国際通り沿いの「島唄と地料理 とぅばらーま」は、15年ほど前に一度訪れたことがあります。当時はまだ沖縄に住む前で、わたしは観光客として沖縄料理居酒屋を探していた記憶です。今回は、県外在住のウチナンチュ友達とランチを食べに向かいました。日曜日に国際通り沿いでランチ営業している沖縄料理屋さん、なかなか見当たらないものですね。
わたしにとって15年ぶりの島唄と地料理 とぅばらーまです。そうそうこんな雰囲気だったなぁ。同席してくれたお子サマーの表現を借りると「おうちの中におうちがあるお店」だそうです。確かに、店内は沖縄らしい集落を感じます。那覇から離れた、どこかの村だとか、離島の街並みのような。そういった雰囲気です。
いろんな客席があり、小上がりや掘りごたつ、テーブル席などがありました。2階席もあって、グループでの利用がしやすそうです。島唄と地料理 とぅばらーまという店名ですから、夜の営業時には三線のライブも楽しめます。全席禁煙ですから、子連れで入店できるのは強みですね。
客席に入り、ランチメニューをチェックします。ランチは沖縄そばを中心とした定食がいただけます。タコライスやチャンプルーなどもあり、観光客のみなさんがイメージする「THE沖縄」な食事をいただけると思いました。
この日、わたしはランチのみやらびセット(1210円、2023年7月時点)をいただきました。沖縄そばにゴーヤーチャンプルー、ジューシーなどがつくボリュームで、立地的なものを考えると、かなりお得なセットです。ちなみに「みやらび」とはティーンエイジャーくらいの若い女性を指すウチナーグチだそう。
ランチ限定みやらびセットは、沖縄そばからいただきました。あっさりした出汁で塩気がやや強め。麺は中太ストレートで食べやすいです。一般的な単品の量と比べると、ハーフサイズくらい。いろいろつまめるセットなので、このぐらいでちょうどよし。
ゴーヤーチャンプルーもハーフサイズくらいの量。しっかりと炒められ、ゴーヤー特有の苦味はキツくありません。
炊きあがりの香りがおいしそうなジューシーもついています。具材は小さめカットで、一般的なお茶碗一杯分のサイズ感。味付けはやや濃いめかも。
小鉢にはもずく、そして沖縄料理のミミガー・ジーマーミ豆腐・クーブイリチーの3点盛りも。ひとつの定食に沖縄らしい箸休め数品が盛り付けられているので、とりあえずみやらびセットを注文すればパーフェクトですね。
さらにデザートまでついてきます。お豆たっぷりのぜんざいです。白玉だんごはもちもち食感大好きなお子サマーに食べられました。
さて、こちらはお子サマーが注文したランチのタコライス単品(880円)です。キッズメニューがなかったので、通常メニューを注文しました。これ、サイズ感が伝わらないと思いますが、25cmほどのお皿にたっぷりごはんと具材が盛り付けられ、結構なボリュームです。
タコライスのメニューに「旨辛」のマークがあったので、お店の方にソース抜きにしてケチャップを添えてもらえないかとお願いしました。おかげで6歳児がペロリと完食していました。相談を受けてくださった店員さん、助かりました。ありがとうございます!
ということで、那覇の国際通り沿いにある「島唄と地料理 とぅばらーま」で週末ランチをいただいてきました。観光客相手のTHE沖縄料理屋さんでのランチなんて、かなり久々でした。この日は台風の合間だったこともあって、お客さんの数が控えめだったように思います。国内・外問わず、沖縄の飲食店に活気が戻ることを願います。
ところで、日曜の国際通りって12時からトランジットモール(歩行者天国)になるんですよね。一般車両は通行禁止になっているので、子どもがワーッと走り出したとしても安全な場所なんですよね。体力の有り余る子どもと共に国際通りやアーケード街、のうれんプラザまで歩くなど、わたしもお子サマーも体力消費するような体験ができました。これはこれで沖縄観光を楽しめて良かったです。
終わり。
お店の情報
店名 | 島唄と地料理 とぅばらーま |
住所 | 〒900-0013 沖縄県那覇市牧志2丁目7-25 |
営業時間 | 11時〜15時/17時〜23時 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |