浦添市にある「麺や偶 もとなり 牧港店」を訪れました。牧港のもとなり、通称「まきなり」と呼ばれるお店です。昔はタンメン専門店でしたが、今は豚骨ラーメンなどのお店として営業されています。アクセスもよく駐車場も完備されていることから、いつも混んでる印象です。ということで、さっそくレポート行ってみよ〜!
「麺や偶 もとなり 牧港店」について
どこにあるの?駐車場は?
麺や偶 もとなり 牧港店は、浦添市から宜野湾市方面に向かう北向けの通りにあり、ほぼ国道58号線沿いです。周辺には天下一品やみそ汁亭秀などがあり、那覇からも近く訪れやすい立地となっています。駐車場も併設されているので車で訪れやすいのですが、ちょっと狭い気もするので、運転には十分気をつけてください。
お店の様子
前回の訪問からあっという間に月日が流れ... 実に4年ぶりの麺や偶 もとなり 牧港店(通称:まきなり)へ。アクセスがよいはずなのに、何故こんなにもご無沙汰してしまうのか。そんなことを考えながら、前回と変わらないまきなりへと入店しました。
店内も以前とほぼ同じです。前回はお子サマーがちょこまかと歩き回り、無料のお子様ラーメンを啜っていました。あれから成長し、いまでは大人と同じサイズのラーメン1人前を食べた挙句、「カーチャンのちょっと味見してよい?」とわたしの分もぶん取っていきます。おいしいラーメン、いっぱい食べて大きくなれよ〜!
メニュー
麺や偶 もとなり 牧港店のメニューです。濃厚豚骨なもとなりラーメンを始め、旨辛えびラー油のもとなりラーメン、しょうゆラーメン、魚介中華SOBA、つけ麺などがありました。トッピングや替え玉もあり、また麺はヤワからハリガネまで5段階の硬さが選べます。
券売機前で迷っちゃうので、ラーメンかつけ麺か?豚骨かそれ以外か?といった検討は事前にしておいた方が良いと思います。こちらは2023年3月時点のメニューなので、最新情報はお店にてご確認ください。
実食!グルメレポート
特濃魚介中華SOBA
この日は特濃魚介中華SOBA(850円、2019年2月時点)です。沖縄のラオタさんたちがツイッターに写真をアップしていたのを見かけていたので、珍しく注文の品を即決しました。見た目からして美しい。器やおぼん、れんげはおいしく感じる要素のひとつですよね。
トッピングは海苔・ネギ・タマネギ・メンマ・薄切りの豚チャーシューです。このあと間も無く、お子サマーに海苔をボッシュートされました。
まずはスープから。木のレンゲを差し込むと、スープがとろりと入っていきます。これは濃厚。味もかなり濃口。魚介と豚骨の特濃Wスープっていうのかな、濃くてコッテリでベタついて、これがおいしいのです。
麺はもっちり太麺。スープのキャラに合っていて、これまたウマんだなぁ。
そのまま食べてしまいそうな勢いでしたが、ご主人サマーが「これを入れると余計にウマい」というので、食べきる前に投入しました。おぼんにのっていたこちらの小鉢は、すりおろしニンニク+一味の組み合わせ。一味ニンニクを入れると、ジャンク感が増して余計にウマい!最初からお盆に乗っていたので、お店のイチオチ味変アイテムなのですが、ほんとウマいからみんな食べてみて。
スープが濃口でも最後まで疲れずに食べきったのは、粗みじんのタマネギがいるから。しゃりしゃり食感とみずみずしさ、玉ねぎ特有の辛味で口の中がリフレッシュされます。これ、大盛りで食べたい。
赤もとなり(特製海老ラー油)
券売機を前に、海老ラー油が目に飛び込んできた先日のこと。何も考えずにポチり、赤もとなり(800円、2019年4月時点)着丼してやっと、それが濃厚豚骨+特製海老ラー油だと知りました。ああ、やっちまった。濃厚豚骨得意じゃないんです。でもこういう出会いこそ、濃厚豚骨を好きになる千載一遇のチャンスかもしれない。
特製海老ラー油が浮かぶ豚骨スープは、濃厚すぎるくらいに濃厚。そこにピリッと唐辛子の辛味と海老の香りを纏わせると、思ったよりはヘヴィーではない。面白い、濃厚豚骨に海老ラー油で、こんな変化が。
麺は細ストレート。濃厚なスープには、パツパツ食感のストレート麺がお似合いです。箸上げの後、スープと特製海老ラー油を一体化させようと全体を混ぜ合わせたところ、特製海老ラー油の辛味が細麺に張り付く張り付く。
こうして久しぶりに豚骨×細ストレート麺を食べると、モチモチ系やたまご麺のプリッとした食感が好きだということを改めて認識するなぁ。あのラーメンとこのラーメン、全く別の食べ物ですね。これだから食はおもしろい。
魚介豚骨つけ麺スペシャル
久しぶりのまきなりでは、魚介豚骨つけ麺スペシャル(1130円、2023年3月時点)を注文しました。麺の量が無料で選べるそうで、注文時にサイズを確認されました。わたしは並で注文です。
着丼してからつけ麺の食べ方マニュアルを確認。まずは麺をそのまま食べて小麦の風味を楽しみ、次につけダレに半分くらいつけて食べて、味が濃い場合は割りスープで整え、残ったスープにサービスのお米を入れてリゾット風にいただく、という流れです。
マニュアルに従い、まずは太い麺をそのまま食べてみます。むちむち食感で跳ね返りも強く、コシもあって食べ応えがありそうです。
ドロドロのタレに半分ほど麺を漬けていただきました。結構濃ゆい味なのでこのくらいでちょうどいいのかもしれませんが、途中からドップリとつけダレに浸して啜りました。豚骨と魚介が濃ゆく、トッピングの海苔を巻いて麺を啜ると磯の香りがウメェー!ってなりますね。
さて、魚介豚骨つけ麺スペシャルの具材は玉子、海苔、チャーシュー2種が2枚ずつ。チャーシューはしっとりとしたモモっぽいところと、脂の感じるレアチャーな肩ロース。どちらも薄切りで麺と一緒に頬張りやすいです。わたしは肩ロースが好きでした。卵は完璧な半熟具合です。
もしタマネギトッピングがあったら入れたいほど漬けダレが濃ゆいです。卓上にあったフルーツ酢を途中から加えてみたところ、コッテリ感が和らぎ、最後までおいしくいただきました。
しょうゆラーメン
1人前をぺろりと感触できるほど大きくなったお子サマーは、しょうゆラーメン(830円、2023年3月時点)を注文しました。すっきり系の醤油で、スープは鶏と魚の味わいでしょうか。キリッとした旨味で、えぐみ的な余計な味がせず、あっさりとした味わいです。
麺は全粒粉の細ストレート。子どもの味覚にもおいしかったらしく、あっという間にすすっていました。
お子様ラーメンは無料!(幼稚園生以下に限る)
もとなりといえば、無料のお子様ラーメンがあります。こちらは幼稚園以下に限ったサービスとなっています。無料ということで、麺とスープのみ、具材はなしです。注文は券売機ではなくスタッフまで伝えてください。
やってきたお子様ラーメンがこちら。麺とスープだけ、と言いながらふりかけごはんとゼリーまでついてました。これは本当にありがたい!
お子様ラーメンは特農な豚骨スープにストレート麺でした。子ども向けの無料サービスなのに本気だ〜!豚骨が濃いのでお水で割ってちょうど良いかもしれません。幼少期からもとなりの味に慣れ親しませ、ファンを増やしていくのだなぁ。
毎月第4木曜日は「まきなりの日」!
毎月第4木曜日は「まきなりの日」だそうで、この日はもとなりラーメンとしょうゆラーメンがワンコイン500円でいただけるそう。太っ腹企画なので、ぜひ食べに行ってみてください。
学生限定、替玉無料(しかも学生証不要!)
学生時代の食欲って、本当に底なしですよね。それでいて、いつも金欠でした。お金はそんなにないけれど、お腹いっぱい食べたいという時は、是非とももとなりへ行きましょう。学生限定で替玉無料のサービスが受けられます。学生証を忘れても大丈夫ってのが嬉しいポイントですね。
まとめ
ということで、浦添市にある「麺や偶 もとなり 牧港店」を訪れました。ラーメンやつけ麺をいただき、大満足なわたしです。チャーシューの薄切り具合がハムっぽいという話もありますが、それはそれで麺とすすりやすくてわたし的には重宝しています。子ども向けや学生向けのサービスもありがたく、とてもいいお店だと思います。
そういえば、振り返ってみるとフラッグシップな濃厚豚骨は食べていなかったりするんですよね。次回はそっちにチャレンジしてみようと思います。
終わり。
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お店の情報
店名 | 麺や偶 もとなり 牧港店 |
住所 | 〒901-2131 沖縄県浦添市牧港5丁目4-1 |
営業時間 | 11時〜24時 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 専用駐車場あり |