大学生の頃、札幌在住だったわたしが足繁く通っていた焼鳥店がありました。札幌市民は絶対に知っているであろう焼き鳥屋さん、そうそれがが串鳥。今回の滞在では予定に組み込んでいなかったのですが、HEAVY MEAT FORCE2というイベント後に興奮を鎮めるべく、ライブ会場近くの北2条東店で打ち上げをしました。こちらは串鳥チェーンの中でも新しい店舗、令和元年にオープンしたお店です。
串鳥はお店によっていろんな店舗がありますが、北2条東店は焼き場を取り囲むようなカウンター席が設けられていました。
その奥にはテーブル席があり、ここをキャンプ地をすr…ではなくて、ここを打ち上げ会場とします。
席に座り「とりあえず生!」と注文。そしてからの、キンキンに冷えた串鳥ロゴ入りジョッキで乾杯〜!これよ、これこれ〜!!串鳥は店舗によって樽生ビールの銘柄が異なりますが、北2条東店はサッポロクラシック(495円)でした。北海道でしか飲めないビールで超ラッキー!
サッポロクラシックを飲みながら、おつまみやドリンクのメニューを確認します。串鳥は鶏・豚・創作系など様々な焼鳥をいただけるチェーン店。また、鶏肉祭や愛媛うまいもん巡りといった焼鳥以外のおつまみも展開していました。ドリンクはサッポロクラシックはサッポロビール、ブラックニッカがアサヒビール、ジムビームや翠ジンなどはサントリーと混在。お通し代はひとり200円で、鶏ガラスープ(テーブルにポットごと置かれて嬉しい!)と大根おろしが提供されます。これがTHE串鳥スタイル!
この日は夜遅めの来店だったので、品切れの串がまばらにありました。確認の手間を省くために、まずはおまかせ串10本(1480円)をドカッと注文。K兄とふたり飲みだったので、5種類×2本ずつで焼いてもらいました。まずは豚ハラミ・塩ホルモン・もちベーコン。タレと塩が選べますが、味付けもお店にお任せです。懐かしき串鳥では、何を頬張っても「ウメェ!」のです。
こちらはおまかせ串10本のシャキッと新生姜つくね・鶏精肉、そして単品の豚レバー(1本170円)もタレで乗せられています。串鳥の鶏肉は岩手県産のあはん鶏を使っているそうで、その他もこだわりの食材を炭火で焼き上げています。
ビールのおかわりをしつつ、大人のポテトサラダ(380円)をつまみます。
タンパク質補給をしたくって、冷奴(290円)も到着。北海道の冷奴は絹ごし豆腐だから、口当たりがよくておいしいですねぇ。逆に、島豆腐が主流の沖縄では、あまり冷奴を見かけない気がします。
キンッキンのサッポロクラシックも良いのですが、そろそろ別のものを…と注文したのが、ザ・角ハイボール(480円)。角ハイオリジナルのジョッキグラスには、薄切りレモンが乗せられていました。うまうま。
食感の良い、社長の千枚漬け(大根、300円)をポリポリとつまみつつ、追加オーダーした串の到着を待ちました。
焼きたてホカホカの豚精肉(1本190円)と、ピーマン肉詰め(1本190円)。わたしの学生時代は1本100円くらいだったなぁ。あれから20年以上経過し、物価高騰なご時世で串鳥も頑張っています。串鳥チェーンにはセントラルキッチンがあるから、大量仕入れ・加工が可能はなずで、それでお値段を抑えめにできるのかもしれません。
最後は、お肉の食感と旨みを感じる豚カシラ(1本240円)でシメました。
ということで、札幌中心に展開している焼鳥チェーン「串鳥 北2条東店」へ行ってきました。学生時代によく食べて身近だった串鳥の味。現在はスーパーのラルズ一部店舗で買えたり、各店舗やセントラルキッチンでテイクアウトもできるようですね。よりローカライズしているように思います。
串鳥は最寄りの駅前にあり、価格も味も庶民向けなところが心地良くて通っていました。串鳥だからこその満足感があるのですが、それってなんだろうと改めて考えると、地域に根ざし街に溶け込んだブランド力なのかもなぁ。札幌といえばみよしのと串鳥、って思います。
おまけにもうひとつ。ほんとは串鳥ランチのコロッケ定食が食べたかったのですが… いつしかランチメニューが改定され、安ウマなコロッケ定食そのものが撤廃になっていました。学生当時に大好きで良く食べていただけに、非常に残念。いつかまたあの味を堪能したいものです。
終わり。
お店の情報
店名 | 串鳥 北2条東店 |
住所 | 〒060-0032 北海道札幌市中央区北2条東7丁目9 |
営業時間 | 平日:16時~23時/土・日曜日、祝日:15時~23時 |
定休日 | 大晦日・元旦のみ |
駐車場 | なし |