沖縄の地元民にも観光客にも人気のタコス屋といえば、宜野湾市にある「メキシコ」ではないでしょうか。油で揚げてもっちりの皮(シェル)に、野菜とタコミートがたっぷり乗せられたジャンクな味わいがクセになり、ひとつ、ふたつと手が伸びてしまいます。そのメキシコで長らく働かれていた方が浦添市で独立し、「タコスのお店 トルティーヤ」をオープンさせたのは、2014年のこと。
タコスのお店 トルティーヤはパイプライン通りにあります。店舗の前に車を停められるようですが、聞きなれない「直進駐車」と書いているし、白線が引かれて斜め駐車なのかもしれないし…
イマイチ駐車方法がわからずアタフタと困っていたら、店内からスタッフの方が出てきてくださり、誘導してくれました。「直進駐車」はお店に対して垂直に駐車するという意味のようです。なるほど、であれば店前に3〜4台ほど停められそうです。
15時頃に入店したので、先客は1名と店内は落ち着いていました。わたしの滞在中、テイクアウト客もやってきました。ここで購入して、どこかに移動して食べてもよいですね。
店内にはテーブル4席、カウンターも4つほど。ハワイアンな音楽が流れる、どこか昭和を感じる雰囲気です。
それでは、タコスのお店 トルティーヤのメニューを確認しましょう。フードは、シンプルにタコスとタコライスのみ。
お水やドリンクは、セルフで取りに行くそうです。フードを注文してから取りに向かいました。
冷蔵庫からペプシコーラ(150円)を取り出した頃には、タコスが出来上がっていました。めちゃくちゃ早っ!
注文からあっという間に提供されたタコスは、4ピースで550円というお手頃価格。フォルムは宜野湾メキシコのタコスとそっくりです。
タコスの皮を広げてみると、上から薄切りトマト、千切りレタス、そして挽き肉のタコミートがたっぷりと包まれていました。
そのまま食べても良さそうですが、フレッシュなサルサソースもいただけたので…
タコスの上からたっぷりかけて、頬張りましょう!
手で持ち上げると、タコスの皮がまだ温かく感じられました。注文が入ってから揚げるのかなぁ、その割には提供スピードが半端なく早かったなぁ。謎が解けないまま口に入れると、サクッ、もっちりとした皮の食感。この食感こそが沖縄タコスだ!
挽き肉のタコミートはジャンクな感じもありつつ、ちょうどいい味付け。脂っこさも、味の濃さも控えめに思いました。チェダーチーズの量も控えめで存在を忘れがちですが、ちゃんと入っていますよ〜。
サルサソースはトマト感が強く、結構スパイシーです。これ辛みがあるので、お子さんは控えた方が良いかも。このあっさりスパイシーなサルサソースのおかげで、あっという間に4ピースをペロリでした。これはビールとよく合うはず〜!
イートインだけで終わらせるのが勿体無い気がして、タコス4ピースとタコライスをお持ち帰りすることに。おっと、これは、予想以上に包みがデカい。笑
帰宅して、この日の夜ごはんはタコスとタコライスになりました。どちらも大好きなお子サマー、大歓喜です。
タコライス(650円)はこんな感じでパックに詰められていました。タコスとタコライスにそれぞれひとつずつ、サルサソースがセットされています。
ごはんはパックが締められる程度のボリューム。キンタコのように蓋が閉まらない山盛りレベルではありませんが、本来このくらいでちょうどいいはず。タコスのお店 トルティーヤのタコライス、健康的です。
お子サマーがサルサソースに手を伸ばしました。が、「これ、結構辛いからケチャップにしたほうがいいよー」とすり替えます。タコス店でケチャップをお願いしたら、もらえることが多いですよ。
ということで、浦添市大平にある「タコスのお店 トルティーヤ」でタコスを食べてきました。宜野湾市の名店で長く勤められていた方が独立・開業したとあって、姉妹店と言ってもいいほど味わいがかなり似ていました。宜野湾のお店は混雑することも多いですから、タコスのお店 トルティーヤを訪れるのも良い判断です。
注文から爆速で提供されたので、時間がない方でもパッと入店して、サッと食べ終えられそうです。いつも通りがかってはそこまで混雑しているように見えなかったのですが、もしかすると、この提供スピードが鍵なのかもしれませんね。
テイクアウトも可能ですから、ホテルや屋外で味わうこともできます。ビーチでタコス、公園でタコス。遊びに夢中すぎて空腹になり、お腹ぺこぺこで不機嫌になりがちなお子サマーも、タコスのお店 トルティーヤのタコスやタコライスが気に入ったようなので、このお店なら食べてくれるかも!と思いました。
終わり。
お店の情報
店名 | タコスのお店 トルティーヤ |
住所 | 〒901-2113 沖縄県浦添市大平1丁目7-5 |
営業時間 | 11時半〜20時 |
定休日 | 水曜 |
駐車場 | お店の前に3台分ほどあり |