那覇・久茂地のイタリアンへ行ってきました。向かったのは「里芭歩樹(リバージュ)」というお店。
里芭歩樹は路面店ではなく、2階にあります。1階駐車場の奥にある階段を使ってお店に向かいましょう。
階段を上ると、路地裏に佇む隠れ家のようなお店の入り口がありました。早速入店です!
里芭歩樹の店内にはテーブル席6~7席ほどでしょうか。調理場に面したカウンター席もあって、おひとりさま利用もできそうです。
席に案内され、さっそくビールで乾杯。ビールはヒューガルデンホワイト(500円)のドラフト。
里芭歩樹はイタリアンのお店なのでワインが中心ですが、ショーケースの中に冷やされるボトルビールが何本もありました。見た感じだと、ベルギービールが多かったです。
里芭歩樹のメニューもチェックしつつ...
まずはお通しをいただきました。お通しはカルビとウニ。ウニ、おいしかった!
続いて、前菜9種盛り合わせ(1800円)。里芭歩樹ご自慢のおつまみが、この一皿に集められています。生ハムはそのままのものと燻製したものがあったり、早熟青マンゴーを自家製ピクルスにしたものや、パテなど食べ応えのある盛り合わせでした。レンズ豆とカポナータもおいしかったです。
続きまして、コロンナータ村のラルド(900円)。ラルドというのはラードのことで、ティジェッラという平たいパンに詰めていただきました。ラルドはリエットみたいで好みでした。
3品目は、県産アグー豚のパテとやんばる若鶏と島らっきょうのパテ(800円)。いかにも肉、というパテ!豚と鶏の食べ比べです。個人的にはアグー豚が好みでした。このあたりからワインが欲しくなってきちゃったり...
4品目、イタリア産フレッシュモッツァレラをつかったマルゲリータ(1400円)。里芭歩樹のピザはナポリピッツァ。4種類あります。キッチンには専用窯が備えられていて、オーダーのたびに焼き上げるそうです。
そんな流れでやってきた、甘めのグーデンカロルスクリスマス。アルコール度数10%オーバーの酔わせるビールでした。
続いてのフードは、スピエディーニ。スピエディーニというのは炭火串焼きのことです。里芭歩樹はイタリアンのお店ですが、炭焼きの串もあるってすごい!手前は山城牛(A5ランク)と松茸のサルシッチャ(1串900円)、そして奥がオーストラリア産ラム脳天 特製タレ(1串450円)です。脳天!?
ラム肉は好きでよく食べているけれど、ラムの脳天は初めていただきました。この見た目ですが、思ったよりあっさり。
こちらは伊江牛の肺(フワ)のタイムとマスタード添え(1串350円)。普段食べることがない部位が多く、食べていて楽しかったなぁ。
そして青森県産ニンニクとオレガノを使った2枚目のピザ、マリナーラ(1380円)も追加しちゃいました。さすがにこの辺でお腹いっぱいに。
しかしアグー豚の特製サルシッチャ(900円)を食べなければ。サルシッチャとは腸詰めのことですが、里芭歩樹のサルシッチャは腸詰めにせず、肉々しい食感の残った粗挽きのつくねのようでした。赤ワインが欲しくなる!
おつまみに合わせ、スイート系のビールから角ハイボール(530円)に切り替えました。
そして、里芭歩樹に入店した時から気になっていた、ラクレットがついにトロ~リと...
北海道契約牧場のラクレットチーズをトロ~リじゃがいもに(900円)。長いメニュー名ですが、ラクレットとじゃがいもの相性は抜群。お腹いっぱいだけど、ラクレットうまし!
一口サイズのフォカッチャに乗せられた黒トリュフまで出てきました。普段食べなれないものをいただいたので、上手に表現できず...
最後はフローズンストロベリーを使ったデザートカクテル...というか、デザートスパークリングをいただきました。いやー、お腹いっぱい!ご馳走さまでした!
ということで、那覇・久茂地の隠れ家的イタリアン「里芭歩樹(リバージュ)」に行ってきました。お店の雰囲気からすると、女子会とかまったりデートに向いてるんじゃないかなぁ。お食事をいただいて思ったのは、里芭歩樹には沖縄じゃ滅多にお目にかかれない食べ物がいっぱいあるなぁ、ということ。ラム脳天なんて東京だと結構食べられそうだけど、沖縄にこんな食材があるなんて驚き!ビールもヒューガルデンを取り扱っているし、フードを出される際に「こちらはイタリアで買い付けた食材です」という紹介も受けたりしたので、何かとこだわりを感じた里芭歩樹ナイトなのでした。
終わり。
里芭歩樹 (ピザ / 県庁前、美栄橋駅、旭橋駅) 夜総合点★★★☆☆ 3.5
住所:〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地3丁目8-20 泉川ビル2F
(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩