを販売しています。冷蔵庫を眺めると、アメリカやベルギー、日本のクラフトビールが並んでいました。この中でわたしが目をつけたのは...
はい、アサヒスタウトです。これ、大好きなんです!沖縄で飲めるとは全く思っていなかったので、めちゃくちゃ嬉しかった!このビールは大変貴重な、且つ世界に誇れる日本のスタウトです。飲み口の特徴は、スタウトの甘みと焙煎の苦味、そしてほんのり酸味も感じる重いビールです。どこか醤油を思わせるような味・香りもあります。キンキンに冷やすのではなく、常温に近づけて香りを立たせながら飲んで欲しい。ウンチクが止まりません。
キャッシュオンで支払いを済ませ、席に戻ると全員が国産の黒ビールを飲んでいました。お店の照明も暗めだし、今夜はダークナイト気分!
もう少し飲むのにおつまみを追加。コーントルティーヤチップス サルサソース(600円)です。この後ポテトフライをもう一度おかわり。酔うとジャンキーなおつまみが捗ります。
最後のシメに、アサヒスタウトをもう1杯。ウンチクをもう少し追加すると、アサヒスタウトは昭和10年に発売され、現在は年間醸造回数も少ないとアサヒビール吹田工場で聞きました。アルコール度数8%なんですが、度数を感じさせないのも気に入ってます。こんな上等なスタウトが小売価格280円前後だなんて安くて驚き!ビーアーの販売価格も600円くらいだったかな(記録漏れではっきりせず)。
沖縄ではお目見えしない好きなビールを飲めて、めちゃくちゃ嬉しかったわたしは、酔いとテンションの上がり方と子守りに追われ、ビーアーのTシャツを買い忘れてしまいました。お店オリジナルのTシャツ、めっちゃ可愛いでしょ。欲しいわー。隣のアカガーラ帽もかわいいわー。
ということで、宜野湾のビアバー「BEEAR(ビーアー)」へ行ってきました。まさかインドの青鬼やアサヒスタウトに出くわすとは、予想もしておらず、印象に残る滞在となりました。沖縄県内でアサヒスタウトが飲めるのは、かなり珍しいと思います。ただ、ビールのラインナップは日によって異なるかもしれません。
ビーアーの主なお気に入りポイントは3つ。①ビールの品揃えが好み、②店内禁煙、③お店の雰囲気がいい、です。東京都内のビアバーだと禁煙が当たり前ですが、沖縄では分煙もしていないお店が多いです。地方は仕方ないなぁと諦めているのですが、ビーアーのように禁煙を掲げているお店はストレスなく過ごせると再認識。子連れでも訪れやすいですし、近くにあればフラッと訪れたい雰囲気です。
最後に。我々が飲みに行った時とは営業時間・曜日が変更になったようです。詳しくはお店のSNSアカウントでご確認を。
終わり。
住所:〒901-2201 沖縄県宜野湾市新城1丁目36-2
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