子どもが外遊びを楽しめるようになってきた夏。海だと砂が気になるし、プールは人混みが気になるなぁと思い向かったのは、うるま市にある「倉敷ダム」です。こちらは朝8時から遊べるので密を避けるためにも早い時間から訪れたかったのですが、子どもは大人の都合など関係ありません。なんだかんだ到着したのは9時半頃。ですが、まだ遊びに来ているファミリーは少なめでホッとしました。ということで、さっそく倉敷ダムで水遊びしたレポート行ってみよ〜!
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「倉敷ダム」について
どこにあるの?駐車場は?
倉敷ダムは沖縄本島中部、うるま市と沖縄市が隣接した場所にあります。住所的にはうるま市なのですが、近くに東南植物楽園があるため沖縄市っぽい感覚です。倉敷ダムの周辺は養豚場やゴミ処理施設などがあり、また嘉手納弾薬庫地区とも隣接もしています。敷地内には広場や散策路が設けられているので遊び場としては十分な施設だと思います。駐車場も複数箇所にあるようでした。
水遊びできるヤンバルムイの場所
倉敷ダムには遊び場がいくつもあります。水遊び目的の我が家が目指すのはヤンバルムイという場所。下の案内図でいうと右側の丸で囲ったあたりです。広い施設なので、事前に目的地の目星をつけてから訪れるとスムーズです。
倉敷ダム利用の注意
倉敷ダムには注意点がいくつかあります。主に立ち居入り禁止区域、火気厳禁、ペットのマナー、釣り禁止、ゴミの持ち帰りといったところでしょうか。
ペットに関しては、別の立て看板もありました。マナーを守りながらペット連れでダムを訪れていいけれど、川、つまり水遊びさせるのはNGとのことでした。
トイレ・シャワー完備。でも...
水遊びエリアの周辺に、トイレとシャワーが設置されていました。どちらも無料ですが、公共の設備としてきれいに保たれているようです。ただ、我が家が訪れた時期はシャワーを使えないよう囲いが用意されていました。水遊びのあとシャーッと体を流せるとベストだけど、コロナの時期なので仕方がないですね。
日陰はテントで作る
倉敷ダムへ遊びに来ている人たちを眺めていたところ、テントやレジャーシートを持ってくるファミリーが多いように思いました。ここで1日中遊ぶんだろうなぁ。ワンタッチテントやタープがあれば紫外線や通り雨もしのげそうです。確かに、お弁当を持ってくればゆっくり遊ばせられそうです。
ヤンバルムイで水遊びなど楽しむ
こちらが倉敷ダムのヤンバルムイです。山原森と書いてヤンバルムイと読みます。 上流に浅いプールがあり、そこからダムに向かって流れる川があります。この一帯で水遊びが楽しめるようです。
浅いプールが気持ちいい
お子サマーが真っ先に向かったのは、上流の浅いプールでした。プールというか池というか、なんというか。
こちらのプール、3歳半のこどもの膝程度の深さです。せっかくなので泳ごうと思って訪れたのですが、それを躊躇する水の冷たさ... この日は真夏日ではなかったですし、常に水流があるせいでしょうか、とにかくひんやりしています。
プールから流れ出る水が楽しいようで、しばらくバシャバシャと遊んでいました。
岩場に飛んできたバッタ。君もひんやり涼みに来たのかい。
プールの中から下流方面に向かって撮影。この時、まだ10時前。遊びに来ている人はそこまで多くありません。飛び石があるので、ここを歩いて渡らせたかったのですが、お子サマーは興味なし。
幅広く浅い川
プールから流れ出た水は川となり、ダムへと流れてゆきます。ここでも子どもたちは川遊びができます。
この日の川の深さは大人の足首以下でした。マリンシューズでも川底の小石が足裏に刺さって痛いのです。特に、骨折していた側の足の裏がバッキバキに凝り固まっているため、余計に痛かったなぁ。いいリハビリです。
日によって水量は異なるでしょうけれど、流れも穏やかだし、これなら安心して水遊びさせられます。
川の下流には橋がかけられていて。
穴があったらずんずん入っていくお子サマーを、屈んで追いかけるカーチャン。
橋の先は川と倉敷ダムの合流地点でした。柵が張られ、ダムに落ちないようガードされています。が、ダムの深さを考えるとちょっと恐怖だな、これ。
草むらでかけっこ&虫取り
倉敷ダムは、川の他にも遊ぶ場所がいっぱい。広い原っぱを裸足で駆け回るお子サマー。虫も多く、バッタやクモなどの観察もしました。
トゥーミダイ(展望タワー)と広場
倉敷ダムには無料で出入りできる展望タワー・トゥーミダイがあります。この日は天気が崩れそうでトゥーミダイをショートカットしてしまったのですが、沖縄本島中部の眺めが楽しめるそうです。次回は入ってみたいなぁ。周囲の広場も、体を自由に動かして遊ばせるのに向いてますね。
ダムの周囲には遊歩道がありますが、この日は蚊が異様に多く、虫除け持参の必要性を感じました。
倉敷ダムの湖畔。このダムができる前、ここには倉敷集落があったそうです。この記事を書くにあたり読み調べたウェブ記事を通し、この地が歩んできた歴史、そこに住まう人の葛藤や前に進む強さを感じます。
まとめ
ということで、沖縄本島中部にある「倉敷ダム」で水遊びなどを楽しんできました。今回は川遊びをメインに訪れたのですが、敷地内には広々とした広場や遊歩道があり、子どもたちはどこでも自由に遊べそうです。ヤンバルモイのプールの水が冷たく、7〜9月の真夏に訪れてもひんやり気持ちよさそうです。体をいっぱい動かして遊んだ後に、ここで食べるごはんはとてもおいしいだろうなぁ。今度はお弁当を持参して訪れたいと思いました。
終わり。
お店の情報
店名 | 倉敷ダム |
住所 | 〒904-1112 沖縄県うるま市石川楚南879-1 |
営業時間 | 8時〜21時 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 専用駐車場あり |