うるま市「ジスタスキッズランド」沖縄最大規模の室内遊び場はインターナショナルでした。

2018年5月1日 ユッキー@毎日ビール

うるま市「ジスタスキッズランド」の入り口。

「体力の有り余ったこどもをお持ちの親御さんって、どうしているんだろう?」、そう思い始めたのは、我が子が自ら動き始めた頃。自宅よりもっと広い場所に放ち、動き回らせてしっかり体力を奪って寝かせたい!でも、まだハイハイがメインだから公園はちょっと... それに、天候や紫外線に左右されずに遊びに行ける場所が欲しい。そんな時に見つけたのが、屋内でこどもたちがはしゃげる遊び場。沖縄県内には室内遊び場がいくつかありますが、県内最大規模の「ジスタスキッズランド」が気になって、うるま市まで車を走らせました。今回はそんなレビューです。

県内最大規模の室内遊び場「ジスタスキッズランド」に行ってきた。

「ジスタスキッズランド」の場所。

今回訪れた「ジスタスキッズランド」は、沖縄本島中部のうるま市のとってもローカルな商業施設・うるまシティプラザ2階にあります。近くにはサンエー具志川メインシティがあるので、そちらを目印にすると良さそうです。イオンモール沖縄ライカムや沖縄こどもの国より北側にあり、那覇から車で30kmほどの距離。わざわざ南部から訪れる人は少ないでしょうけれども、育休・産休中の時間的余裕があるうちに訪れたく、高速を飛ばしてやってきました。

料金と利用規約について。

利用料金は券売機で支払いを済ませます。曜日や天候によって、券売機のところで混雑することも。

うるま市「ジスタスキッズランド」の入場券は券売機で購入する。

さて、ここでジスタスキッズランドの料金を書いておきます。この施設では年齢別で3パターンのこども料金があります。また年齢や曜日によって利用時間が異なるのも特徴です。利用延長も可能なようですが、この記事では触れずに進めます。また団体割引やジスタス会員割引があるようですが、レアケースだと思うので省略します。詳細は施設でご確認を。

  平日(月〜金)
週末(土日祝)
1時間 2時間 3時間 2時間
はいはいキッズ(0歳~1歳6ヶ月)
300円
300円
るんるんキッズ(1歳7ヶ月〜12歳) 550円 650円 750円 950円
わくわくジュニア(13歳〜19歳) 400円
400円
保護者 300円
300円

ターゲット年齢は、1歳7ヶ月〜12歳までのるんるんキッズ層なんですね。そこそこいい値段なので、クーポンとかあればいいなぁと思ったのですが、ググッた感じだとヒットせず。もしクーポン情報をお持ちの方は、情報提供をおねがいします。尚、こちらの情報は2018年4月時点のものですので、料金の変更があるかもしれません。施設で金額をご確認ください。新しい情報を得たならば、この記載内容も更新します。

この施設を利用するには利用規約へのサインが必要です。ここにサインすると、帰りに会員カード的なものがもらえて、次回から書類サインはなくなります。

うるま市「ジスタスキッズランド」の利用規約

利用規約には、以下のようなことが書かれていました(意訳です)。詳細は写真や施設でしっかりと確認してください。

  • 託児サービスではないので、遊んでいる時もしっかり保護者が見守ること。
  • 貴重品や荷物の管理はご自身で。
  • 利用者間でトラブルが発生しても、当事者同士で解決すること。
  • 怪我の原因にもなりうるアクセサリー類は外してから遊ばせること。
  • 風邪やインフルエンザなどの場合、利用しない。
  • 1歳半〜20歳未満は裸足NG。靴下を着用すること(なければ購入だそうです)
  • 施設内は禁煙。

館内マップ。

ジスタスキッズランドはかなり広い室内遊び場です。施設内は大きく分けて①キッズプレイパーク、②その他の遊び場、③休憩スペース、に分けられます。今回はそれぞれで遊んだ様子を紹介します。

うるま市「ジスタスキッズランド」の施設マップ。

「ジスタスキッズランド」の遊び場の様子。

入場したら、まっさきに行うのは、不要な荷物をロッカーへ入れること。わたしのリュックはA4サイズが入るバックパックタイプですが、それが入る大きさの無料ロッカーがあるので、貴重品や荷物はここに預けました。靴箱も同じように鍵付きで用意されています。遊んでいる最中にロッカーキーを落として紛失しないよう、気をつけましょう。

うるま市「ジスタスキッズランド」にはロッカーや下駄箱が完備されている。

荷物を預けたら、思いっきり遊び倒すのみ!

みんな大好き「キッズプレイパーク」!

まずは、巨大な「キッズプレイパーク」へ。一般的な室内遊び場はこの手の大型キッズジムはせいぜい1セットしかありませんが、ジスタスキッズランドはなんと3セットもあるんです!これだけでめちゃくちゃ遊べる!

うるま市「ジスタスキッズランド」のキッズプレイパーク。

3つあるうちの1つは小さいこども向けで、それ以外は身長90cm以上の制限があります。ただ、保護者と一緒なら身長制限はナシになるので、一緒に動いて入れば実質どこでも入って遊べます。

キッズプレイパークの一部は身長制限があるが、誰も守っていない...

大型キッズジムの内部は2階建構造になっています。完全遊びモードのこどもたちは1階2階ともに走り回り、普段と違う筋肉を使うはず大人は追いかけるうちにヒーヒー言うはずです。

キッズプレイパークには様々な遊具がそろっている。

シーソーっぽい安全そうな遊具もありますが、これには興味を示さないお子サマー。

こどもが喜びそうな遊び道具が揃っている。

移動手段はハイハイしかない1歳前後の当時でも、どんどん2階へ向かって行ってしまいます。その背中を焦って追いかける保護者のわたし。

2階建のキッズプレイパークへ登って行くお子サマー。

怖いもの知らずか!

うるま市「ジスタスキッズランド」のネット遊具。

2階から滑り台を経由してボールプールへ移動。

キッズプレイパークのボールプール(その2)

ザル的なブランコでゆらゆら楽しみます。これ以外にもパイプ的なクネクネの滑り台もあるし、そもそも3セットも大型キッズジムがあって、設置している遊具も少しずつ異なるため、他の大きめのこども達も飽きずに遊び続けているように思いました。

ザル的なブランコもあった。

発想力を高める「レゴコーナー」と落書きスペース。

我が子が気に入っていた場所の1つが、こちらの「レゴコーナー」。レゴブロックは大きいサイズのレゴ・デュプロ。なので誤飲の心配もなく遊ばせられます。いろんなパーツが豊富にあります。米軍関係者のお子さんと思しき男の子が、結構なマシンガンを作っているのを見て、国籍の差を感じました。ジスタスキッズランドがある沖縄本島中部は米運基地も多くあり、来場者の8〜9割がアメリカ人という日もありました。言葉は通じずとも垣根なく遊べちゃうんだよね、こどもって。

うるま市「ジスタスキッズランド」のレゴコーナー。

レゴコーナーに隣接して、フロアマットが敷かれた遊び場があります。壁側には落書きOKのボードが設置されているので、絵を描くこともできます。

うるま市「ジスタスキッズランド」の落書きコーナー。

ロッククライミングにもチャレンジ!

施設の端っこには、ロッククライミングのできるジムがありました。我が家の1歳児もホールドに捕まってみたり、足を載せようとしますが、流石に登ることはできません。対象年齢は3歳くらいかな。

うるま市「ジスタスキッズランド」のロッククライミング。

いっぱい遊んだら、休憩所でひとやすみ。

ある程度遊んだら、休憩を挟みましょう。じゃないと大人がついていけません... ジスタスキッズランドの休憩スペースはフードコートのように広く設けられているので、満席で座れないことはなさそうです。休憩スペースはカフェや別室などがあるので、それぞれ書いていきます。

うるま市「ジスタスキッズランド」の休憩スペース

軽食を販売している「ジスタスカフェ」。

こちらは、フードコート的な休憩スペースに隣接している「ジスタスカフェ」です。ここではお菓子類や軽食、ドリンクが販売されています。

うるま市「ジスタスキッズランド」のジスタスカフェ。

お会計は券売機で行います。券売機の隣には写真付きのメニューが張り出されているので、視覚的にわかりやすいです。

ジスタスカフェは軽食が販売されている。

わたしとお子サマーの小腹を満たすために、1歳児でも食べられそうなものを注文してみました。

休憩しがてらジスタスカフェで軽食を食べることにした。

今回食べたのは、100円そばとポテトフライ(150円)です。100円そばは、ベビーが食べてちょうどいい程度の沖縄そばです。これで100円ならありがたい。ポテトフライも150円でこれだけ出て来るなんて。こどものおやつにちょうどいい量・価格です。

ジスタスカフェの100円そばとポテトフライ(150円)

他にもカレーやタコライスなどお腹にしっかり溜まる系の軽食もあるし、マシーンで1杯ずつ淹れるコーヒーもあります。遊び疲れて眠くなっても、ここでカフェイン補給して那覇まで戻ってました。ちなみに、ジスタスキッズランドでは食事や飲み物は持ち込みが可能です。なので事前に用意してランチを食べたり、おやつにしたり、そんなこともOKです。

うるま市「ジスタスキッズランド」の休憩所。

大人とベビーだけが利用できる「リラックスルーム」。

こちらの「リラックスルーム」は、保護者と18ヶ月までのベビーが利用対象。それ以上の月齢・年齢では入場できません。文字通りリラックスするための空間で、わたしが訪れた時はだいたい静かだなぁ。

うるま市「ジスタスキッズランド」のリラックスルームは保護者および18ヶ月までのはいはいキッズしか入場できない。

リラックスルームの奥には、ベビー向けのおもちゃが置いています。こどもはここで遊ばせて、大人はマッサージチェアーで癒されましょう。マッサージチェアーは10分100円だったかな。

はいはいキッズ(18ヶ月)向けのおもちゃが置いてあった。

「パーティールーム」は大人数で貸切ろう!

こちらは「パーティールーム」です。週末に遊びに来た時に、このパーティールームが大勢のアメリカ人に貸切にされていました。ここを使ってホームパーティーしているんです!食べ物・飲み物の持ち込みが可能なので、パーティーサイズのチキンやオードブル、フルーツ、ケーキなどを持ち込み、おそらくバースデーパーティーをしていました。大人もこどももめっちゃ楽しそうで、室内遊び場にあるパーティールームの正しい利用方法を教わった気がします。

うるま市「ジスタスキッズランド」のパーティールーム。

ベビールーム(授乳室・おむつ交換台)もあります!

さて、今回わたしは1歳になりたてのこどもと遊びに行きました。まだおむつは外れていないし、離乳食とミルクを併用している時期だったので、遊びに行く施設のベビールームがどんなだったのかも合わせて書き残しておきます。ジスタスキッズランドのベビールームには、鍵付きの授乳室が2つ、オムツ交換を行えるベビーベッドが2台ありました。調乳用の洗い場も設置されているし、ベビールーム自体が広いので過ごしやすいです。

うるま市「ジスタスキッズランド」のベビールーム。

調乳用のお湯はベビールームではなく、ジスタスカフェのスタッフにお願いすれば必要な分だけもらうことができました。冷水専用のウォーターサーバーもあったので、粉ミルクを溶かして冷水で割って、簡単・スムーズに調乳完了です。

粉ミルクにも使えるお湯が用意されている。

贈答用チケットは贈り物にもよさそう。

ジスタスキッズランドには贈答用チケットが販売されていました。これ、いいなぁ!チケット1枚で保護者1名+こども1名がそれぞれ無料になります。でも料金表と見比べると、割引があるわけではなさそうだし、なんなら平日に訪れたらチケット使わない方が安く使えるんじゃないか?とも思ってしまったけれど、室内の遊び場を使ったことがない親子向けへのプレゼントにいいなぁと思いました。

うるま市「ジスタスキッズランド」には贈答用チケットがあった。

まとめ

ということで、うるま市にある「ジスタスキッズランド」についてまとめてみました。この記事の取材を兼ねて3度遊びに連れて行ったのですが、1・2度目はガラガラで、3度目はめっちゃ混雑していました。曜日や時間、天候によってはこどもの遊び場を求めて、多くのお客さんがやってくるそうです。天気の良い平日であれば全く混雑していません。逆に、週末で天気の悪い日はめちゃくちゃ混むそうで、「外の天気がわからなくても、お客さんの多さで天候が悪くなったことがわかる」とスタッフの方が教えてくださいました。

先にも書きましたが、客層の5〜8割は米軍関係者です。3度来て3度ともそんな比率で、アメリカ人はこういう遊び場にこどもを連れて来るのに慣れているんだなぁと関心しました。お父さんお母さんで訪れて、お父さんはこどもと遊び、お母さんは休憩スペースでPCを叩く、とか、夫婦揃ってPCを眺めているとか、そんな感じです。上の子を思いっきり遊ばせつつ、休憩スペースで生後間もない子をあやしている親子も見かけました。我が子は年齢が近そうな子に近づいて行き、その子のお母さんに「peek a boo!」と遊んでもらったり。妙にインターナショナルな経験もできるのが、このジスタスキッズランドの特徴の1つです。
終わり。

住所:〒904-2244 沖縄県うるま市字江洲507 うるまシティプラザ2F

(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩

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ユッキー@毎日ビール

沖縄在住11年目のグルメブロガー。
沖縄で食べ飲み歩いた店は1000軒超。
ビールと旅が好きで、国内・海外グルメやビアバー情報も綴ってます。
最近の楽しみは、ライブ遠征と母子旅。

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