福岡空港「九州産直角打ち しらすくじら」九州名物をアテに搭乗ギリギリまで立ち飲み!

2018年4月18日

福岡空港「九州産直角打ち しらすくじら」で飲んだ繁桝(580円)

少し前に福岡空港を利用したのですが、現在、滑走路を増やしたりターミナルビル移転整備などの工事中なんですね。平成27年から平成31年にかけて4年間の事業だそうで、我々が利用した平成30年1月時点でも絶賛工事中でした。フードコートが新しくなったり、ラーメンロード的なものがオープンしていたり... チェックインや保安検査などの搭乗手続きを終えた後も変わっていて、搭乗ゲート近くにも飲食店が増えていました。そんな中、我らが立ち寄ったのは「九州産直角打ち しらすくじら」です。

福岡空港の出発手続き後にある「九州産直角打ち しらすくじら」の外観。

店名が「九州産直角打ち しらすくじら」ですから、九州各地から産直でウマいもんが届くのでしょう。店先にもお刺身やら一品料理やらのお品書きが出されていました。空港の出発ゲート近くということもあり、酒のアテだけじゃなく、普通の定食も用意されています。

福岡空港「九州産直角打ち しらすくじら」のフードメニュー。

ドリンクメニューも外に出ていました。ビールはもちろん、九州のご当地ハイボールや飲み切りサイズの焼酎、そして日本酒もそろっています。飲兵衛的には嬉しいお店ですね。

福岡空港「九州産直角打ち しらすくじら」のドリンクメニュー。

店内に入ると、テーブル席と立ち飲み席が。お店の様子を見て、ちょっと引っかかりました。それは、店名の「角打ち」という表記です。この店内の雰囲気で角打ち、だと...?いやいや、このテイは角打ちじゃないでしょ。

福岡空港「九州産直角打ち しらすくじら」の店内。

ここで「角打ち」の定義について記載します。角打ち発祥の北九州で活動している「北九州角打ち文化研究会」のサイトによりますると「角打ち」とは、

酒屋(酒の小売店、以下同)の店頭で買った酒をその場で飲むこと

北九州角打ち文化研究会より抜粋・引用)

とのこと。つまり、角打ちが角打ちであるためには「①酒屋であること」、「②店頭で買った酒をその場で飲むこと」という条件が必要になるのです。なので酒屋以外で買った酒を飲むのは角打ちではない、と。また、角打ち=立ち飲み、ではありません。こちらについても触れられていて、

よく立ち飲みと混同されることがあるが、たとえ座って飲もうと<酒屋の店頭で飲む>のが角打ちである。飲食業の「立ち飲み」とは違うのである。

北九州角打ち文化研究会より抜粋・引用)

ということだそうです。総じて、このお店が「角打ち」と表記するのはいささかどうなのか、雰囲気で角打ちとか名乗られちゃー誤った認識が広がってしまうじゃないか、と個人的にはご立腹であります。

話を戻して、しらすくじらの紹介に戻りましょう。この日、ラーメン通の某氏が偶然同じ時間帯に福岡空港にいることがわかり、このしらすくじらで合流してくださって乾杯。我々はエビス(ジョッキ、580円)で、某氏はこの後車の運転があるからとノンアルコールビール(430円)でした。ビールはエビスと黒ラベルがあって、サッポロビール好きとしては嬉しい限り。

エビス(ジョッキ、580円)とノンアルコールビール(430円)で乾杯。

お腹がそんなに空いていなかったので、九州グルメは軽いものを。まずは酢もつ(580円)。酸味と柚子胡椒でいいアテです。

福岡空港「九州産直角打ち しらすくじら」の酢もつ(580円)

2品目は博多ごまさば(880円)。擦り胡麻たっぷりのタレで味付けされた鯖は、福岡で食べておきたい一品ですね。

福岡空港「九州産直角打ち しらすくじら」の博多ごまさば(880円)

からし蓮根(480円)もいただきました。お店で揚げているのかな、温かい状態で提供されたからし蓮根は、衣が薄めのフリッターのような食感で、辛子の風味もほどよかったです。

福岡空港「九州産直角打ち しらすくじら」のからし蓮根(480円)

からし蓮根を食べていると、無性に日本酒が飲みたくなり... 福岡の酒・繁桝(580円)を注文してみました。繁桝ってとってもおいしくて、昔から大好き。が、ここで飲んだ繁桝はグレードが低い銘柄なのかな... 想像していた味とかけ離れていました。

福岡空港「九州産直角打ち しらすくじら」で飲んだ繁桝(580円)

店内ではお弁当を食べているお客さんをチラホラ見かけました。確かに店先でお弁当やおにぎりが販売されているんですが、これは機内持ち込み向けだけじゃなく店内で食べることも可能なんですね。夕方の便だったので、お子サマーに食事を食べさせてから搭乗しよう、と一瞬お弁当も検討したのですが、さすがにまだ早いかな...

店先で売っている空弁当は、店内で食べることができる。

そんなわけで、白ごはん(200円)を注文。ベビー用のふりかけで簡易的な夜ごはんです。この白ごはんが丼サイズで!赤子には十分すぎるほどのボリュームでした。

白ごはん(200円)は丼いっぱい!

ということで、福岡空港の搭乗ゲート近くにある「九州産直角打ち しらすくじら」で、出発ギリギリまで酒盛りをしてきました。ターミナルビル全体が混雑している福岡空港では、早めにさくっと搭乗手続きを済ませ、出発口近くで過ごすのがベストだなと思いました。我々は余裕を持って出発時刻30分前にはお店を後にしましたが、やろうと思えば搭乗の最終案内直前まで飲むことだってできる場所です。ただ1点、気を付けたいのは、調子に乗って飲みすぎて機内でヘマをしないこと。泥酔など以ての外です。お酒を飲むときは節度をもって楽しみましょう。
終わり。

住所:〒812-0003 福岡県福岡市博多区下臼井778−1

(*・ω・)つ 福岡食べ歩き情報もどうぞー♩

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ユッキー@毎日ビール

沖縄移住10年のブロガーによる、定番グルメからローカル店まで沖縄情報。国内外の旅グルメ・ビアバーめぐりの情報も。クラフトビール歴は16年、ブログ歴12年、カーチャン歴7年。

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