宮古島滞在2日目の夜ごはんは、「大衆酒場 梵」に向かいました。ポークたまごやチャンプルー類もありますが、沖縄や宮古島っぽいおつまみばかりではない、地元民向けの居酒屋です。観光客でワイワイというよりも、地元の方に混ざり、よりローカルに飲みたい場合にオススメします。
入店するとカウンターは4つほど、その他はテーブル席が並んでいました。この日は団体客の予約が入って満席で、飛び込み客をお断りする様子も見られました。人気店ですねぇ!我々は早めの時間帯に予約して訪れたので、この判断は正解だったと振り返ります。
内地ではよく見かける赤札メニュー。レトロ感を演出するアイテムですが、一般的な沖縄居酒屋ではそう見かけません。店内は90年代の曲が流れ、その当、時毎晩のようにラジオを聴いていたわたしには、とっても懐かしかったです。大衆酒場 梵の店主さんは、きっと同世代か近い年齢でしょう。
さっそく大衆酒場 梵のメニューをチェックしましょう。写真を左右にスライドするとドリンクやフード、この日のオススメを確認できます。
お店の方は内地の居酒屋で働いたご経験があるそうで、全般的に内地仕様のおつまみが多い大衆酒場です。宮古島の居酒屋はおでんやチャンプルーなど沖縄のおつまみが多いので、こういった大衆酒場は新しく見えるかもしれませんね。加えて、観光客向けのお店は高めの単価設定ですが、大衆酒場 梵は地元民向けの価格帯が嬉しいです。
それでは、オリオンドラフト(500円)とコーラ(290円)で乾杯の儀… のはずが、お子サマーはゲームに夢中で見向きもしません。よーしわかった、カーチャンはソロ飲みのテイでつまんでやりましょう。
この日のお通し(280円)は、ごろんとした鶏肉。お肉が柔らかく、甘めの醤油の味付けでおいしい。お通しから察するに、大衆酒場 梵は良店の予感ッ!
この日、わたしは絶対に食べようと決めていたおつまみがありました。それがこちらの、トロ旨!ネギ塩レバー(680円)です。低温調理した鶏レバーはトロリととろける旨さ。刻みネギに塩入りの胡麻油の組み合わせも最高。ポーションが多めなので、みんなでつまめます。
ちなみに、鶏レバーを食べると鉄分とビタミンB12を補給できます。鉄分とビタミンB12は胃液によって効率よく吸収できますが、逆に、胃無しの民ことわたしはうまく摂取できず欠乏しがちです。なのでなるべく意識して食べています。おいしい上に補給につながりますから、一石二鳥です。
お子サマーの居酒屋メニューで気を引こうと注文したのが、カーリーフライ(600円)です。ただ、予想外にわたしが食い付きました。カリカリ食感がおいしくて、ビールがどんどん減っていきます。おかわり〜!
こちらはハーフサイズの肉豆腐(420円)。厚めの豚バラスライスは、食べ応えアリ。豚バラはもちろん、島豆腐にも甘い煮汁がよく合います。すき焼き的な味付け、誰もが好きですよね。ハーフサイズがあるなんて、大衆酒場 梵は痒いところに手が届くお店だなぁ。いろいろつまみたいから、このサイズはソロ飲み属の強い味方です。
これぞ大衆酒場な一品、ベーコン目玉焼き(620円)も注文。この手のおつまみ、大好き!クンチャマベーコンはたっぷり&分厚く、噛み締めるごとに旨味が感じられてビールが進みます。目玉焼きがふたつというのも嬉しい。
しかも、ベーコンと目玉焼きの下にはたっぷりの千切りキャベツ。ベーコンの旨味や、目玉焼きの黄身が絡んだ千切りキャベツってだけでも十分上等なおつまみですが、ここにマヨネーズが加わると最強だ〜!
ということで、宮古島「大衆酒場 梵」でサクッと飲んできました。この日、お子サマーが早めに帰りたいというので、滞在時間は1時間ちょっと。我々がお会計する頃にはグループ飲みのお客さんで満席状態でしたから、利用時間的にはちょうど良かったです。
宮古島グルメをガッツリと味わいたい観光客向けではないけれど、わたしのようにローカル飲みを楽しみたい方や、沖縄料理にちょっと飽きちゃったぞという時にオススメの居酒屋です。人気店ですから空席状況の確認や、予約を入れてからの来店が好ましいかも。
初めて訪れた時と比べると、宮古島にもいろんな飲み屋が増えてきました。たま〜に離島パトロールしないと話についていけなくなりそうです。また定期的に訪れて夜の街を楽しみたいなぁ。
終わり。
お店の情報
店名 | 大衆酒場 梵 |
住所 | 〒906-0013 沖縄県宮古島市平良下里778-1 |
営業時間 | 18時〜23時 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 店前に2台分あり |