JR御徒町駅「老酒舗」昔の北京にはこんな大衆酒場があったんだろうなと思わせるガチ中華。

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」ピリ辛油掛けビャンビャン麺がおいしかった

東京に行ったらガチ中華を食べてみたいーー。そう思っての東京遠征でした。良さげなお店を念入りに調べまくって、JR御徒町駅の高架線下にある「老北京酒館 老酒舗」を予約したわたし。ついでに、ガチ中華に舞い上がって、ヘベレケになっても安心できるように宿も近くに押さえ済み。準備はばっちり。いざ、老酒舗へ!

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」の外観

時刻は17時半、Googleマップの機能で予約をしていたのですが、お店の方にそれを伝えると、意味が伝わっているのかいないのか、どうも微妙な反応です。ああ、ガチ中華すでに始まってる…!老酒舗は1階と2階があり、我々は2階の狭いテーブル席に案内されました。人の導線を配慮せず、ギチギチに詰め込んだテーブル配置…。これはトイレさえままならないぞ。

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」の店内

この日、数年ぶりの再会となるK氏を待つ間、老酒舗のメニューを眺めていました。中国語で書かれた文字の脇に日本語訳があって、それをたどれば難なく注文できそうです。でも、後でブログを書くのが大変だろうなぁと思いました。なんせメニュー枚数も多いですし、壁や頭上に様々張り出されているので、振り返りに難航すると予想されたのです。

ガチ中華の前に、まずはビールをいただきましょう。ドリンクメニューに「冷蔵庫からご自由にお選び下さい」と書かれていたので、ビールはセルフサービスなのでしょう。冷蔵ケースを開けようとしたところで店員さんに止められました。えー、セルフじゃないん?(困惑)もしかすると、コロナ禍でオペレーションが変わったのかもしれません。

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」瓶ビールが入ったケース

老酒舗では瓶ビールを提供していて、銘柄も様々用意しています。わたしはサッポロラガーの大瓶(715円)をいただきます。赤星はどこで飲んでも安定のおいしさです。

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」サッポロラガーの大瓶(715円)

この日のお通しは、ピリ辛な中華料理的うま煮。K氏との再会に乾杯しながらつまみつつ、この日の注文を決めていきます。

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」この日のお通し

最初にやってきたのは鴨頭(330円)。中国では鴨と書いてアヒルの意味らしく、つまりこれはアヒルの頭を麻辣煮にしたものです。クチバシも遠くを見つめる目元も原型が想像できる形状です。一品目からガチ過ぎやしませんか…?

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」鴨頭(鴨のカシラ麻辣煮、330円)

反転すると、標本の如し。どうやって食べるんだこれ?ともかく、箸で突きやすい部位から食べ進めました。脳みそは麻辣味のレバーペーストっぽい感じで、クチバシや骨周りは薄く肉がついています。それらをちびちびつまみ、骨を外して肉を剥ぎ、口に運んではビールを流し込みました。中国の食文化っておいしいけれど、人によっては閲覧注意だろうなぁ。

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」鴨頭は真っ二つにカットされている

お次は素三鮮(264円)がやってきました。こちらはニラ・卵・海老が入った水餃子です。

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」素三鮮(ニラ卵海老の水餃子、264円)

もちっとした皮にたっぷりのニラ、そして確かに卵も包まれています。餃子の餡に卵とは、初の経験。食の世界はまだまだ広いなぁ。

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」ニラ卵海老の水餃子の餡

この日、老酒舗で食べてみたいお料理のひとつが、漬菜粉(858円)でした。自家製の発酵白菜と豚の三枚肉を炒めた、酸味のある一皿。何がウマいって、白菜と豚の旨味を吸った春雨!めちゃくちゃ酒が進みます。

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」漬菜粉(発酵白菜と豚炒め、858円)

老酒舗は席同士が狭く、お隣の女性2名が「焼餃子、3人前!」「焼餃子、追加で!」と注文するのが耳に入ります。彼女らは、どうも焼餃子以外食べていないのです。それで「そんなにおいしいんですか?」と確認すると、「おいしいです!わたしたち、これしか食べません!」とのお返事。そこまで聞いてしまったら、家庭煎餃(5個、495円)を注文するしかありません。

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」家庭煎餃(中国家庭風焼き餃子、5個、495円)

こちらは中国家庭風焼き餃子で、皮は水餃子と同じような、そして平べったくサクッと焼かれています。具材は葉野菜、肉、卵など。中国と言っても国土が広く、ガチ中華経験の浅いわたしが「この餃子はどのエリア」と特定はできないのですが、日本の餃子と全然違って、餡がたっぷりでもないし、肉でまとまってる感じもありません。

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」中国家庭風焼き餃子の餡

反対側のテーブルに座る若いグループが、中国の白酒を飲み始めました。その流れでわたしも孔府家酒(770円)を飲むことに。コップに100mlほど注がれたこのお酒はフルーティーな蒸留酒で、そのまま飲んでもおいしいです。ただアルコール度数39度は、さすがのわたしでもちょっと厳しい。

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」白酒の孔府家酒(39度、770円)

なので、炭酸割りにしていただきます。炭酸で割っても20度くらいはありそうなんだけど、梨のようなフルーティーな感じでスイスイ飲めちゃう。原材料がトウモロコシ、米、小麦などなのに、よくこんなおいしいお酒を作れるなぁ。

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」孔府家酒の炭酸割りでいただいた

焼餃子ガールがシメに注文していた牛肉麻婆(990円)がおいしそうだったので、我らもマネして注文。熱々の絹ごし豆腐が嬉しい!いつもの島豆腐とは違う食感に「絹ごしっておいしかったんだ…!」と思ったし、少し冷めてきたころにいただくと麻婆の餡からクミンの香りがして、複雑なスパイス使いに感動です。

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」牛肉麻婆(牛肉の麻婆豆腐、990円)

焼餃子ガールと入れ替わりで入ってきたご夫婦が、やたら幅広い食べ物をすすっています。白酒で勢いづいてるわたしは「それはなんですか?」と伺ってみました。すると「ビャンビャン麺」とのこと。気になる〜!こっちのテーブルも自家制油泼裤带面(1100円)を追加で!

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」自家制油泼裤带面(ピリ辛油掛けビャンビャン麺(1100円)

5cmもありそうな幅広てろんの小麦麺に、ピリ辛油をたっぷり掛けまわしたビャンビャン麺。麺そのものの長さもあって、ズルッとすするより、はむはむと食べ進めるのが良いと思います。

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」ピリ辛油掛けビャンビャン麺がおいしかった

お腹が満たされたので、そろそろお会計。すると合計金額がフォーセブン!ガチ中華、やったね!

御徒町「老酒舗(老北京酒館)」お会計が7777円!

ということで、JR御徒町駅にある「老北京酒館 老酒舗」へ行ってきました。いまから40年ほど前、北京にたくさんあった中国的大衆酒場のおつまみを再現したガチな中華、めちゃくちゃ楽しんだし、どれもおいしかったです。今回は夜につまみとお酒をいただきましたが、実は朝7時から朝ごはんもいただけるんですよね。いつか食べてみたいぞ〜。

老酒舗は、中国の東北地方料理を提供している飲食チェーン・味坊系列ということで、今後またこの系列のお店で食べ飲みしてみたいと思っています。
終わり。

お店の情報

店名老北京酒館 老酒舗
住所〒110-0005
東京都台東区上野5丁目10-12
営業時間月〜土曜:7時〜23時/日曜:7時〜22時
定休日不定休
駐車場なし。近隣にコインパーキングあり。


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