わたしのようなサラリーマンブロガーは時間的制約があって、気になるお店になかなか行けない悩みを抱えています。それでも在宅ワークの合間に、時々チャンスが訪れたりするものです。この日は念願叶い、やっと「沖縄そば すぅ~ぎぃ~じぃ」へ行けました。お店は那覇市泊の崇元寺裏手にあります。わかりにくいので、ほんとにここ?という不安は否めませんでした。
わたしは近くのコインパーキングに使用したのですが、すぅ~ぎぃ~じぃには駐車場があります。
お店の手前にある青空駐車場の49・50番が指定駐車場です。
そして、お店の脇にも駐車場があります。このあたりは道路が狭く、運転慣れしていない人・運転に自信がない人は青空駐車場が良いと思います。またピークタイムは満車の可能性があるので、近くのコインパーキングが便利かもしれません。
お店に入って、まず目に飛び込んできたのはウェイティングリスト。満席の場合はこちらに名前を書いて、お店の外で待ちます。
平日、14時過ぎ。わたしにしてはめちゃくちゃ遅いランチです。入店すると他のお客さんは不在で、ラスト3食のギリギリでした。古民家風のお座敷席なので、子連れでも安心して食べに訪れられそうです。
床の間には三線や黒電話が飾られ、懐かしい雰囲気。店内の何ヶ所かに三線が置かれていて、呼び鈴代わりに使うそう。三線を鳴らして店員さんを呼ぶみたいです。
そして目線を上に向けると、店名・すぅ〜ぎぃ〜じぃ〜のヒントがありました。近くにあった崇元寺(そうげんじ)のウチナーグチがすーぎーじーなんですねぇ。沖縄そば屋さんにしては不思議な店名と思っていたので、この張り紙に気付いてスッキリしました。
さて、すぅ~ぎぃ~じぃのメニューをチェックしましょう。沖縄そばは炙り肉のすぅ~ぎぃ~じぃそばと、骨なしてびちそばの2種類。サイズは麺150gの中と200gの大がありました。お子様そばがあるのも嬉しいです。ごはん物が充実して、セットにするのもよさそう。この日は訪問が遅すぎてごはん系は売り切れ。なので、沖縄そば単品でオーダーすることに。
そんなわけで、すぅ~ぎぃ~じぃそば(中、800円)。目にした瞬間、絵になるなぁと見入りました。店内の雰囲気もよいので、存在感のある一杯に思います。
まずはクリアなスープから。あっさり、それでいて個性もしっかり。濃いめの味の奥に甘さが感じられ、昆布・豚の出汁も感じられます。
自家製の熟成麺は幅広く、しっかりコシのある食感強めタイプ。力強く、スープとのバランスが取れています。食べながら気付いたのですが、すぅ~ぎぃ~じぃでは麺の硬さが選べるみたいですね。茹で時間1分のクファ麺(硬麺)は歯応えしっかり、茹で時間1分50秒の普通麺はアルデンテ感が楽しめ、そしてもっちもち食感のやふぁ麺だそう。今回は特にオーダーしなかったので、普通の硬さだと思いますが、それでもわりとしっかり食感でした。子どもはやふぁ麺がよいかもです。
トッピングは炙り肉、昆布、二種ねぎ、針生姜、花鰹節。炙りのの三枚肉はカットされて食べやすいなと思いました。甘じょっぱく濃いめの味わい。白身とろん、赤身しっかりの対比が楽しめます。
薄い昆布は柔らかく、麺と一緒に食べても違和感がありません。このスープにはやっぱ生の針生姜で大正解だし、ネギを鎮めた時に繊細に変わる風味もおいしかったです。
定番の味変アイテム、コーレーグスは結構辛め。入れるとスープの塩味が和らぎます。次に、すぅ~ぎぃ~じぃそばに添えられたわさびを溶くとスープの塩気と出汁感が引っ込み、代わりに麺の風味が前に出てくるような、そんな変化が楽しめました。
ということで、那覇市泊の住宅街にある人気店「沖縄そば すぅ~ぎぃ~じぃ」へ行ってきました。そばもおいしかったし、このスープをごはんにかけても良さそうだなぁ。この日は売り切れていた麩じゅーしーも気になります。お店の雰囲気も落ち着いていて、子連れでも安心して食べに訪れられそうです。売り切れに注意しつつも、ぜひ食べに訪れてほしい一軒です。
終わり。
お店の情報
店名 | 沖縄そば すぅ~ぎぃ~じぃ |
住所 | 〒900-0012 沖縄県那覇市泊1丁目8-15 |
営業時間 | 火〜金曜:11時〜17時/土曜・祝日:11時半〜17時(売り切れ次第終了) |
定休日 | 日・月曜 |
駐車場 | 専用駐車場あり |