SEX MACHINEGUNS「STAR BIRD★TOUR」at 名古屋RAD HALLのライブ参戦レポート

ユッキー@毎日ビール

名古屋RAD HALLのドリンクチケットと、手の甲に押されたスタンプ

2024年8月22日に名古屋RAD HALLで行われた、SEX MACHINEGUNSワンマンライブ「STAR BIRD★TOUR」に参戦してきました。

STAR BIRD★TOURは3ヶ所(8/22名古屋・8/27大阪・8/29埼玉)で組まれたワンマンツアー。ツアー最終日の埼玉はSHINGO☆の誕生日でもあります。バンド加入当時は24歳だった彼も、あっという間に41歳!時の流れが早すぎて、信じられません。笑

ということで、名古屋ライブのレポート行ってみよ〜!

2024年8月22日ワンマン「STAR BIRD★TOUR」参戦レポート

セットリスト

本編

SE.Invitation
01.みかんのうた
02.食べたいなめたい危険地帯
03.エグイ食い込み
04.森のくまさん
05.JAPAN
06.震え
07.HEAVY METAL THUNDER
08.みどりのおばちゃん
09.犬の生活
10.燃えろ!!ジャパメタ
11.ドラムソロ(←ここだったかな…?)
12.愛人28
13.プライド
14.桜島
15.German Power(なごやん魂/RAD HALLパワー/俺のケツから矢場とん)

アンコール

16.ポ
17.The grave
18.みかんのうた(SHINGO☆ Vocal ver.)
19.SEX MACHINEGUN

開場と場所取り

今回のライブは、RAD HALLという、キャパ300人ほどの会場。矢場とん本店の真向かいにある。駅から少し歩く。汗を書くので着替えたいがトイレはなく、ビルの共同トイレだという。ほー、どうするかなー。

名古屋RAD HALLの入口煮立てかけられた看板

さらに、この会場にはロッカーがない。クロークはあるっぽいけれど、整理番号が早めだし、最寄駅のロッカーに荷物を突っ込んでからハコに向かうことにした。

名古屋RAD HALLの入口

ちなみに会場内にも「荷物床置き厳禁」の張り紙。いいね、この方針!こういうのはもっと目立つように言ってほしい。

名古屋RAD HALLの荷物床置き厳禁の張り紙

この日、わたしは整理番号7番。大都会ではチケ番が悪いことが多く、名古屋も「後方でピック狙うかなー」と思っていたから、発券した時「1桁キターーー!」と大歓喜。

SEX MACHINEGUNS 2024年8月22日名古屋RAD HALL「STAR BIRD★TOUR」のチケット

ドリンク代600円を支払い入場すると、最前列はゆったり7人ほど。両サイドの下手が空いてたものの、そこまで最前にこだわる必要もないので、センター2列目SUSSY寄りという定番位置へ。

名古屋RAD HALLのステージ(スクリーンが降りている状態)

この日、19時オープン19時半スタートのスケジュールだった。フロント3人のサウンドチェックが遅く、19時半を回った頃に始まり。10分押しで開演した。音出しでダッチの奥さんみたいなフレーズが聞こえたけど、気のせい?

ライブの感想

会場に入るとスクリーンが下ろされていて、ステージの様子がわからない。19時20分過ぎにドラムからサウンドチェックが始まり、ついでベース、ギターと移行。開演時間をオーバーしてスクリーンが上がる。ステージが高く、PALOOZA並みだな〜と。見上げる構図になりそう。

ステージ上には左から黒のSTAR BIRD、ANCHANG STAR -KAMIKAZE、ハレンチV SOLDIER NIGHT、そしてツーバス仕様のドラム。フィルムを剥がしたコーラも健在だった。

1曲目、みかんの予想は的中。客席のハートをグイッと掴む。2曲目に入るまでの間がややあって、曲振りをするであろうSHINGO☆を見ていたら食べなめだったので、黄色い悲鳴。この2曲が続くの、最高にアガる!そしてぴょこたん飛び跳ねても安定感がすごい。ここ数ヶ月、運動を継続しているおかげかジャンプ後の着地が安定している。人間の体は何歳になっても変わるものだなぁと。54歳のANCHANGも動き続けているから、歌い続けているから、体が衰えないんだろうなぁなんて思った。今日のライブはヤレる!

MCに入り、ANCHANGから早々にメンバー紹介。SHINGO☆のためのツアーとあって、SHINGO☆の口からスターバードというツアータイトルや誕生日直前であることの説明。そして久々のエグイへ入っていく前に、「俺たちがー!セーックス!マシンガンズ!ヘビーメタルシャウト〜」を忘れるSHINGO☆。ANCHANGがジェスチャーで指摘してた。そのやりとりも良いな〜と思って。

エグイはベースラインの見せ場があり、やっぱそうきたか!と喜ぶ。となると今ツアーのセトリは全般そういう感じかも。大阪、西川口と参戦予定の皆さん、期待して〜!

森くまのSUSSYさん、バカスケしてくれんかったな。ずっと待ってる。笑 でもJAPANでセンターにくるSUSSYが好きだから、なんか気持ちのアップダウンが続くセトリだった。笑 で、JAPANの1番をSHINGO☆が担当することになり、これは何かくるだろと期待していたところ案の定、

SHINGO☆
SHINGO☆
シンゴは好きか〜

で始まって、めっちゃウケてパワー貯まる。チキンよりボディにいいな!

震えの前振りで、スッシーさんに向けて

ANCHANG
ANCHANG
震えも、痺れも、腰痛も

と発する。よくそんなパッパッと頭に浮かぶものだなぁ。地頭の良さ、回転の速さ。ほんとリーダーすごいよね。

震え終わりだったかな、そのまま一音ジャーンと挟み、コードを変えて仕切り直し、次の曲に入ってく様子が見られ。そのこなれた様子がいかにもプロミュージシャンという感じがして、すっごくグッときた。こういうツボが他ファンとズレてる気はする。近くはしている。

尚、HEAVY METAL THUNDERの歌詞(もやしのお前にはこいつがいるのさ、軟弱な身体には棘と鎖を)は相変わらずわたしを打ちのめし、グッときてしまうわけであります。

ANCHANG
ANCHANG
10年ぐらい前、HEAVY METAL THUNDERはあまりやらなかった。何故かというと、それほど盛り上がらなかったから。古い曲調だし、ウケないのかと

SHINGO☆
SHINGO☆
でも最近そういう曲やってる若い子も中にはいる

ANCHANG
ANCHANG
なんでそういう曲作ったの?と聞くと、「お父さんが聞いてたから」って

THOMAS
THOMAS
(うんうん)

ANCHANG
ANCHANG
で、お父さんの年齢聞いたら「52」って。俺より年下やないか!

最近若手バンドと絡むことがある。MELT4とか…というくだりから、SHINGO☆が「若手に負けられない」という反応からの小芝居。SHINGO☆は先輩メタルバンド役、スッシーは若手バンド役。SHINGO☆の家でスーファミ、主にストⅡで戦うという。流れがぐだぐだでスッシーさんはブランカ。(ストⅡを知らないスッシーさん)

SHINGO☆
SHINGO☆
最近物販が緑色多いんですよ

ANCHANG
ANCHANG
いまいう?

SUSSY
SUSSY
なんかあるの?

SHINGO☆
SHINGO☆
自分たち、ベルディーとちょい絡みしてて

客席
客席
ちょい絡みwww

わたし
わたし
ベルディーといえばグリーンだしな

SHINGO☆
SHINGO☆
ANCHANGも僕もみんなみどりが好き

犬は、イントロからあかんかった。10日前に亡くなったばかりのお犬サマーを思い出してしまってダメだった。赤い首輪をつけていたし、わたしのにおいで落ち着いてたし、頭を撫でてたし、恋人にはなれないからわたしのそばでわんわんわーんだった。犬ったら相変わらずフォーメーションが素晴らしく、めちゃくちゃかっこいい。泣きながらステージを見た。

ジャパメタ終わりのANCHANG、ほんっとキツそうだったな。あんな歪んだ見せるのかってくらい。それは年齢のこともあるだろうけれど、お台場のCRASH CRISISよりも暑いと言わしめた名古屋の箱の環境のせいだと思う。ライブ終わりのTシャツがあんなヒッタヒタになったの久しぶりだもの。斜めがけバッグの肩紐ですらぐっしょりだったもの。

ドラムソロのTHOMAS、めちゃくちゃよかったなー。ドラムソロだけじゃなく、全体通してよかった。彼自身ドラムを叩きながらヘドバンをするものだから、あんま顔見えないんだよね。だけど合間合間でメイク映えしたそのご尊顔を拝ませてくれたり、客席をしっかり見ている様子だったり、500万回くらい目があったり(あってない)。八の字ヘドバンしながらのドラム、めっちゃよかった。

どこかのタイミングで

SHINGO☆
SHINGO☆
SUSSYは正式メンバーになって2年くらい。サポートはその前から。何年ぐらいだっけ?

THOMAS
THOMAS
(手で5を出す)

SHINGO☆
SHINGO☆
サポートの頃はマシンガンズとしての熱を感じないというか、暑苦しさが足りなかった。最初の頃はどうしていいかわからなくて悔しかったことも多いと思う。でも今はこの通り

SHINGO☆
SHINGO☆
いろんなメンバーがいたと思う。スッシーも入って、やめて、戻ってきて。僕もそう、前がいてやめて僕が入って。ドラムはレオンさんみたいのがいたりして

わたし
わたし
みたいのって!www

SHINGO☆
SHINGO☆
でも、いまのマシンガンズはこれです。これが最後のメンバーです

わたし
わたし
ちょ、おま、なんてことを!目から滝汗出っから!!うおおおおん

あんこで最初に出てきたのがSHINGO☆。最近はSUSSYが出てくること多かったから特別感あり。そしてSHINGO☆が着用しているドライTシャツのピンク色がよく似合う。

SHINGO☆
SHINGO☆
ANCHANGとスッシーは絶対着ないでしょ

という理由でピンクになったらしい。SHINGO☆のトーク中、上手カーテンから顔を出すTHOMAS。足元と顔だけ出して様子を伺っている。それがなんか怖くて、めっちゃワロタwww

THOMASは誰からの相談もなく無言で「お前は青でしょ」と青を渡されたらしい。機関車トーマスだからね、そりゃそうだよね。SUSSYがグリーンを来てきて、ANCHANGは黒。

ANCHANG
ANCHANG
スッシー、ブランカやんかwww

SUSSY
SUSSY
シンゴくんが「SUSSYはこれね」って手渡してきたから〜

SUSSY
SUSSY
シンゴくん、ファッションリーダーだからね!ふだん見ないと思うけど、かなりオシャレだから

ということで、各メンバー割り振られたカラーに異論なしのご様子。

あんこ1曲目何にする?の件で、

SHINGO☆
SHINGO☆
愛こそすべてとかどうですか

ANCHANG
ANCHANG
お前歌えんの?
と切り返されて、慌てふためくSHINGO☆www

最近やってないというところで、ポを披露。CDと違うアレンジで急に

SHINGO☆
SHINGO☆
あのーあれあれなんだっけー。サッカーが強くてさー、クリスティアーノ・ロナウドがいる国〜

客席
客席
ポルトガル〜?

という掛け合いあり。曲が終わった後、

ANCHANG
ANCHANG
みんなポルトガルがわからんくて、スンってしとったやないかwww

わたし
わたし
あんさん、「スン」って多様するなぁ

と思いました。

The graveの曲振りでは、

SHINGO☆
SHINGO☆
僕、長男だから

という話も出たお墓問題。沖縄長男とその嫁は年中行事で面倒な役回りが多いので、距離をとられたり逃げられたりするらしい。そんな中、

SHINGO☆
SHINGO☆
上(天国)に行ったら。現地集合で

SHINGO☆
SHINGO☆
俺の扶養に入りたいかー!

には笑った。沖縄長男はごめんだけど、現地集合ならOKだな。笑

ラスト、みかんのうたをSHINGO☆ボーカルバージョンで。

SHINGO☆
SHINGO☆
「オーレンジに負けーなーいー」は誰がやるの!?

ANCHANG
ANCHANG
(フロアの客に向けて)あいつらにやらせればええ!

わたし
わたし
ウィ

蛍の光で

ANCHANG
ANCHANG
なごやーーーーーーーー!!!

って叫ぶANCHANGがラブすぎた。この人のコレを見たくて、蛍の光が待ち遠しい。

この日、ちょいちょいANCHANGのツボが多かった。タコチュー顔、ギターソロで恍惚の表情、歌いながら左足を上げた瞬間、JAPANの「I'M THE TRIGGER」で体を軽く捻った際の左足の曲げ方。普段は漁港のおじさんなのに、どうしてこう、ステージに立つと華やかなのだろう。ツボがすぎるよ。何度だって言おう。大好きだ。

ライブ終わり、ANCHANGによるメンバー紹介は全て

ANCHANG
ANCHANG
SHINGO☆ー!

ANCHANG
ANCHANG
SHINGO☆ー!

ANCHANG
ANCHANG
SHINGO☆ー!

ANCHANG
ANCHANG
SHINGO☆ー!Naaaaaaaaaa〜!!

でした。SHINGO☆のためのツアーですな!

ライブ直後のメンバーや関係者のSNSを埋めとく

行くことにしてよかったー!大阪・西川口に参戦予定の皆さん、しっかりたっぷりお楽しみください!

スターバードツアー3箇所だけで販売の限定Tシャツも販売していました。SHINGO☆によるデザイン&手刷り!売り切れ必須だよな〜、こういうの。

出発前夜だったので早寝しようと思ったら配信が。さざなみを洗濯機の音と間違えました…

わたしにとっては、鹿児島ぶりのワンマンです。楽しみ切るぞ〜!

カタカナの位置!(鼻血)

イケ!!!(鼻血)

名古屋に前乗りした後、はしけいさん、ANCHANG、THOMASで楽しまれたようですね。

はしけいさんがいい写真を!(鼻血)

22年前に初めて名古屋ライブを見に行った時も熱かったけど、RAD HALLはさらに暑かった〜!楽しかった!マシンガンズありがとう!

SHINGO☆バースデー1週間前の特別感を漂わせるツアー初日、めっちゃ良かったです!ステージ上の4人も客席も汗だくでしたね。上に行った時は現地集合でヨロシャス!w

靴の盃www こちらも湿度高めでした。早く靴脱ぎたいwww

はしけいさんらと共に、メンバーは豚旨うま屋ラーメンを食べたそうです。

個人的なアレコレ

名古屋遠征なんていつぶりだ

今回で5度目の名古屋遠征だ。

名古屋RAD HALLの真向かいにある矢場とん

初の名古屋遠征は2002年8月、HOUND DOGとダイアモンドホールでの対バン。これはとっても記憶に残っています。翌年、HEAVY METAL TEACHER FROM HELLで2003年7月に名古屋市民会館を訪れている、らしい。4期になった2004年9月にも愛知県勤労会館を訪れているそうだ。上京後の2010年11月にはThe冠で池下CLUB UPSET、翌日Electric Lady LandでSEX MACHINEGUNSを見ている。チケット半券が手元にあるんだから、間違いない。と思う。たぶん・・・。

・・・えーと、わたしほんとに行った?笑

ほんとに記憶がない。遠征の意味はあるのか。半券集めのためにあごあしまくらにお金を費やしているような気がしてきた。

わたしはすぐに忘れてしまう人間なので、ブログに書き残さねばならない。外部メモリー的な使い方をして正解だと思う。

今ツアーに参戦したワケ

STAR BIRD★TOURに行こうと決めたのは理由がある。

ひとつは、ここにきてSHINGO☆への興味が増したからだ。在籍年数の長い彼を見たことがない、はずはない。ステージで人一倍動き回り、客席をよく見てファンサービスを忘れない様子は、客席のセンターや上手側から眺めてきた。

前回の遠征、6月のSEX冠の神戸公演で珍しく下手に入ったわたしは、ステージ上のSHINGO☆をよく観察した。その後も配信ライブを楽しませてもらったし、バンドメンバーとしての親近感が増してった。そんな彼の誕生日を控えたツアー初日である。祝わねばならない。

もうひとつの理由、それは翌日に渋谷ライブが控えているためだ。今のわたしの生活的に、短期間にギュッと詰め込んだ遠征を良しとしているわたしとしては、絶好のチャンスだった。メンバーもわたしも移動が大変だけど、ツアーライフとか遠征ライフってものはそういうものなのだと思いう。

無謀な日程が多い2024年

今年のSEX MACHINEGUNSは攻めている。めちゃくちゃハードなツアーライフに、ファンたちは度肝を抜かされている。

今回の名古屋もまあまあハードな部類だ。メンバーたちは8月22日に名古屋でライブをこなし、翌23日は渋谷でEARTHSHAKERとの2マンライブだ。移動距離は東京→名古屋→東京でざっくり往復700km弱。21日には名古屋入りしていたようなので、2泊3日日程で移動+ライブ2本はしんどいものだと思う。

今回の遠征スケジュールを決める際、機材車での移動を思い浮かべて「これは…メンバーと同じように車移動を経験しよう」と決めた。メンバーの経験を体感することで、なにか得られるものがあるはずだ。まるで発想がヲタである。

ちなみに2014年に、大阪→夜行バス→東京という移動を経験している。あの時は3泊4日日程で中1日空いていたから、メンバーもわたしも楽だったに違いない。それから10年の月日が経ち、メンバーもわたしも老いた。それでも尚まだ夜行バスを使うのだ。かつて水曜どうでしょうで「キングオブ深夜バス」と呼ばれた新宿~博多間の14時間移動と比べたら、全然余裕だろう。

こうして10年に1度のアホの祭典、ではなくて、非日常を楽しむのだ。

南海トラフを危惧し、国内旅行保険+特約をつけた

普段は国内旅行保険など考えもしないが、今回は南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が出た直後の遠征である。さすがに、気掛かりであった。南海トラフによる名古屋の存在は、極めて厳しいものと想定されている。最大震度7ともいわれる揺れ、建物の崩落、津波被害、道路の寸断、火災… 確実に死ぬな、と思った。

そこで国内旅行保険に加入することにした。自分がいなくなった後、家族に子どもに残せるものは保険の給付金くらいなものだ。

通常の国内旅行保険は、旅行中のケガを対象に保証をしてもらえる。そこには地震・津波・噴火などの天災は含まれない。そこで天災危険補償特約をつけ、万が一に備えることとした。保険料は2泊3日で2000円だった。安いものである。ご主人サマーには「何かあったらここに証券があるから」と伝えて家を出た。元来わたしはネガティブ思考で心配性なのだ。

スターフライヤーに初搭乗

40代中盤になっても学びがあるのはありがたいことだ。今回のライブ遠征は、クレジットカードのマイルを使って飛んだ。この日の特典航空券には直行便の枠がなく、沖縄→福岡→名古屋という移動だった。おかげで初めてスターフライヤーに搭乗した。外も中も黒塗り、革張りのシートもめちゃくちゃかっこいい。

福岡発 名古屋行きのスターフライヤーSFJ60便

機内サービスはコーヒーをいただいた。ロイズっぽいチョコレートも付いている。包装紙も紙コップも黒を基調とし、統一されてかっこいい。ふと、昔よく会っていたお姉様を思い出す。スターフライヤーで遠征してきてたっけ。彼女はいま何してるのだろう。

スターフライヤーのコーヒーはタリーズ、添えられたチョコレートはオリジナルのものだ

四国上空をフライトした。瀬戸内の海を眺め、県境の山間を眼下に臨む。F列を押さえていたので高知県のまっすぐな海岸線が目に入った。福岡→名古屋便で新居浜を眺めるならば、A列がオススメだ。なかなか乗らない航路だけど、一応メモっておこう。

この調子で、呑気に本革シートを楽しんでいた。名古屋上空にやってくるまでは。

福岡発 名古屋行きのスターフライヤーSFJ60便は四国上空をフライトした

初セントレアのはずが、トラブル発生!

名古屋の空港といえば、小牧空港である。わたしの中で、未だそれが揺るがない。だが、仕事上よく見かける空港名は、中部国際空港(セントレア)だ。開港は2005年のこと。ほーん・・・ 脳内で「時間の流れに驚いて〜 煙の中から玉手箱〜」が流れる。なんだ、名古屋には時空の歪みでもあるのか?

そんなことを思いながらスターフライヤーでセントレアに向かったはずが、着陸したのは関西国際空港。えっ。セントレアの滑走路が閉鎖(上空では理由不明)となり、しばらく上空で待機していたものの燃料がないため、急遽関空着陸に変更となった。行先変更のトラブルは初めてのことで、率直に感想を書くと、正直心が躍った。これ、インターネットで見たやつだ!わ〜っ、ウケる!(ウケない)

福岡発 名古屋上空くるくる 関空行きした。ダイバートも初だった

関空にダイバート→再度セントレアへ

機長アナウンスで行先変更を告げられた途端、心拍数が上がった。ライブ間に合うかな、今日は19時オープンだから大丈夫かな、俺の鰻にゅるりにゅるりらーできるかな、関空から名古屋へどうやって移動しよう、燃料補給して再度飛ぶのかな、着陸地変更による補填とかあるのかな。

そんな具合で一度にいろんな心配が押し寄せる。だが安心いただきたい。わたしもタフになったものである。ハラハラを上回る勢いでワクワクしているのだ。絶対にライブには間に合わせる。そのために何を、どうこなすかが重要だ。

俺の人生、獣道。なんでこうもサバイブばっかなんだ?とは若干思う。

機長の案内によると、「他航空会社の機材が滑走路上で頓挫し、動けなくなった。13時半に滑走路利用再開と連絡が入ったが、スターフライヤー機は燃料が足りず、関空にダイバートを判断」、そして「この後は燃料を補充して関空→セントレアにフライトかと思うが、状況が分かり次第案内を入れる」とのことだった。実際に、着陸後はその流れになった。新幹線移動はせずとも済んだ。5度目の名古屋遠征、このダイバートのおかげでしっかり記憶に残るだろう。

初めてのセントレアには、矢場とんのぶーちゃんがいっぱいいた

航空会社の皆さん、整備や燃料を管理している皆さん。トラブルが発生しても、安全運行のためにフレキシブルに対応くださり、ありがとうございます。こんなのしょっちゅう起きるだろうけれど、わたしなら絶対胃が痛いだろうし、常に向き合っているスタッフの方々に対しては尊敬しかない。CAさんに「お疲れ様でした」と声掛けして、飛行機を降りた。

まとめ

ということで、2024年8月22日のSEX MACHINEGUNSワンマンライブ「STAR BIRD★TOUR(名古屋RAD HALL)」に参戦してきました。ライブの前に関空へダイバートというトラブルもありましたが、無事にライブ参戦できたのは良かったです。遠征回数が増えると、こういう経験に合う確率も増しますからね。

SEX MACHINEGUNSとしてSHINGO☆のバースデー絡みのライブに行くのは初めて(メンテでは2度経験がある)。年を重ねても、パワフルにステージを駆け回る姿であり続けて欲しいな〜と思います。バンドマンの40代、とっても大事よ!怪我に気をつけながら、これからもステージで暴れまわってほしいなぁと願っております。

さて。わたしはこの名古屋ライブのあと、そのまま東京方面へと移動するのですが、それについてはまた別の機会に。
終わり。

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ユッキー@毎日ビール

沖縄在住11年目のグルメブロガー。
沖縄で食べ飲み歩いた店は1000軒超。
ビールと旅が好きで、国内・海外グルメやビアバー情報も綴ってます。
最近の楽しみは、ライブ遠征と母子旅。

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