札幌在住の旧友とクラフトビールを飲みに行こうと、すすきのへ向かいました。36号線沿いを歩いて、何故か吸い込まれてしまったのは「THE CRAFT(ザ クラフト)」というお店。旧友と約束したのはここじゃないのに、看板が目に入った瞬間ここだと勘違いしちゃいました。何かしら惹かれるものがあったんですよね、きっと。
THE CRAFTは、33タップもビールが繋がっているお店。33タップということは、33種類のビールが飲めるということです。北海道でこれだけの数が飲めるお店は、他にないのでは。
吸い込まれるがまま、店内へ。お店の中にはカウンター席とテーブル席がありました。奥には個室もあるみたい。あまり大きなお店ではありませんが、雰囲気がよく過ごしやすそう。
好きな席へどうぞと言われたので、カウンター席に入りました。目の前に並ぶタップを眺めているだけでテンションが上がります。
THE CRAFTのビールの価格は、どれを頼んでも基本的に固定制。グラスのサイズによって料金に違いがあります。スモールサイズ(200ml)は590円、レギュラーサイズ(300ml)は790円です。サッポロクラシックだけSサイズがなく、Rが550円とのこと。この日は昼から飲んでいたので、自分に優しく、Sサイズのビールを注文しました。
これだけビールがあると、どれにしようか悩みます。でも、ビアスタイル別にビールが並んでいるので、好きなスタイルが決まってる人にとっては選びやすいですね。スペースの関係でしょうか、ブルワリー名が書かれていないビールもあります。北海道のビールがどれなのかわからないのが、ちょいともったいないなと思いました。でも、それも店員さんに質問すれば解決ですね。
せっかく北海道にいるので、北海道のビールを飲みます。1杯目は、登別の鬼伝説ビールの青鬼ピルスナー(Sサイズ、590円)。クセがなく、ホップ感があって飲みやすかったです。お通しのポップコーンによく合います。
メニューの表紙にビアスタイルのマトリクスを見つけました。そうか、きっとTHE CRAFTは、初心者でも安心してビールを飲けるお店なんだろうな。
メニューをめくると、テイスティングセット(1100円)があるとわかりました。除外ビールも一部あるそうですが、試してみたいビールを自分で3つ選べるというのも、ポイント高いと思います。
旧友はまだ来ません。グラスが空になったので、2杯目を頼むことにしました。お次も北海道のブルワリー、滝川クラフトビール工房の空知エール(Sサイズ、590円)です。滝川クラフトビール工房は、旭川にある大雪地ビールが運営するブルワリー。2015年3月に醸造免許を取得し、「空知」というブランド名で販売をしているそうです。割と最近聞くブルワリーだなぁと思ったら、やっぱりそうだったのね。ほどよい苦味でおいしかったのですが、写真はビールではなく日ハムの有原投手... 何故。
待てど暮らせど旧友は来ず。もうフード頼んじゃおうかな、というあたりで、お店を間違えたことに気が付きました。旧友をあっちこっちに走らせてしまい申し訳ない!THE CRAFTにはシカゴピザがあるんです。気になったので食べてみたかったけれど、焼き上がりに時間がかかりそうだし、別のお店へ移動せねばならないので止む無くお会計です。一応メニューだけ乗っけておきます。
ということで、札幌はすすきのにある、おそらく道内で最多タップ数を誇るビアバーへ行ってきました。すすきの交差点からすぐの好立地に、クラフトビールのお店ができるとは。今回はフードなしでしたが、シカゴピザがあるとことだけはしっかり覚えました。次回訪れることがあったら、食べてみようっと。
終わり。
住所:〒064-0804 北海道札幌市中央区南4条西4丁目 松岡ビル1F
(*・ω・)つ 北海道食べ歩き情報もどうぞー♩