国際通りからすぐのところにある「琉球島豚 麺屋なりよし」の存在は、ずいぶん前から知っていました。でも、立地的に観光客向けなのかなと思っていたこと、そして営業時間が夜から朝にかけてというふたつの理由で、これまで長く未訪問だったのです。ですがここ最近、沖縄ラヲタ界隈で「なりよしの醤油がウマい」と高評価なのが気になり、わたしもシメラーで訪れてみました。
店内にはカウンター席とボックス席がありました。ボックス席は満席で、主なお客さんは沖縄県民のようです。みんな、ラーメンをすすりつつ、お酒を楽しんでいるみたい。この日、カメラに記録された時刻は26時台。沖縄の夜は長いなぁ。
わたしはカウンターに入ってすぐ「醤油ラーメンを」と伝えたのですが、なんと!この日は醤油がないとのこと。滅多に夜の街に出られないのに!滅多にシメラーできないのに!なんてこったー!!すっかり醤油ラーメンの口になっているわたし、麺屋なりよしのメニューを呆然と眺めます。
客席に座った後に退店する勇気がないので、豚骨ラーメンを注文しました。先に卓上に出されたモヤシは、ピリ辛でシャキシャキ。妙にクセになる味付けで、しっかり辛さも感じます。これはビールが飲みたくなるわな〜。そりゃあ他のお客さん、お酒を飲んでいるわけだ。
しばらくすると、注文した豚骨スペシャル(1080円)がやってきました。ふつうの豚骨ラーメンと比べ、味玉、のり3枚、チャーシュー2枚がマシマシでトッピングされています。
まずはスープから。しっかり豚骨の香るコッサリ系。酔っ払いのわたしは一口スープをすすって、醤油ラーメンがなかったショックをすっかり忘れました。酔った人類というものは、溺れるが如く豚骨スープにのめり込むものですよね。わかるわかる。
ストレート麺は硬さが選べたので、今回はカタで。そんなにボリュームが多くないので、いっぱい食べたい場合は替え玉すると良いかもしれません。わたし的には飲み終わりの深夜にちょうどな量でした。
赤身チャーシューと脂身のある炙りチャーシュー、2種類が乗せられています。こう比較すると、酔っ払いの人類は確実に脂身のあるコテッとした方を選ぶに決まってます。
味玉は黄身までしっかりめに加熱された、食べ応えのあるタイプです。
麺を啜っていると、ズラリと並べられた卓上調味料が目に飛び込みました。
紅生姜も入れてみたけれど、お酢の方がサラッと軽く食べやすくなって、より一層おいしさが増すような気がします。豚骨ラーメンもおいしいじゃん!と思いつつ、完食してこの日はおとなしく帰宅しました。
シラフに戻ったわたし。やっぱり醤油ラーメンを食べたくて、後日改めてリベンジに向かうことに。この日は麺屋なりよしに到着した瞬間「醤油はありますか?」と質問し、あると確認が取れてからカウンターに座って即注文。醤油ラーメン(850円)に味玉(+100円)と海苔(+150円)をトッピングです。やっと出会えた醤油ラーメン…!
まずはスープから。キリッ&旨味の醤油に、鶏油が決まって完成度がかなり高いですね。この日も24時台に訪問だったのですが、シメラーは当面コレで行きたいなと思うほどおいしかったです。もうね、チャーシューとか乗ってなくても全然良い。スープと麺だけの素ラーメンでいい。それくらい鶏油の納得感。たまらんウマさです。
ツルツルの中太麺もいいじゃないですか…!国際通り近くだからと侮っていました。ごめんなさい。写真は撮り忘れてしまったのですが、チャーシュー2種もおいしかった。豚肩は旨みがあって納得の味わいだし、豚バラも想定通り脂がとろけてウマー。
一通り食べてから登場したのは、別皿に用意されたトッピングの海苔。
スープに浸し、麺と共にリフトして一気にすすります。これがめちゃくちゃウマい!海苔の香り、鶏油の香り、たまんねぇー!ズルズルと麺をすすりながら、この夜も更けていきました。
ということで、那覇市牧志にあるラーメン店「琉球島豚 麺屋なりよし」でシメラーを食べてきました。豚骨ラーメンも醤油ラーメンもすすりまして、シラフのいまどっちが記憶に残ってるかなーと思い返すと、やっぱり醤油ラーメンだったりします。鶏油が好きなんだなぁ。次回のシメラーもきっと醤油を選ぶことでしょう。ご馳走さまでした。
終わり。
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お店の情報
店名 | 琉球島豚 麺屋なりよし |
住所 | 〒900-0013 沖縄県那覇市牧志2丁目3-22 |
営業時間 | 月〜土曜:18時〜翌5時/日曜:12時〜翌2時 |
定休日 | なし |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |