「ガンガラーの谷」鍾乳洞や巨大ガジュマルをめぐる神秘のツアーに参加してきた。

2016年4月25日

ガンガラーの谷,ツアー,南城市,口コミ,旅行記

わたしも大好きな沖縄の観光スポット「ガンガラーの谷」へ行ってきました。初めて見に行った時は2013年、あの時はまだガンガラーの谷がそんなに有名ではなかったのですが、2016年、2017年と見に行くたびにツアー予約がしにくくなっています。沖縄南部の観光スポットとして、そしてパワースポットとしても人気のこのツアー。何度も足を運んだ分、見ごたえのある記事にまとめていこうと思います。

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亜熱帯の森「ガンガラーの谷」へ行ってきた!

ガンガラーの谷について。

ガンガラーの谷は、おきなわワールド・玉泉洞の近く、道路を隔てて隣接した場所にあります。どちらも同じ株式会社南都の観光スポットです。この南都というのは、沖縄本島全域で観光施設やテーマパークを運営している企業です。先日楽しんできた大石林山や、OKINAWA SANGO BEER(元ニヘデビール)、石垣島鍾乳洞も同じ南都の施設なんですよね。

アクセスは車移動がオススメ。

ガンガラーの谷へ向かうには車移動が便利です。ガンガラーの谷には無料駐車場があるので、レンタカーでも安心して遊びに行けます。車移動以外には路線バスでも行けなく那覇いのですが、那覇市内からこのあたりへ向かうバスの本数は多くないため、結構不便なんですよねぇ。この写真では車が停められていませんが、このあたりの広場も全て駐車場として使っていたので、結構な台数が駐車できるんじゃないかな。

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ツアー参加には予約が必要。

ガンガラーの谷ツアーに参加するには、前日までの予約が必要です。当日行ってすぐ参加できるのではないのでご注意ください。
予約はWEBサイトと電話のどちらかで行います。ツアーの時間帯は基本的1日4本(10時、12時、14時、16時)ですが、予約状況によっては合間に増発便が設定されることも。わたしの経験上、WEB上で予約受付していない時間帯でも、電話問い合わせすると増発便を設けてくれることがありました。絶対できるとは言い切れませんが、物は試しで電話確認してみるのもアリだと思います。

見所いっぱい!「ガンガラーの谷」ツアーの内容。

それでは、ここからは「ガンガラーの谷」ツアー内容についての紹介です。ツアーの始まりから終わりまで、すべてまとめてみました。

受付・支払いは、ツアー開始10分前までに済ませよう。

まずはツアー受付を済ませます。
駐車場から先に進むと、何やら森が出てきました。沖縄はマリンスポーツだけじゃなく、こういう森から始まる観光スポットだってあるんです!

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森を進んでいくと異空間!なんですか、この鍾乳洞の空間は!
よーく見てみると、鍾乳洞の中にパラソルとテーブルが見えます。ここは「ケイブカフェ」という鍾乳洞をカフェにしている誰でも入れるスペース。なので、ガンガラーの谷ツアーに参加しなくても利用できます。

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この鍾乳洞の入り口には、ガンガラーの谷ツアーの受付があります。この受付でツアー料金(大人2200円/人)を支払います。高校生・専門学校生・大学生は1700円/人です。ちなみに、保護者同伴の中学生以下は無料でツアー参加できます。めちゃくちゃ太っ腹!

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ここで受付と支払いを済ませた後は、ケイブカフェの中でツアー開始まで暫し待ちます。
ちなみに、電話予約の際「10分前までに来てください」と言われたので、10分前集合が良いかと思います。間に合わない場合は当日キャンセル扱いになり、支払いが発生するようなのでご注意を。

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集合場所のケイブカフェは日陰で少しひんやりとしています。鍾乳洞は屋内のように天候の影響を受けにくいのに、何故パラソルがさしてあるのでしょう?

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それは、鍾乳洞の水滴が上からポタポタ滴り落ちてくるから。この水滴を避けるためにパラソルなんですね。鍾乳洞は今でも成長しているんですねぇ。

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パラソル下のテーブルには、水滴を拭くための布巾も用意されています。テーブルや椅子が濡れていたらこれで拭きましょう。

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ツアー開始!まずはガイドさんのお話から。

ツアー時間になると参加者の点呼があり、洞窟の奥にあるステージ上に誘導されます。

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ここでガイドさんによるガンガラーの谷ツアーの簡単な紹介を受けます。ガンガラーの谷はおよそ東京ドームと同じくらいの広さで、ツアーは1kmほどの道のりを80分かけて見て回るとか、周辺で発掘された古代人・港川人のお話などを聞きました。ガイドさんによって若干の違いはありますが、基本的にプロローグは同じです。

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出がけにさんぴん茶を1本もらうことができます。夏場の沖縄は水分補給必須なので、こういうサービスはありがたい!さんぴん茶が苦手な方は洞窟外にある自販機でドリンクを買って持ち込みましょう。さあ、ツアーの開始です!

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洞窟を抜け、亜熱帯植物の森を歩く。

ケイブカフェの洞窟からツアーは開始します。ここから先はツアー参加のタイミングやガイドさんごとに、聞ける説明が異なってくるでしょう。わたしが参加したこの時は、洞窟を出る時にも鐘乳石の説明や発掘調査現場のお話を聞くことができました。

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この洞窟はサキタリ洞遺跡と呼ばれ、人が住んでいた形跡があって現在もまだまだ発掘調査中です。これまで2万年前の人々が食べたであろうカニの爪が大量に見つかったり、身につける装飾品が出ているんだとか。興味深い!

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洞窟から出て、しばらく亜熱帯植物の森を歩きます。

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鬱蒼と生い茂る南国の植物。直射日光があたる場所も多く、植物はすくすく・のびのび育っています。

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ガイドさんのお話を聞きながら、亜熱帯植物や人工的に植えられた植物を見学します。このあたりはクワズイモ。大きな葉っぱがトトロの傘に似ていますが、毒性の植物でかぶれ・痺れ・腫れなどがあるそうです。

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こちらはジャイアントバンブー。1年で30mも育つ世界最大レベルの竹なんだって。

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歩いてる最中に目についたもの・気になったことがあればガイドさんに質問してみましょう。わかる範囲でいろいろと教えてくれるハズです。

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歩くガジュマルの秘密。

ところどころに根を下ろしているガジュマル。ウォーキングツリーとも呼ばれるガジュマルですが、この木が歩く話やガジュマルに住む妖精キジムナーの話もガイドさんから聞けます。こんな話、普通の沖縄旅行では聞けないから、ガンガラーの谷ツアーは楽しいんだよなぁ。

ウォーキングツリーとも呼ばれるガジュマル

ガンガラーの谷周辺は、大きな洞窟だった!?

歩いていると、サラサラと水の音が聞こえてきました。目を向けると、綺麗な川が流れています。
その昔、何千年も何万年前のことですが、この周辺には洞窟があったそうです。鍾乳洞って滴る水滴を集めて流れる川がセットなんだって。現代のこの森のあたりはの洞窟が崩落し、木々が生い茂っているけれど、大昔は鍾乳洞があったと考えられているそうです。

その昔、この川は鍾乳洞から滴る水滴を集めた川だったに違いない

向こうの崖にネズミの歯のような鐘乳石が残っています。これはこの辺りが鍾乳洞だったという証拠なんだそうです。雨風にさらされると鍾乳石が風化してしまうため、むき出しの状態で残っているのは非常に珍しいみたい。「割と最近洞窟が崩落したのでは?」とガイドさん。最近と言っても昨日今日の話ではなく、何千年前レベルでのお話です。

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ガンガラーの谷には横穴が多数あって、それぞれ太古の人々が住んでいた形跡が確認できているそうです。近くに川があって、雨風も凌げる横穴がある。なるほど、ガンガラーの谷周辺は生活に適した場所だったのでしょう。

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ユタや神人が祈りに来るパワースポット「イナグ洞」。

しばらくすると、イナグ洞と呼ばれる洞穴がありました。このイナグというのは、沖縄の方言で女性を表しています。ここはいつの時代からか神人(かみんちゅ)やユタたちがお祈りをする場所になっているそうです。ガイドさん曰く「この『母神』という看板は、シャーマンが立てて行った」とのこと。見る人が見ればものすごいパワースポットなのでしょう。

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このイナグ洞にお祈りすると、良縁に恵まれるたり安産になると言われているそうです。ガンガラーの谷ツアーの初回・2回目では、このイナグ洞でお願いをしました。3回目の時は子連れで伺ったこともあり、妊娠・出産のお礼をしました。

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このイナグ洞、何故女性なのか?その答えは、ガイドさんが持っている写真を見れば一目瞭然ですね。洞窟の奥には女性らしい形の鐘乳石があるんだそうです。自然の神秘!良縁や安産を願う御願所(うがんじゅ)として拝まれるそうです。

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子宝に恵まれるという「イキガ洞」。

イナグ洞のすぐ先に、イキガ洞という大きな鍾乳洞が見えてきました。地層の厚みと、川へ向け垂れるガジュマルの根。初めて来た時はとても印象的な場所でした。

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イキガ洞の中は真っ暗。ザーッという川の音だけが響いています。

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グループごとにガスランプを手渡されます。電池ではなく、本物のガスで点灯しています。こういうちょっとしたアイテムひとつで冒険感が高まり、更にワクワク楽しなっちゃう。

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鍾乳洞ってタダでさえ滑るし、暗いので足元に気を付けましょう。

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ガスランプの灯りを頼りに奥へと進むと...

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超でっかい鍾乳石が天井からぶら下がっていました。これがイキガ洞のシンボル。イキガ洞というのは、沖縄の方言で男性という意味だそうです。なるほど、これはビッグだぜ〜!

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ガイドさん曰く「イキガ洞のシンボルに触れると、子宝に恵まれると言われています。」とのこと。「女性の皆さん、どうぞー!」と呼びかけられ、年齢問わず鍾乳石を触ります。子宝にあやかりたいわたしも駆け寄りました。鍾乳石はしっとり・ひんやりな感じ。

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このイキガ洞、とても神秘的でした。真っ暗でゴーッと流れる水の音が聞こえるだけの空間です。自然ってほんとに凄いなぁ。

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巨石を受け止める小さな岩。

こちらは、巨大岩が崖の上から転がってきたのを、小さな岩が受け止めてできた道なんだそうです。通路左側の岩が支えているのがおわかりでしょうか。

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偶然できたスペースを通路にしているわけで、ここを通過中に小さな岩が崩れたら通行人はどうなってしまうのか...! 考え始めると怖くなってしまうから、わたしは足早に通り過ぎる場所です。毎回生きて帰れてよかったと胸を撫で下ろします。

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太古の森に現れた、人工的なトンネル。

森を進むと、急に人工物が現れました。太古の世界にトンネルがある異空間です。

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このトンネルもガイドさんのトークが光る場所。なので、詳細は当日のお楽しみということで割愛です。ガイドさんによって表現方法が若干異なるので、毎回飽きずに楽しめます。

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この先に待っているのは、ガンガラーの谷で一番人気のスポットですよ〜。

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一番人気の撮影スポット「大主(ウフシュ)ガジュマル」!

ガンガラーの谷で一番人気のスポット、それがこちらの大主(ウフシュ)ガジュマル!この巨大なガジュマルに一同大興奮。暫し撮影タイムです。

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地上周辺は道路が走っているので、このウフシュガジュマル周辺にいると時々車の走行音が聞こえたりします。地上に生えたウフシュガジュマルが、崩落した地底へと根を下ろす風景は、なんと神々しいことよ。

大主(ウフジュ)ガジュマル

ガイドさん曰く「沖縄で一番大きなガジュマルです」とのことで、このツアーの撮影スポットになっています。スマホで撮影する時は、パノラマ機能を使うとこの迫力がわかりやすくなりますよ。

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ウフシュガジュマルを通過して振り返ると、ここにも鍾乳洞だった形跡が残っていました。この状態でよく崩落しないものだなぁ。すごい。

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コース内には、一般の方の墓跡も。

この写真、何かわかるでしょうか。明らかに人工的に石が積まれ、壁と入り口が作られています。どうやら、200~300年前にこの周辺に住んでいた人が作ったお墓の跡だそうです。今は別の場所へお墓を移動したそうですが、ご家族の皆さんは時期になると毎年お参りに来ていたんだとか。

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お墓を通り過ぎてまた振り返ってみると、これまた異空間... もののけ姫に出て来そうな、特撮のジオラマとして作られたような、そんな景色が広がっています。鬱蒼とした亜熱帯の森と、崩落した洞窟の組み合わせ、たまりません。

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手作りのツリーテラスから周辺を眺める。

ガンガラーの谷ツアーもそろそろ終盤。森の周辺を見渡すことができるツリーテラスへ向かいます。手作りのツリーテラスらしく、階段の高さや幅が一定ではありません。風景を楽しみつつ、足元に気をつけて登りましょう。

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ツリーテラスの上からは、周辺の景色を眺められます。久しぶりに開けた風景を眺めつつ、心地よく吹き抜ける風を感じます。ここで飲むさんぴん茶もなかなかウマいんです。

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この上から、港川人が見つかった港川フィッシャー遺跡がどのあたりか、ガイドさんに教えてもらいました。天気がいいと海も見えそうだなぁ。

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ちなみに、港川フィッシャー遺跡で見つかった港川人は、こんな狭い隙間に落ちている姿が発見されたそうです。それも4体も。ガイドさん曰く「誤って落ちたのか、埋葬されたものだと考えられている」とのことでした。彼らが当時どのような生活を送っていたのかは、これから判明していくことでしょう。

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ツアーのシメは、武芸洞で。

ガンガラーの谷ツアーは、こちらの洞窟で終わりです。ここは武芸洞という、現在も発掘調査を行なっている洞窟です。

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この洞窟は平らな場所があり、広々とした空間が洞窟の奥まで続いています。

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天井まで高さがあり、屈まずに立ったまま移動ができます。この洞窟には大きな入り口が2つあるので、乾燥して明るい空間になっています。武芸洞は生活しやすかったろうなぁ。

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これだけ奥行きと幅がある洞窟です。今後もどんどん化石が発掘されるんだろうなぁ。

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武芸洞では古代人の人骨が発見されています。ガイドさんの説明によると、この並んだ石は石棺。貝を加工したビーズのブレスレットを身につけた40代くらいの男性が、この石棺に埋葬されていたそうです。まだ調査段階で、埋葬が1体だけか複数あるのか、まだはっきりわかっていないんだって。とても興味深いです。

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最後にガンガラーの谷全般の振り返って、この日のツアーは終了です。お疲れさまでした!

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ツアーに参加して思ったこと・気付いたこと。

ガンガラーの谷に3回も行っていると、いろんなことに気付きます。ここには思ったことや気付きを書いてみます。

このツアーはどんな人に向いてる?

普通の観光ではなく古代の沖縄に触れてみたい方、歴史や文化が好きな人、地学や発掘調査現場が気になる人、ガイド付きツアーが好きな人、歩くのが苦ではない人に向いてると思います。それらに興味がない人には全然ハマらないかも。お向かいにある玉泉洞よりも聞いて学べるから、個人的にはガンガラーの谷の方が好きです。

歩きやすい服装・靴で参加しよう。

ガンガラーの谷ツアーでは、亜熱帯植物の森や洞窟内を歩きます。コースはしっかりと整備されていて、基本的には歩きやすいです。ところどころに階段もあるけれど、それほどハードな散策ではなく、多くの人が参加しやすいツアーだと思います。とはいえ、自然の森の中を歩き回ります。足元もスニーカーが便利。以前、島ぞうりで歩いてるお客さんがいたので、パンプスやハイヒールじゃなければ大丈夫かも。

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虫刺されや日焼けの対策をしっかりと。

このツアーでは、屋外を歩き回ります。それほど大変な散策路ではないにしろ、自然の森の中で80分ほど過ごすため、虫刺されや日焼け対策をしておきたいものです。特に、沖縄の紫外線はかなりキツいので、夏場は日焼け止めや帽子、長袖・長ズボンが必要かも。また冬の沖縄は吹き抜ける風が厳しいので、さっと羽織れるものがあると良いかもしれません。

子連れでもOK! 但し、ベビーカーは使えません。

ツアーの散策路はバリアフリーにはなってません。階段や狭い道があるので、車椅子やベビーカー乗り入れはNG。なので、小さなお子さんは抱っこ・おんぶで参加することになります。我が家は赤ちゃんをスリングに入れて歩き回りました。階段や滑りやすいところ、岩肌などに気をつければ問題ないと思います。夏場は日焼け・虫刺され・水分補給・体温調節にも気を付けてあげたいですね。

ガンガラーの谷は抱っこ・おんぶをすれば子連れでも問題なく観光できる

トイレはツアー開始前に済ませよう。

ガンガラーの谷ツアーのコース上にはトイレはありません。なのでツアー開始前に済ませるか、ツアー終了まで我慢する必要があります。給水所もないので、小さなお子さん連れの場合はトイレ・給水を考えておきたいですね。

「ガンガラーの谷」ツアー参加のまとめ!

ということで、沖縄本島は南城市にある「ガンガラーの谷」ツアーに参加して来ました。これまで3回もツアー参加してきたわたしですが、ガイドさんによって少しずつ力の入れ方や説明がことなるので、毎回それなりに楽しんでいます。何度も参加するうちに、沖縄は珊瑚が隆起してできた島なんだなぁというのを再認識しました。珊瑚やプランクトンの死骸でできた琉球石灰岩はアルカリ性なので、人骨や動物・生物の遺骸が保存状態良く見つかるそうです。発掘調査が進むと、もっといろんな発見があるんだろうなぁ。様々なものが発掘されることを楽しみにしています。
終わり。

住所:〒901-0616 沖縄県南城市玉城前川202

(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩ 

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ユッキー@毎日ビール

沖縄移住10年のブロガーによる、定番グルメからローカル店まで沖縄情報。国内外の旅グルメ・ビアバーめぐりの情報も。クラフトビール歴は16年、ブログ歴12年、カーチャン歴7年。

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