JR札幌駅のBEER STAND SORACHIを後にしたわたしは、快速エアポートで新千歳空港へと向かいました。このあと羽田で乗り換えて沖縄を目指しますが、羽田到着は各ショップが閉店したあと。となると、ここ新千歳空港で腹ごしらえしておくのが吉ですね。そんなわけで、わたしは新千歳空港ターミナル3階の「小樽ニュー三幸 新千歳空港店」へ向かいました。
こちらは小樽市に本店を持つ、サッポロビール系列の飲食店。最後の最後までサッポロビールを堪能したい!という執念で調べ尽くした挙句、小樽ニュー三幸 新千歳空港店を訪れました。
お店の入り口には、この日品切れのメニューが。牡蠣フライもスモークサーモンもない!残念!でも、こうして店頭に品切れを表示してくれるのは、助かります。
店内はかなり広々として、テーブル席がズラーッと並んでいました。訪れた時間は、平日の15時近く。そりゃあ、がらんともしているでしょう。これだけ客席があると、グループ利用も可能ですね。
小樽ニュー三幸は、1954年(昭和29年)に誕生した洋食レストラン。当時、高級品だったビールを提供するビヤホールでもあったそうです。その流れを受け継ぎ、現在もビールにあう洋食メニューを提供しています。新千歳空港店のフードメニューは、なるとの半身揚げといった小樽名物はもちろん、北海道名物や道産食材を用いた食事が多いようです。ドリンクは期待通り、サッポロビール系でした。
これから南へ下るわたしは、しばらく飲めないであろうサッポロクラシック(グラス、715円)を注文しました。細長いグラスにCLASSICのロゴ。道産子の本音をいえば、北海道から帰りたくない。でも、生活拠点が道外だからサッポロクラシックとはここでお別れです。うう、泣ける…。
北海道らしいアテの、ラムの生ハム(693円)も到着。薄切りなのに、しっかりとラムを感じます。いいおつまみだなぁ、これ。チーズっぽい乳酸系の香りも感じられ、複雑な味わいを楽しみました。
こちらはミルフィーユカツの根室エスカロップ風(1738円)。道南生まれのわたしは、道東方面を訪れる機会になかなか恵まれず、根室はまだ未訪問の地。ですが、エスカロップの存在は知っています。これは、もともと漁師たちが短時間でお腹を満たすために生まれたもの。バターピラフの上にカツがドーンと乗せられて、一人前とは思えないボリュームです。誰かとシェアがちょうどいいかも。
揚げたてのカツは衣がザクザク。そこにデミグラスソースをたっぷりと乗せて、お腹を満たしにきます。小樽ニュー三幸 新千歳空港店のエスカ(地元民は、エスカロップを略してそう呼ぶ)のお肉は、薄切り肉を重ねたミルフィーユカツでした。これ、オイリーでビールが捗るんです。シンプルな味付けのバターピラフは、柔らかめの炊き上がり。
食事中、悪友Yが新千歳空港まで会いに来てくれたので、再会を祝して乾杯。彼女はサッポロビール系の飲食店だけで飲める、樽生のNIPPON HOPシリーズの再会のホップを注文していました。
乾杯からの、たこザンギ 磯の香り(748円)。悪友Y、たこザンギの注文率が高めな気がします。笑
ということで、新千歳空港 国内線ターミナル3階にある「小樽ニュー三幸 新千歳空港店」で遅めのランチ&ビールをしてきました。サッポロビール系列の飲食店が新千歳空港にないわけないだろ〜と調べたところ、大正解!
ガッツリとお腹を満たす食事もあるし、北海道らしいおつまみも揃っています。なにより樽生のサッポロクラシックが飲めるのが嬉しい!道産子のわたし、大歓喜でした。
終わり。
お店の情報
店名 | 小樽ニュー三幸 新千歳空港店 |
住所 | 〒066-0012 北海道千歳市美々987−22 新千歳空港 国内線ターミナルビル3階 |
営業時間 | 11時半〜21時 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 新千歳空港のパーキングを利用 |