函館に帰省する話をすると、いろんな人に「あそこのお寿司、いいよね」と言われるお店がありました。それが中島廉売にある「シゲちゃんすし」です。中島廉売というのは地元民向けの市場や商店街のこと。観光客向けの市場と違い余計な客引きはないし、庶民向けの価格設定なので他より安い気がします。そんな中島廉売のお寿司屋さんを沖縄でオススメされるなんて!
シゲちゃんすしに到着したのは、14時半頃。ランチタイムギリギリの時間でした。店先にあるランチセットの看板を眺め、価格に驚きます。安い!
ここは立ち食い寿司のお店です。店内には先客が4名いて、大将と会話をしながらお寿司を食べています。我々は2名+乳児で訪れたのですが、これ以上お店に入るとゆとりがなくなっちゃうなー、席がないからテイクアウトしようかなーと思っていたら、店先に段ボールで作った即席テーブルを作ってもらえました。
まずは、店内で注文を済ませます。頭上に貼られたメニュー札を眺めつつ...
カウンター席の下に並ぶ食品サンプルもチェックしつつ...
カウンターに貼られたランチメニューの中から注文することにしました。おまかせランチにぎり(13個、2000円)、寿司盛(600円)、爆裂15貫盛(1200円)、ウルトラ生ちらし(1200円)。さあ、どれにしよう。
メニュー表も手渡されたので、目を通します。1貫80円からあるんですね。安いから、好きなだけ食べられるなぁ。
注文を書いてお店の方に渡します。字が汚いのは、暴れる子を抱きかかえて注文票を書いたから。
まずやってきたのは、ランチメニューの爆裂15貫盛(1200円)。この価格ながら、カニもホタテもイクラもあります。想像してたより豪華!
函館らしいなーと思ったのは、こちらのがごめ昆布の軍艦。細切りにした道南産のがごめ昆布のネバネバ感がイイ!
サーモンやイカの軍艦、マグロなどもおいしかったです。いろんな種類をちょっとずつ食べられて嬉しいな。
タコの頭やホタテのヒモもありました。わたしの好きなネタが多い!
こちらはおかんが注文した単品のうに(250円)と鮭ハラスあぶり(200円)。お寿司屋さんにきたものの、そういえばうちのおかんは生魚が食べられないのでした(その割に、うには食べられる)。
こちらは単品で注文したバター巻き(120円)です。発酵バターを使っているそうです。これ、めっちゃウマかった!バター+海苔巻き+醤油の組み合わせ、アリですねぇ。魚介を使わないメニューですが、この日一番気に入ったのがこれでした。意外性と納得感って大事。
お会計した後、こちらのチラシをいただきました。全ては書かれていませんが、このチラシ1枚でシゲちゃんすしのメニューをざっくりとカバーしていると思います。
ということで、函館は中島廉売にある立ち食い寿司の「シゲちゃんすし」へ行ってきました。安くておいしい庶民の味方なお寿司屋さん。30年近く営業されているそうです。お店の外で食べている時に聞こえてきた大将のお話がとっても楽しそうでした。耳に入ってくる大将の函館弁丸出しっぷりが、とっても心地よくって。今度は店内で立ち食いしながら会話しようと思いながらお店を後にしました。
終わり。
住所:〒040-0014 北海道函館市中島町14-10
(*・ω・)つ 北海道食べ歩き情報もどうぞー♩