SEX MACHINEGUNS 25周年 ワンマンライブ 〜Firing GLOCK 17〜 に参戦してきた。

2023年9月26日

2023年9月24日に行われた、SEX MACHINEGUNS 25周年 ワンマンライブ 〜Firing GLOCK 17〜 のポスター

SEX MACHINEGUNSの「25周年 ワンマンライブ 〜Firing GLOCK 17〜」に参戦してきました。今回のライブはSEX MACHINEGUNSデビュー25周年ツアーファイナルということで、2023年9月24日に川崎駅のCLUB CITTA'(クラブチッタ)で行われました。すでにチッタのハコバンみたいな存在になりつつあるマシンガンズ。大きな会場で見る彼らは、ダイナミックな動きや特効・照明・爆音の迫力で、いつも以上のパワフルでタフなライブでした。満足度高かった〜!ということで、この日のレポートいってみよ〜!

2023年9月24日ワンマン「Firing GLOCK 17」の参戦レポ

物販の先行販売

今回のライブでは、新しいグッズが販売されると予告がありました。アクセントカラーにモスグリーンを使ったFiring GLOCK 17 Tシャツ(サイズ展開あり)、いいよね〜!SHINGO☆やSUSSYのようにオーバーサイズ気味で着るのもよし、ANCHANGのようにピタッとジャストサイズで着るもよし。

で、あるのかないのかわからない物販の先行販売。過去のチッタでの先行販売時間や、会場OPEN時間から推測し、大きなハコだし先行やるだろうと踏んで早めに川崎入りしました。川崎到着後、Twitter公式(というかX公式)で先行販売開始時刻の投稿があり。OPENの90分前、すなわち16時から先行販売開始とわかりました。

先行販売までチッタ付近で待機しつつ、Firing GLOCK 17 Tシャツと、ワンピースTシャツ(ワンサイズ)、そしてモスグリーンなマフラータオル、それと缶バッジを購入。お目当ての物販ゲットだぜ〜!モスグリーンのTシャツは、オーバーサイズでゆったり着るためにXLをチョイス。これに着替え、新調した新茶のような若草色のマフラータオル(モスグリーンじゃないんかーい!ってなった。笑)を持ってハコ入りしました。

セットリスト

17時半開場、18時半開演というスケジュール。1時間も何やってればいいん?!と思ったけど、トイレ行って、ドリンク交換して、トイレ行って(行き過ぎw)、づんさんとお話している間に音出しのお時間に。ほぼ定刻通りにスタート。

セットリストは新旧、入り乱れる感じ。初期から現在の6期までの曲がふんだんに盛り込まれている印象です。昔からのマニアたちにはヨダレもののセットリストです。各期のファンはもちろん、新譜「地獄の暴走列車」から入った若手にもしっかり対応している、そんなセトリと思いやしませんか。ゆえに、わたし満足度No.1のセトリ(当社比)だったと振り返っています。こんなの仕掛けられるのは、もともとマシンガンズファンを公言しているThomasの仕業だ〜!

ただ「大幅に手直しした」と、ライブ翌日のANCHANGのツイキャス配信で話していました。「おまえはクラブチッタの意味をわかっていない」「チッタだからできる曲(アイアン、そこあな)は最初入ってなかった」そうで。でも基本的にはトーマスが決めていて、現場や曲のバックボーン的にやったほうがいい曲は、都度ANCHANGから若手に継承していってるんだろうなぁ。Thomasはできる子に育っていますねぇ。今後も楽しみ。

本編

SE.Introduction

01.みかんのうた
02.ONIGUNSOW
03.食べたい なめたい 危険地帯
04.JAPAN
05.燃えろ!!ジャパメタ
06.TEKKEN Ⅱ
07.森のくまさん
08.サスペンス劇場
09.Secret KILLER
10.Iron Cross
プチドラムソロ→シンゴベースソロ→からのサソリ
11.Scorpion Death Rock
12.語れ!涙!
13.BURN
14.桜島
15.Fire

アンコール1

16.そこに、あなたが.....
17.震え

アンコール2

18.廃屋
19.SEX MACHINEGUN

ライブの感想

この日、わたしは14時半頃にクラブチッタに到着しました。ライブ仲間と前上げするため、そしてハコ周辺の記念撮影をするためです。川崎駅から歩き慣れた道を進み、クラブチッタ前でこの写真を撮ろうとした瞬間、ブワッ!と込み上げるものがありました。

前回のクラブチッタ2DAYSから5ヶ月チョイですか。いろいろあった。ありすぎた。だがしかーし、ワイは戻ってきた!それもこれも推しから活力をもらってたのが大きくってさ。だから、早く推し事に戻れるなんて。ほんとに、よかったよおおおお!メタル神アザス!!(ガチ号泣)

2023年9月24日に行われた、SEX MACHINEGUNS 25周年 ワンマンライブ 〜Firing GLOCK 17〜 の看板

17時半オープン。ライブはほぼ定刻、18時半頃にスタート。わたしが会場を出たのは21時18分でした。びっちり2時間半もライブしていたようです。

SEX MACHINEGUNS 25周年 ワンマンライブ 〜Firing GLOCK 17〜 の会場入り待ちするマシンガーたち

来場者特典!

FC先行で取った50番台のチケットを手に、ドリンク代600円を支払って、来場者特典の震え(SUSSY Vocal ver.)のCDをゲット。こういう特典、いいよね〜!とっても嬉しい!早く音源聞いてスマホに落としたい。

2023年9月24日に行われた、SEX MACHINEGUNS 25周年 ワンマンライブ 〜Firing GLOCK 17〜 の入場特典

赤い緞帳がスペシャルを予感させる

入場すると、予想通り左右に花道が設けられていました。づんさんとセンターに向かい、どセン3列目に陣取ります。左右のバランスから、マイク真ん前、最高のポジション、のはず。いつもはマイクスタンド位置を見つつ場所取りしますが、この日はステージ上に重厚な紅の緞帳(どんちょう)があって、位置がよくわからなかったんですよね。クラブチッタにもこんな高級な設備があるのも驚いたけど、マシンガンズで緞帳下ろしてるのは珍しいから、これは何かあるぞという雰囲気がビンビン。

2023年9月24日に行われた、SEX MACHINEGUNS 25周年 ワンマンライブ 〜Firing GLOCK 17〜 開始前は重厚な幕が下されていた

俺たち長髪DANGER!!に悲鳴

何時かなとスマホに目を落とすと、18時28分。カバンにしまったあたりで、ステージ上からメンバー4人の「デンジャー!!!」の声が客席まで届きました。直後、マシンガーたちは歓声を飛ばします。づんさん曰く、コンサートホールでライブをやっていた当時は、今回のように客席に「デンジャー!!!」が聞こえてたそう。

コンサートホールは3期によく使っていたけど、そんなん20年前のことで、当時のわたしはまだまだマニアと言えない駆け出しのマシンガーでしたから、「俺たち長髪デンジャー!」の存在も知らなかったと思うんです。なので、きっと今回のクラブチッタの「デンジャー!!!」の生声がお初だったはず。

大好物・Introductionによしお!

そうして暗転。直後にIntroductionのSEが流れると、声援とメンバーの名前を叫ぶマシンガーたち。いわずもがな、ワイも「あんちゃーーーーん!!!\(^o^)/」と叫びました。緞帳がするする上がっていくと、すでにステージ上でスタンバイしているメンバーがいて。走り込みしない始まり方も珍しく、おお〜!と見入ってしまいました。すぺさるすぐる。

メロディアスなツインギターのIntroduction、青い照明のギター2人がカッコ良すぎて、もう見てられない(ガン見)。感情のボルテージが急速に上がり、こういう時にわたしは感極まってしまうのです。この日のメンバーは、おそらく燃えろ!!ジャパメタのPVと同じ衣装を着用。メイクもして目鼻立ちくっきり。気合い入ってます。ANCHANGのギターを見ると、髑髏よしおスネイク!よしおキターーー!

鬼軍曹、セトリ間違っちゃう

初っ端のみかんに鬼軍曹、頭を振れないだなんて信じられませんが、今回ばかりは仕方ありません。長いマシンガー人生で一度や二度くらいは、こんなことがあるよな〜と思いながら、振るのを我慢し、そのぶん腕を上げるように努めました。

ANCHANGのツイキャスでは、鬼軍曹について触れていました。曲始まり、いつもならANCHANGが「おにぐんそー!」って叫ぶのに、今回はSHINGO☆が発したのには理由があったんです。それは、ANCHANGが2曲目に食べ舐めをやると勘違いしていたらしく「早くやれ!」と待っていた、と。それで若干の間が空き、曲順間違いを察知したSHINGO☆が「おにぐんそー!」とフォローしたそう。それでANCHANGは「あっ、鬼だった!ごめん!」と気付いたのだとか。

そんな様子を教えてくれたANCHANG、配信中に「あとでSHINGO☆に謝らないと」、「それ(フォローし合うの)がバンドだから」とも言っていました。裏の様子が知れて、マニアな古参は二度おいしいです。笑 ちなみにメンバーの足元にセトリを貼っているものの、「見えてるけど見えてない。それくらい集中してる」んだそう。

「安藤、やってしまえ!」とサスペンス小芝居www

曲始まりの小芝居で、SHINGO☆とSUSSYのかけあい。それを眺めながら、サスペンス劇場なのかNaked Gunなのか、「どっち?」ってなりました。途中で「犯人」のキーワードが出て、結局サスペンス劇場だったのだけど、この時SHINGO☆が「安藤!やってしまえ!」というようなセリフを吐いて。ANCHANGがトレンチコートを開くと、左胸のホルスターにモデルガンが!シルバーのエンフィールドという中折れ式のモデルガンだそうで、SUSSYを打った瞬間、火花が散り!しかもSUSSYは2回も打たれた!w もちろん弾は入ってなくて火薬だけだそうですが、すごい演出だなぁと思いました。重たいけどプラッチック製だそうで、ラピュタのムスカ大佐の愛銃なのだそう。

ちなみにライブタイトル「GLOCK 17」は、Anchangが「グロック17のように、マシンガンズもカッコ良くなりたい」と名付けたそう。であれば尚のこと、エンフィールドじゃなくてグロック17でSUSSYを打って欲しかった気もするけど、エンフィールドにした理由が何かしらあるのでしょうね。モデルガン全然わからんので、理由も推測すらできません。笑

宗教チックな洗脳系

Secret KILLERのイントロで「ひゃぁぁああ!!!!」ってなってしまい。いつぞや「セリフを話しながら変態レベルのリフを弾いてる」と配信で聞いた気がするけれど、そんなのチェックする余裕がなかったー。「踊り続けながら〜」のところで左右に揺れながらギターを弾いて歌うANCHANGが大好きで、一緒に揺れて踊りました。洗脳曲ですね、これ。

宗教チックなIron Cross。ギターソロ明けの、しゃがみこんでギターネックをしならせてぐわんぐわんさせるところ。なんていうんですかね、あの音の出し方。あの仕草全般がツボで、たまらんのです。鉄のクロスに祈りも誓いもするから、これからもどうか楽しませてほしい。

メンバーがはけて、Thomasの短めのドラムソロ。力強い。この時のドラムソロ音はスコーンと抜けて聞こえたけれど、曲中はドラム音がこもって聞こえて。タムとかぼやんぼやんしてました。そのせいか、曲中のリズムが取りにくくって。どセン3列目だったから、位置の問題かもしれません。もしくは、壁のようなスピーカーから発されるベースやギターが大きすぎたのかもしれません。ドラムもっと来いや〜!と思っていたけど、ドラムソロのThomasはめっちゃよかった。

そこからのSHINGO☆のベースソロ。下手に現れて、そのまま花道に駆けていったのを眺めつつ。ステージに戻ってきた時に気付いたのは、なんとサソリベース!Scorpion Death Rockキターーーー!!イントロのベースと客席の手拍子、そして赤い照明の中でやる「サ←ソ→リ↓」の振りも、ネバゲタボエー(ほんとはNEVER GET AWAY)も、ひさびさ〜!SHINGO☆はすぐにサソリベースからスターバードに持ち替えていたけど、サソリベース嬉しかったなー。でもあれ、変形ベースだから弾きにくいとのこと。

歌詞にツボって泣ける

語れ!涙!の歌い始めは、Thomasを指名。ただ、「トーマスの歌はカス」とディスるANCHANGwww だから客席にも一緒に歌うよう促し、イントロへ。正直、たまにはあんさん歌ってるの見せておくれ、と思うのは欲張りでしょうか。

「雨の向こうに見える虹を 捕まえてみせる この腕で」の歌詞でグッときてしまって。どうしてこんな歌詞を思い浮かべられて、文字に起こせるんだろう。想像力と言葉使いがツボるんだよなぁ。

あと、「背中で語れ涙!」のところでSHINGO☆とSUSSYが背面見せてくれるんだねー。いつも頭振ってるから全然見てなかったよ。笑

贅沢使いの照明&特効

ラスト3曲は特効大放出タイム〜!!BURNのイントロで暗転しながら白い光をビッカビカさせてたと思うんだけど、わたし、これでポケモンショックするかと思った。笑 フラッシュがあまり得意ではないので、薄目でステージを見てました。(薄目にした効果があるかは全くの不明w) で、「飛べ!」っていうからさ、飛ぶじゃないですか。飛べちゃうんです、足も攣らずに飛べちゃったんです。全然イケたわ!

桜島は4本のもっくもくスモークから浮かび上がってくるメンバー、あのシーンが大好きで。この日はヘドバンしないと決めていたので、スモークの特効をしっかり堪能しました。CO2、涼しいねー。ファイヤーボールもどっかんどっかん大噴火!イントロでヘドバンしまくりなマシンガーの間で、頭振らないと決めていたワイはずーっと腕をあげてたなー。Twitter公式がアップした写真にも、ワイの両腕メロイックがあったんだよー。

そして、回転でも大回転でもない「一回転!」。ANCHANGは笑いながら3回くらい飛んで回ってたなぁ、楽しかったんだろうなぁ。個人的な願望としては、大回転のくるりんを見せてほしいです。笑

本編ラストのFIRE。消防サイレンのようなギター音と赤い照明で始まる、ギターのイントロ。超絶カッチョだったなー。珍しくANCHANGがピックを投げ込んできて、どセン3列目の我々付近に落ちたんだけど、あれはづんさんに当たり、どこかに消えてったらしい。そんなピック飛ばしからの、下手の花道で幻とあん汁。ライブ直前のANCHANG配信からいくつかの曲を推測してて、下手花道側に陣取ってもよいかな〜と考えてました。でも、今回はやめときました。脾臓を摘出したワイ、基礎疾患を有するものになってしまったので、あん汁ぶっかけられて感染症にかかったら大変だから。笑 もうちょい様子をみようと遠慮しました。

そこあなの背景を知る(長文スマソ)

クラブチッタでしかできない曲、しかも9月だから絶対やらなあかん、というのが「そこに、あなたが.....」だったと、ライブ翌日のANCHANG配信で聴きました。

そこあなは、2002年1月発売のシングルです。これは、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件があったからこそ生まれた曲だと、初めて知りました。当時東芝EMIの所属で「こういう時にこそそういう曲つくらな」という流れになったんだとか。だから歌詞も「そこに、あなたがいるから」ではなく、あえての「そこに、あなたがいるなら」だと説明されていました。

いま改めてPVを見返すと、確かに2分55秒頃にビルが爆発しているような映像、3分11秒頃に爆発した後の残火的な映像が重ねられています。なるほどなぁ。

シングルは、愛こそすべて→S.H.R→大漁→そこあなと発売になっていて。発売当時、新譜を聴いて「いつもの路線ではないけれど、これはこれでかっこいいな。大人な曲だな」と思っていました。曲の理解を深めようとPVをリプレイする中で、一瞬挟むビル爆発や残火的なシーンは印象に残っていました。が、当時のわたしは9.11がモデルだと気付いていませんでした。「残酷な真実が、この世界の悲劇。」の歌詞もそれを指しているのでしょう。

発売当時、わたしがやりとりしていたマシンガーからは、正直なところ、不評だった記憶です。コミカルではない、マジメすぎる、と。マシンガンズらしさを裏切られたのが意外すぎて、曲の解釈が難しかったのかもしれません。発売から20年以上経過し、未だステージでめちゃくちゃかっこよく演奏するとは、当時のみんなはわからなかったろうなぁ。

メロディアスなバラードでドラマチックな世界観、イントロの憂い帯びたギターの旋律、ANCHANGのシリアスでミドルなボーカル、そしてギターソロもバッキングもめちゃくちゃカッコいい。バッキングのANCHANGの腕を振るパワフルな演奏も大好物。それらに加え、クラブチッタのような大箱だから実現する演出!どこをどう切り取っても、めちゃくちゃ最高にかっこいい曲なワケですよ。

この曲について配信で聞けたのは、大変勉強になりました。40代になり、病気を抱え、改めてこの歌詞を見ると「残酷な真実が、この世界の悲劇。」の次に、「迷わない。何が起きても怖くは無い。」と力強く前向きな言葉が続きます。そしてからの「そこに、あなたがいるなら」です。病気になったのば残酷なことだし、わたしにとって2023年最大の悲劇です。だけど、そこに推しがいるなら、迷わないし怖くは無い。推しは推せる時に推す。ただただ、それだけなんです。それがいまの、いや、この20年以上のわたしの活力です。人間そんな簡単に変わらん。

震え→ふ・る・やー!って聞こえる。笑

この日のライブではSUSSYがリードボーカルを担当。曲始まりの「ふ・る・えー!」が、どうにも「ふ・る・やー!(SUSSYの本名)」に聞こえてしまって、客席でちょっと笑ってしまったんだよなぁ。SUSSY作曲の「震え」は、手術直後にリピートしていた曲のひとつ。アルバム「地獄の暴走列車」が発売になり、朦朧としながら繰り返し聞いて、術後の様々な痛みと戦っていました。この曲にもパワーをもらって、わたしは前進しています。音楽の力というものは、いつどこで誰にパワーを授けてくれるかわからないもの。彼らに出会えて、わたしはラッキーだなと思っています。ありがとう。

ついにお披露目!「廃屋」キター!!

アンコール2があり、わたしは驚きまました。特別感ある〜!

SHINGO☆がもうマシンガンズに加入して16年、もう17年目だそうです。あっという間だ〜!石垣島の少年が東京に出て、こんなに長くマシンガンズと歩んでくれたのかと思うと、なんとも胸熱でした。そして「地元の友達はマイホームを持ってる」というSHINGO☆。対するSUSSYは「ステージをマイホームと呼ぼう」なんてウマいことを言うわけですよ。最高じゃないですか、この掛け合い。

廃屋のイントロがちょいズレてたような気もするけど、そうだとしてもそれも含めてライブ感です。そして、2番の歌詞が飛んで笑って誤魔化すANCHANGを、SHINGO☆がナチュラルに歌う連携っぷりに、オバチャンは泣きました。しんごー、ベーシストとしてはもちろん、そういう広くフォローする様子も含めて、すっかりこのバンドの屋台骨だねぇー!

廃屋は兼ねてからライブで聞くのを楽しみにしていた曲で、これも入院中にリピートしてたひとつです。初披露の場に立ち会えたのは非常に喜ばしく、ファン心理的な満足度が高い〜!「ど」がつくほどのジャーマンメタルで、刹那的で哀愁感漂うツインギターから始まり、心地よいスピード感と叙情的なリフで惹きつけます。

これ、メタルファンの皆様にはぜひとも聞いてほしい。曲が相当かっこいい上に、歌詞がめっっっちゃくちゃにマシンガンズ節だから。笑 「狸や猪 現れる」とか「庭には二羽の鶏を 飼いましょう」だなんて、ほんっと歌詞書いた人の頭の中、一体どーなってんの!(最上級の褒め言葉)

蛍の光

若干グダッた廃屋からの、蛍の光ことSEX MACHINEGUNでシメ。この曲で頭振れないことの気持ち悪さといいますか、完全燃焼できないもどかしさといいますか。腕は上げるよ、でも、頭は振れないよ。もうねー、まわりのマシンガーたちが羨ましすぎて!わたしも一体化して振り倒したかったなー。一瞬、ワッチキャップぶん投げて、坊主頭でヘドバンしちゃおうかって浮かぶくらい。体力が戻るまで耐えた方がハコにもバンドにも迷惑かからんだろなーって思い直して、諦めました。めちゃくちゃ悔しいです。

でもね。この悔しさをバネに、またどこかの会場に遠征しようという気持ちになるはずですから。今回ばかりは、大人な対応をとって正解だと思うのです。悔しいけどね、ほんとはANCHANGのギターソロに合わせて回転ヘドバンし倒したいけどね。それができないので、タコチューなANCHANGを目と記憶に焼き付けました。

もしかして、どセン3列目ってドラム音を拾いにくい?

そういえばなのですが、、、どセン3列目あたりって、ドラム音を拾いにくい場所なのでしょうか。

この日のステージにはスピーカーが壁のように積み重ねられ、フロントマン3名は音圧・爆音の大迫力でした。でも、その音量が強すぎて、どセン3列目のわたしには、ドラム音が霞んで聞こえたんですよね。曲中はタムもバスドラも音の粒が聞き取りにくく、ボワーンとして曲のどこを進行しているのか、わかりにくくて。それで何度か耳を塞いでドラム音を確認し、曲の進行を確かめていました。

これ、ドラムソロの時は全く問題がなく、スッコーン!とクリアな音が聞こえました。なので、もしかするとわたしの場所の問題で、フロントマンの音量が大きく感じたのかもしれません。ドラム音はもうちょい上げてもらってもいいかも。じゃないとヘドバンしながら曲が追えずに困っちゃいそう。

わたしは、もっとThomasのドラムを聞きたい!!!バスドラムの穴に機関車トーマスがいたのもしっかり見えてたよー!

ライブ直後のメンバーや関係者のSNSを埋めとく

まとめ

ということで、現時点で11000文字オーバーのクッソ長いライブレポをお送りしました。アホか。いや、アホなんです。推し事が楽しくて、仕方なかったんです。そうさせたのは、元はと言えばSEX MACHINEGUNSです。ワイは悪く無い。カッコ良すぎて、バンド側が罪深いのです。

今回の25周年 ワンマンライブ 〜Firing GLOCK 17〜を総合的に振り返ると、阪神タイガース的にいえば、A.R.E.でした。優勝です。ナンセンスかもしれませんが、あえて比べると、過去イチにカッコよく、スペシャルなことも多く、そしてなんだか清々しい気持ちで参戦できたライブだったように思います。SHINGO☆は成熟期に入ってるし、SUSSYは完全に安定感があり、Thomasは急成長中だし、ANCHANGは何をしてもカッコイイ。花道でスポットライトを浴びても、モニターぴょんしても、タコチューもペロペロ〜も、ギターを持ちステージに立って脚光を浴びていれば、何をしててもカッコイイ。なんならTEKKEN Ⅱの曲始まりに音が出なかったり、歌詞が飛んで誤魔化しててもカッコイイ。笑

ライブ中、「マシンガンズは成長した」とANCHANGが言いました。それはライブを見ていたわたしも感じていたんですよね。いまこのメンバー構成のバランスが、最高に上等なわけです。バンドとしても雰囲気がよく、誰かがミスッても他メンバーがしっかりフォローできる体制が構築できています。この状態だから、安心して見ていられます。チッタに花道がいらないくらい集客できる。それくらいステージングも演奏力も魅力なバンドなんです。(花道いらんちゅーてたけど、あったらあったでカッチョだから、花道残して欲しい。でも客数入れるなら花道いらない。これ、勝手に悩ましいなと思ってる。)

個人的なことを書き残しますと、9月上〜中旬は抗がん剤の副作用で横たわるだけの肉塊な日が続いていたから、今回のライブは絶対に無理したくなかったんです。しんどかったら無理せず、素直に後ろに下がろうと思っていました。だけど、終わってみたら、全然余裕でどセン3列目で参戦できました。推しメンから授かるパワーが半端なくって、疲れ知らずの体力が戻っていました。推し活で絶対若返るって!

一方、筋力的には相当低下しているな、と実感しました。6曲目のTEKKEN Ⅱあたりで腕を上げる筋力の衰えを感じたし、ライブ終わりには背筋が無理してるような気配を出していました。ライブ翌日は背中・腹筋・上腕、そして何故か首筋まで筋肉痛になり、2日後には下半身のダル重さが現れて。ああー、体なまってるわ〜!SEX MACHINEGUNSは前進運動だから、治療が落ち着いたら体力つける運動しないとなぁ。

そして、わたしはヘッドバンガーですから、曲や推しに合わせたヘドバンをしたくてたまりません。V字・縦・回転で長髪をファサファサさせたいなぁ。客席前方のヘドバンの渦に混ざり、会場で一体化したいなぁ。ワイの毛根、超がんばれ。超がんばれ。(←VIVANTドラム口調)

ライブからまるっと2日経過し、いまだ興奮冷めやらぬホクホクした気持ちでいっぱいです。絶対免疫力アップしただろ、これ。最高の闘病アイテム、それってもしかして推し活なんじゃなの!?まもなく秋ツアーでSEX MACHINEGUNSは西日本を回りますが、どうかメンバー全員の安全運転と健康祈願をしつつ、暑苦しいライブ参戦レポをシメたいと思います。あー、長かった。笑
終わり。

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ユッキー@毎日ビール

沖縄移住10年のブロガーによる、定番グルメからローカル店まで沖縄情報。国内外の旅グルメ・ビアバーめぐりの情報も。クラフトビール歴は16年、ブログ歴12年、カーチャン歴7年。

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