広島から福岡空港を目指す途中、ランチ休憩で北九州市に立ち寄りました。1歳児連れでランチとなると、食べに入れるお店が限られます。そんな時はうどん屋さんに助けられます。何故なら、こどもも食べやすい。わりとどこにでもある。それなりにちゃんとおいしい。そして、このあたりには北九州発祥の「資さんうどん（すけさんうどん）」が点在しているのです！奇しくも1週間前、資さんうどんが全国展開するとかしないとか、ネット界隈ではそんな話題で持ちきりになりました。
【資さんうどん、全国展開へ】投資ファンド「ユニゾン・キャピタル」が北九州市を中心に42店舗を運営するうどんチェーン「資さん」の全株式を取得。今後、本州や海外での店舗展開に乗り出すとみられる。 https://t.co/8dxAdwXch0
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年4月10日
さて、我々が向かったのは、小倉にある資さんうどん本店。大型ショッピングセンターのサンリブシティ小倉や高速道路の近くにあります。ランチのピークタイムを外して到着したわりに、駐車場がほぼ満車状態でした。
お店の入り口には食品サンプルがズラリ。うどんの他に、丼物、カレーなんかもありそうです。
店内に入ると、ほぼ満席。週末とはいえ、ピークタイムを外して到着したのにすごい！ただ、うどん屋さんですから回転は良さそうです。
満席と思いきや、ラッキーなことにスムーズに着席することができました。注文はテーブルに入ってから行います。まずは、資さんうどんのメニューをチェックです。今回は丼物ではなくうどん一択でした。福岡に来たらうどんを食べねば！鍋焼きうどんもあるし、トッピング類も豊富ですね。
注文した後にキッチンに向かうご主人サマー。何かと思ったら、おでんがありました。
おでんを食べながら、うどんの着丼を待ちました。ほとんどのおでんは1つ100円で、牛すじは130円だそうです。どれも出汁を吸っておいしかったなぁ。牛スジのトロトロ加減がこれまた良かった。
ごはん物もやって来ました。具なしの白おにぎり（80円）はお子サマー用、かしわおにぎり（100円）はご主人サマー用。かしわは炊き込みご飯っぽくておいしかったです。
さて、うどんが到着です。わたしは人気No.1の肉＆ゴボ天（700円）を注文しました。資さんうどんの最強コンビと名高い組み合わせ！
まずはスープからいただきます。もとは透き通った出汁香るタイプのスープ。そこに甘い味付けの肉をトッピングすることで味がスープにも混ざり、全体的に甘さと味の濃さが目立ちます。ウマいけど、1歳児には味が濃すぎるかな（お水で割って食べさせれば問題ナシ！）。
自家製麺のうどんは、一般的な太さで四角いカット。コシは強すぎずつるんとして喉越しも良いです。程よくヤワで、こどもでも食べやすいですね。
薄切りの牛肉は甘辛い味付けで、うどんの相性は間違いありません。うどんと牛肉、普段はあまり食べない組み合わせですが、これはアリですね！
ごぼ天は細切りのロングタイプでした。5本も乗せられています。サクサクの衣も、スープを吸ってふにゃふにゃな衣もウマかった〜。スープが濃い味なので、ごぼ天がほんのり甘く感じます。
資さんうどんは卓上にいろんなものが置かれていました。天かす、とろろ昆布、調味料類。とろろ昆布があるのって珍しいなぁと思っていると、ご主人サマーが試していたので、わたしもやってみることに。
椎茸や昆布、鯖、うるめ、鰹から旨味をたっぷり引き出したスープに、さらにとろろ昆布が加わるのです。ウマくないわけがないですね。今回わたしが食べた牛＆ゴボ天には肉の味付けが加わっていたので、通常スープにとろろ昆布だけを入れてみたいな。きっとおいしいはず！
ということで、北九州にある「資さんうどん」の本店でランチを食べてきました。ランチタイムのピークを外して訪れたのに、店内はほぼ満席。我々の後のお客さんは空席待ちしてたりして、地元のお客さんが食べに行くお店ということが容易にわかりました。確かに、誰もが食べられるうどん店で価格も手頃、メニューも100種類以上あって、回転もそこそこ良いとくれば確かに通ってしまうよなぁ。初めて資さんうどんの存在を知りましたが、こういう地元で人気の飲食チェーンとの出会いも、旅の醍醐味だったりするのです。
終わり。
住所：〒800-0255 小倉南区上葛原2丁目18-50
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