那覇・首里平良町にある「きんそば」へ行ってきました。冒頭で結論を書きますと、とってもおいしい沖縄そばのお店です。あっさり鰹出汁のスープが好きな方は、ぜひ食べに行かれてください。車がないと食べに行きにくい立地なので、主な客層は地元の方と思います。駐車場も店前に2台分、お店もコンパクト、それでこのクオリティ。何かのタイミングでバズッたら、混雑で入店できなくなるんじゃないかと思うお店です。
店内入って突き当たりに調理場とレジがあります。客席はテーブル席が5つほど。基本的にセルフサービスのお店なので、まずはレジで注文と支払いを済ませてからテーブルに入りましょう。
きんそばのメニューです。沖縄そばは限定三枚肉そば、きんそば、ソーキそば、ゆし豆腐そば、三枚肉そば、素そばの6種類。ジューシーやぜんざいもあるようです。
その他、ゆし豆腐定食や持ち帰りのお試しそばもありました。生麺だけの販売もしているようです。
きんそばの麺は3種類から選べます。オリジナルの生麺、全粒粉生麺、沖縄そばの定番・ゆで麺です。お好みで選びましょう。
この日はお子サマーとシェアしようと、きんそば(800円)を麺大盛り(+100円)で注文しつつ、御膳セット(+250円)で注文しました。レジで「量が多い」と教えてもらったけれど、たぶん大丈夫でしょ〜と思ったら大間違い。ほんっと量が多い。ジューシーが山盛りなのが想定外。注文したからには責任を持って食べます。絶対食べきってみせます。
まずは店名がつけられたきんそばから。
スープがとてもクリア。鰹と昆布でとった旨味のスープはあっさり、キレも感じます。那覇市内であっさり系スープの沖縄そばといえばてぃしらじそばを激推ししておりますけれど、きんそばも負けていないと思うんです。大事に大事に仕込んでいる様子を思い浮かべながら、ありがたくいただきます。
初めて食べるということで、オリジナルの生麺を選びました。西崎製麺所の特注麺はもちもち・プルプル・つるつるの食感です。この独特な縮れ具合があっさりのスープをまとってお口の中にやってきます。スープもよければ麺もいいわー、好き。
ゴロンとしたお肉は軟骨ソーキが2つに、三枚肉が1枚です。あっさりのそばに対し、とろける軟骨ソーキは味が濃いめでいいアクセント。分厚いカットの三枚肉は程よい味付けでした。
きんそばというメニューは、お肉だけでなく糸満の老舗・宇那志豆腐店のゆし豆腐も乗せられています。豆腐がずっしりとお腹に溜まっていくんだなぁ。
途中、コーレーグースで味変。あっさりのスープに風味が加わり、おいしさが倍増。よし、ラストスパートだ!
こちらは御膳セットの昆布の酢の物。酸味がいい箸休めになりました。
御膳セットのジューシーが大敵。おいしいんです、おいしいんだけどお腹がはち切れそう。どうしてこんなに大盛りなのー!
お腹いっぱいなのに、おいしいからつい食べちゃう。そばのスープにひたして食べるのもウマかった。
シメはバタフライピーティーと豆乳白玉ぜんざいです。青いバタフライピーティーはタンカンジュースと割ると紫色に変化します。まるでマジックを見ているような変化です。カーチャンはお腹いっぱいすぎて動けないので、バタフライピーティーと豆乳白玉はお子サマーに巻き取ってもらいました。
こちらはご主人サマーが注文した限定三枚肉そばです。器からはみ出る分厚い三枚肉が2枚も!きんそばの三枚肉は脂がクドくないので、さくっと食べられそうだなぁ。
ということで、那覇市首里平良町にある沖縄そば店「きんそば」でランチを食べてきました。わたしがお店に伺った時、高校生と思しき男子たちが「替え玉くださーい」と注文していたんですね。沖縄そばの替え玉なんて初めて聞いたので、びっくりしてメニュー表を見直したのですが、替え玉の表記は見当たらず。おそらく大盛り100円を後から注文するようなやりとりなのだろうと解釈しました。これ、一見客がマネしてはいけないと思うんです。きっと地域の子たちとお店との間で成り立っているやりとりで、それくらい地域に根付いているという現れなのだと思います。沖縄そばのおいしさの他に、素敵な一面をみさせてもらったなぁと嬉しかったです。
食後、食器を下げつつ「おいしかったです、ごちそうさまでした」とお声がけしたところ、「ユッキーさんですよね?」と返されました。スッピン+帽子+マスクなのに何故バレた!と驚いていたら、どうやらご主人サマーで面が割れたとのこと。ビールがお好きだそうなので、いつかどこかで乾杯できる日がくるかもしれません。その日が楽しみです!またふらりと食べに伺いたいと思います。ごちそうさまでした!
終わり。
お店の情報
店名 | きんそば |
住所 | 〒〒903-0803 沖縄県那覇市首里平良町1-36 |
営業時間 | 11時〜15時 |
定休日 | 月・火曜 |
駐車場 | 店前に2台あり |