ネイチャーみらい館でキャンプの予定を入れていたこの日、かねてより気になっていた沖縄そば屋さんで腹ごしらえしてから、テント設営することにしました。ランチに向かったのは金武町の「並松そば」。並松そばと書いて、なんまつそばと読みます。地元では人気のお店だそうです。駐車場がやや難しかったので、バックで駐車すると良いかもしれません。
店内に入るとテーブル席がありました。そのままこちらに座ります。この後、わ〜っとお客さんが複数名入り、あっという間に満席になりました。観光客っぽい会話も聞こえたし、地元の通い慣れたお客さんもいます。
並松そばにはお座敷席もあり、この日はご覧のように予約が入っていました。あとから幼いお子さんを連れたファミリーが入っていったので、地元の方は予約を入れて食べに来るのかもしれません。
テーブル席に座り、並松そばのメニューを確認します。沖縄そばの種類が豊富で、わたしはだいぶ迷いました。書き出してみると、三枚肉そば・ソーキそば・肉なしそば・沖縄カレーそば・ワケあり三枚肉そば・スペシャルそば・並松そば・とろろそば・玉子そば・玉子とじあんかけ・きつねそば、そしてAセット・Bセット、さらに日本そばに丼もの、ぜんざい・かき氷まで!サイズ展開も多いです。ミニから特々々まで7段階、そして替え玉まで用意があります。
わたしは店名のついた並松そば(小、715円)に、ジューシー(198円)を添えてみました。豪華な定食スタイルで着丼です。
まずは並松そばのスープから。あっさり透き通ったクリアなスープがおいしい。豚とカツオ節と昆布で出汁を取っているそうで、沖縄本島北部で食べた沖縄そばで、こんなにあっさりは珍しい気がしました。金武町ってこんなタイプが多いのかな。沖縄そばの上にはお肉を乗せず、スープの味が変わらないよう配慮されているように思いました。
並松そばの麺は細麺と平麺から選べます。わたしは細麺をチョイス。あっさりのスープにクセのない麺が合います。
並松そば小サイズのトッピングは、別皿に盛られた三枚肉4つと、本ソーキ1つ。どちらのお肉もおそらく味付けは同じで、濃い色のしっかり味。三枚肉は白身と皮が残るタイプで、脂がとろっとウマいし、麺と肉を一緒に頬張るのもよかったです。本ソーキはほろっと骨が外れます。骨の周りには脂が残り、旨みを感じました。
半分ほど食べたところで、卓上調味料の味変タイム。
コーレーグスを入れると旨味や味わいが引き立ち、出汁がくっきりと感じられて、より一層おいしく感じます。
並松そばの小サイズでもわりとお腹が満たされていますが、ここで登場するのがジューシー(198円)です。お茶碗いっぱいに盛り付けられています。具材はニンジン、ヒジキ、お肉。やや柔らかめの炊き上がりで、水分量が多くもっちり。
味付けも濃すぎず、食べやすいのですが、なにぶんお腹がいっぱいです。沖縄そばの残ったスープを入れ、勢いでサラサラッと雑炊風に完食しました。
こちらはお子サマーが注文した、肉なしそば(小、473円)です。沖縄そばのお肉が飲み込めないお子サマー。お肉なしの沖縄そばがあると喜んでツルツル食べてくれます。ありがたや。
こちらは平麺で注文しました。きしめんのような幅広さ。細麺も平麺も好みで選べるし、片方をミニサイズで注文して後から別の麺を替え玉しても良いなぁと思いました。食べ比べる楽しみ、ぜひ堪能してください。
食後、卓上に出されていた黒糖をひとついただき、お子サマーはレジ前の棒付きキャンディをもらって帰りました。
ということで、金武町にある沖縄そば店「並松そば」でランチを食べてきました。キャンプ場に向かう通り沿いにあり、チェックイン前に立ち寄りやすく、しかもあっさりとおいしい。またいずれ立ち寄ろうと思います。そばのサイズ展開が7段階もあるので、少食さんも大食漢も嬉しいですね。特々々っていったい何グラムあるんだろう。いつかお子サマーの成長期に試してみてほしいな〜と頭に浮かびました。
終わり。
お店の情報
店名 | 並松そば(なんまつそば) |
住所 | 〒904-1201 沖縄県国頭郡金武町金武6003 |
営業時間 | 11時〜14時 |
定休日 | 火曜 |
駐車場 | 店舗周辺に10台程度あり |