いつかどこかで見た情景や経験を思い出す経験ってありませんか。北中城にある「ニュー・キタナカ」を訪れた時、店内で流されていた昭和のレコードがきっかけで幼少期にトリップしました。懐かしい昭和の雰囲気にこだわりのファブリック。居心地がよくて、つい長居しちゃう気持ちもわかります。ということで、さっそくレポート行ってみよ〜!
外人住宅を改装したカフェ「ニュー・キタナカ」
どこにあるの?
ニュー・キタナカは北中城村の高台にあります。中城方面からイオンモール沖縄ライカム方面へ向かうサングリーン道路を、途中で外れて外人住宅街に入りました。このあたりは道路が狭いので運転にはご注意を。
駐車場は?
お店に向かう道路は狭めですが、ニュー・キタナカの駐車場はとっても広いです。
20台近く停められそう。これだけ広ければ停められないことはそうないでしょう。
お店の様子
ニュー・キタナカの店内へゴー!
店内に入ると山下達郎やユーミンなど昭和歌謡のレコードが流れ、それを聞いていた子ども時代にタイムトリップ。いま現実で見えている店内と頭の中で思い出される景色が重ならず、懐かしくも不思議な気持ちでした。
店内にはジュークボックスも置かれています。一緒に訪れたお子サマーに説明するもパッと伝わらず、デジタルネイティブ世代とレコード・CD世代のギャップを肌で感じます。
客席はいくつかあるようです。入ってすぐの昭和レトロな空間もあれば、外の緑を額縁のように楽しめるコンクリートが打ちっぱなしのお部屋もありました。案内された席によって印象が大きく変わりそうだなぁ。
お庭には子ども用の遊びスペースが。ここでは偶然ナナフシを見つけたりと、楽しみ方も多様です。
メニュー
ニュー・キタナカのメニューです。コーヒーは豆ポレポレとヤマダコーヒーから選べます。その他紅茶やソフトドリンクが用意されていました。
フードは5種類。喫茶店のそれとして十分なラインアップです。
デザートもあります。ドリンクのセットがお得!
実食!グルメレポート
オムライス(750円)
飾らないオムライス(750円)は、添えられた真っ赤な福神漬けからも昭和感が漂います。昔ながらの薄焼き卵に包まれたそのビジュアルを見た瞬間、お子サマーに奪われました。なるほど了解、カーチャンはなんでもいいんだよ。好きなものをいっぱい食べて大きくなあれ。
薄焼き卵の下にはバターとケチャップの風味豊かなごはんがたっぷりと。刻まれたタマネギとピーマンのシャキシャキ感がおいしい!その他にもマッシュルームやウインナーが刻まれています。ボリュームがあってお子サマーも満腹なご様子です。
ナポリタン(750円)
この日、昭和な雰囲気を感じさせる客席に案内を受けました。そのせいか喫茶店の定番、ナポリタン(トースト付き、750円)もより一層魅力的に写ります。
トマトケチャップのジュワッとした旨味がおいしくて。具材はシャキシャキのタマネギ、ピーマン、ウインナー。どこかスモーキーな香りがするのは、ウインナー由来でしょうか。それもまたいいアクセントでした。
ナポリタンのボリュームはそこまで多くはありませんが、代わりにトーストが付いてくるのです。お皿に残った野菜を巻いていただけば、お腹いっぱいになるはず。
デザートセットのプリン&コーヒー(850円)
せっかくなので、デザートセットもいただくことに。トラディショナルプリンとアイスコーヒーの組み合わせをチョイスしました。通常はトラディショナルプリン450円+ドリップコーヒー540円=990円ですが、セットにすれば850円とお得になります。ともかく、トラディショナルプリンの美しい容姿をみて欲しい!
早速スプーンを入れると、これまた硬めの昭和なタイプ。口に入れるとつるんと砕かれる食感は、卵の風味が香ります。苦めのカラメルもよく合うし、甘さ控えめの濃厚な生クリームがこれまた合うのです。お皿もオキナワンブルーで美しく、全体的にステキ。
まとめ
ということで、北中城にあるカフェ「ニュー・キタナカ」を訪れました。懐かしいレコードが流れる落ち着いた昭和カフェは、お食事もデザートもおいしかったです。計算された客席デザインで、居心地がよくてつい長居しちゃいました。きっと観光客も多く訪れるようなお店でしょうけれど、お財布に嬉しい単価です。食後のデザートにぜひトラディショナルプリンをオーダーしましょう。いいカフェだった〜!
終わり。
お店の情報
店名 | ニュー・キタナカ |
住所 | 〒901-2103 沖縄県中頭郡北中城村渡口981-2 |
営業時間 | 平日12時〜19時/土日祝11時半〜19時 |
定休日 | 木曜 |
駐車場 | 専用駐車場あり |