東京遠征で渋谷に宿泊しました。渋谷ランチの選択肢として、カフェ・トンカツ・ハンバーガーなどが頭に浮かびつつ、結局、原宿まで歩いて「立食い寿司 根室花まる 神宮前COMICHI店」を選んだわたし。竹下通りを通り越し、原宿外苑中学校西の交差点を折れて、JINGUMAE COMICHIに向かいます。
根室花まるは北海道の回転寿司チェーンで、東京都内にはメトロ・エム後楽園や東急プラザ銀座、KITTE丸の内にお店があります。最近は都市型店舗の立ち食い寿司を東京ミッドタウン八重洲や新橋駅構内、横浜の総鉄ジョイナス内などに展開しているんですよね。道産子のわたし、その頑張りを応援させてもらいたい。そんなわけで原宿に出て、立ち食い寿司のオープン時間に並びます。
立食い寿司 根室花まる 神宮前COMICHI店はカウンターのみ。12〜3人でいっぱいになりそうなサイズ感です。気軽に入れる雰囲気ですが、客席が狭いのでお客さん同士の譲り合いが求められるかもしれません。
カウンターに入り、まずは生ビールを注文。このお店ではザ・プレミアムモルツ(640円)を提供していました。午前中からゴクッといただく幸せ。
ビールを飲みながら、この日のメニューをチェックします。北海道から仕入れた懐かしいネタが用意されていました。お寿司で握ってもらうのはもちろん、お刺身でつまめるし、通常メニューだって1貫120円〜370円とお手頃です。どれにしようか悩みまくる…!
立食い寿司 根室花まる 神宮前COMICHI店では、食べたいネタを注文票に書いて板さんに手渡します。
吟味を重ね、まずはたこの白子ポン酢(490円)をつまみます。湯がいたたこの白子は柔らかく、繊維がほろっと崩れる食感です。クセはなく、たこの香りがほんのりの珍味。
つまみをいただきつつ、この日のおすすめ5貫セット(1200円)を握ってもらいました。手前から、あぶらがれい。軽く炙られて香ばしく、脂が溢れてウマい!この味わいが懐かしく、のっけから北海道が恋しくなりました。続く八角は、白身の旨味が感じられます。コリっとした食感と脂のりがおいしい。
そして、とろにしん。その名の通りとろとろと柔らかく、にしんの旨味がたまらない。とろたく握りは、たくあんの食感と塩気のバランスがおいしいです。サーモン中落ちは、うずらの黄身が乗せられて濃厚な味わいでした。
お好みでにぎってもらった紅鮭筋子醤油漬け(270円)は、味付けが濃すぎず酒のアテにもピッタリ。うまいなぁ、いつ食べても筋子は正義です。根室名産こまい子(190円)は軍艦で。たらこに近い粒感ですが、一味違うおいしさ。サラッと食べられて、海苔の風味との相性がよかったです。
もう少しお好みを追加。中とろ(370円)は赤身と脂がほどよいバランス。ネタの温度がいい具合に戻されて、口溶けも楽しめました。根室のさんま(190円)もいただきました。近年、サイズも小さく脂乗りもよくないというニュースを見ているし、メニューにも「自信はありません…」と書いてあったけれど、うまいものはうまい。根室のさんまは根室のさんまでした。数量限定を食べられてよかった。
そして、珍しい寿司ネタのほたての白子握り(190円)。オレンジ色だから卵では?とも思ったのですが、そんな確認もせずパクつきます。ほどよく濃厚で香りが独特、やや遠くにほたてがいます。これも珍味だなぁ、日本酒と相性が良さそうです。
立食い寿司 根室花まる 神宮前COMICHI店でのシメに注文したのは、この日のおすすめ5貫にあった八角(370円)を単品オーダーで。上品に握られる八角。味わいが濃厚で、胸が熱くなりました。道産子的には、やっぱり北の魚が恋しいのです。
ということで、原宿にある「立食い寿司 根室花まる 神宮前COMICHI店」でランチを食べてきました。数えてみるとビール1杯、お寿司11貫、おつまみ1品、これでいい感じにお腹が満たされました。シャリが大きすぎないのでいろいろつまめて嬉しいですし、何より北海道の海の幸を都内で食べられるのがありがたいです。根室花まる、次は新橋か横浜のお店に立ち寄りたいと思います。
終わり。
お店の情報
店名 | 立食い寿司 根室花まる 神宮前COMICHI店 |
住所 | 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1丁目23-26 神宮前COMICHI 2F |
営業時間 | 11時〜15時/17時〜23時(変更の可能性あり) |
定休日 | 公式サイトで要確認 |
駐車場 | なし。 |