我が家のイチオシな沖縄そば屋の「てぃしらじそば」をご紹介します。てぃしらじそばは那覇市首里汀良町にあるお店で、昔の地名である汀志良次(てぃしらじ)からネーミングしたそうです。観光メディアではそこまで取り上げていないように思うけど、個人的にはダントツで好みのお店です。もっと評価されていいはずだー!ということでゴリ推しのてぃしらじそばについてレポートいってみよ〜!
我が家のイチオシ!「てぃしらじそば」について
どこにあるの?駐車場は?
てぃしらじそばは那覇市の首里エリアにあります。ゆいレールの高架がある沖縄県道2号線沿い、儀保駅と首里駅の中間にあります。歩くなら首里駅からがオススメです。坂道を降るので楽だと思います。我が家はいつも車で食べに向かいます。お店の駐車場は建物向かって右側に2箇所用意されています。通り過ぎてしまうとUターンが難しいので、注意しつつ訪れましょう。
営業時間と定休日
てぃしらじそばの営業時間と定休日です。土日に営業しているため、週末に食べに行きやすいお店だと思います。お店の方のご都合によっては営業時間が異なる場合があるでしょうし、最新情報は現地でご確認を。ちなみにSNS系はやっていないようで、何度も食べに訪れている我が家でさえも通りがかりにオープンしているか確認しつつ入店するというスタイルです。
営業時間 | 11時半~16時(売り切れ次第、閉店) |
定休日 | 月・火曜 |
店内の様子
こちらは少し前のてぃしらじそばの写真です。通りに面して看板が出ていますが、2020年に改装し、客席の規模を縮小してしまいました。その関係で建物の脇に入り口が設けられています。
こちらが改装後のてぃしらじそば店内です。小上がりは1席、テーブル席も1席、あとはカウンター席が5つほどと、以前と比べると半分以下の規模になりました。
てぃしらじそばのメニュー
こちらは2020年10月のてぃしらじそばのメニューです。沖縄そばの種類は1種類、もずく酢付で700円です。サイドメニューはジューシーといなり、おからいなり、油みそ付きのごはんがあります。その他にはドリンク類と、持ち帰り用にジューシーやいなり、おからいなりがありました。
メニューの裏面にはお得なセットメニュー。沖縄そばにジューシーやごはん、いなり、おからいなりをつけて750〜800円です。
実食!グルメレポート
沖縄移住直後から食べに行っているてぃしらじそば。食べたそばの情報を順次更新して行きたいと思います。
【2015年7月】沖縄そば(550円)とジューシー(100円)
てぃしらじそばの沖縄そば(550円)に、サイドメニューのジューシー(100円)をつけてみました。ボリューム満点!
非常にあっさりとしたカツオ出汁のスープ。この澄み切ったスープがてぃしらじの特徴です。あっさり&シンプルでウマい。スープの出汁は鰹や昆布、豚、そして鶏などだそう。塩分控えめで、食べていて健康になりそうな味な上、二日酔いの時の出汁補給にもピッタリです。
てぃしらじそばの麺は、太めの縮れ麺。ずるっとすするには難しく、モサッとした食感です。モッチモチでもツルツルでもない、モサッというかモソッというか。他の沖縄そば屋さんにはない食感ですがこれがクセになるんだな。
そしてこの分厚い三枚肉。こちらもあっさり味で、ホロホロに柔らかく、脂身のところがクドくないのもよいのです。大きな三枚肉が2つというのも嬉しい!
沖縄そばをすすった後は、沖縄風炊き込みごはんのジューシーをかきこみましょう。お茶碗にたっぷり盛られて100円というコスパの良さも素晴らしいのですが、何よりおいしいんです。お米はパラッと、刻まれた野菜・豚肉を噛みしめるほどに良いお味。これだけでも主役になれそうですが、そばの味を邪魔しない名脇役なんですよね。あっさりスープと一緒に食べるのもアリ。
【2017年3月】沖縄そば(550円)とおからいなり(50円)
来沖した両親と食べに行ったこともありました。てぃしらじそばは相変わらずのウマさ。塩気を感じるスープですが、完飲後も喉の渇きを感じません。ゴロゴロの三枚肉も柔らかくておいしかったー。本場の沖縄そば初体験の両親にも好評だったようです。
てぃしらじそばのおからいなり(50円)も好き。ちょっと酸味を感じるおからが詰めらて、そばの合間のお口直しにもちょうどよいのです。マヨネーズ的な酸味なので、マヨラーにもオススメですねん。テイクアウトも可能なので、ビールのアテにも食べられます。
【2018年11月】沖縄そば(550円)とおからいなり&いなり(各50円)
育児であっという間に時が過ぎていく毎日です。そんな中、なんと1年半ぶりのてぃしらじそば!今回いただいたのは沖縄そば(550円)と、わたしの好きなおからいなり(50円)、そしていなり(50円)です。沖縄そばもおからいなりも、相変わらず美味でした。近所にあったら通っちゃうお店ですね。
いなりはお子サマー用に注文したのですが、50円の割にはデカい〜!油揚げがパンパンになるまで酢飯を詰めています。ボリュームあるなぁ。酢飯は甘酸っぱい感じでおいしかったです。
【2019年10月】増税&料金改定と沖縄そば&おからいなりセット(750円)
2019年10月に増税が行われました。それに伴いてぃしらじそばも料金改定です。今までが安すぎたので、これでちょっと安心...
さて、この日いただいたのは沖縄そば&おからいなりセット(750円)です。この日のスープと三枚肉は神懸かっていました。めちゃくちゃウマかった... いついただいても美しいクリアなスープは、しっかり出汁がきいて味の濃さもビタッとハマッています。麺はこれまでにないくらい無骨なワイルド。ズズズとすするには難しく、もさもさと口に運んで食べました。このスープにこの麺あり。大きな三枚肉は過去最高の柔らかさです。そばを食べながら「尊い」という言葉が浮かんだのは初めてです。本当に至極の一杯でした。セットのおからいなりは持ち帰りを検討するくらい大好きな味。ほんと大好き。
お子サマー用に注文した単品のジューシー(200円)。具沢山のご馳走です。お店の方がひとつひとつに全力投球していることが伝わってきます。
【2020年4月】テイクアウトの沖縄そば
てぃしらじそばもコロナ蔓延の影響を受けたはずです。お店の前を通りかかった際、テイクアウトの看板が出ていると気付きました。電話して確認すると、沖縄そば(700円)とジューシー(単品250円、そばとセットで50円引きの200円)、おからいなり(2個セット、単品250円、そばとセットで50円引きの200円)を持ち帰れると教えていただきました。営業時間は11時半からということで、そのまま電話オーダーを受けていただき、約束の時間にお店に到着。正面は開いておらず、店舗右側の勝手口から入店しました。
この日は沖縄そばを3人分注文。お店でサービスされているちんすこうも入れていただきました。これ大好きなんです、嬉しい!自宅に戻り、袋を開けて持ち帰った品を出してみます。そばとスープは袋に入れられて持ち帰りました。沖縄そばの麺を軽く湯がいて表面の油を落とします。スープも温め直していただきましょう。
トッピングの薬味と三枚肉は別のパックに入っていました。こちらも盛り付けます。
自宅でいただくてぃしらじそばは、いつもの味でした。おいしかった!三枚肉の豚脂が甘くておいしかったー。テイクアウトの期間だけでも豚トッピングできれば持ち帰るのになぁ。ジューシーはご主人サマーの胃袋へ、おからいなりはビールのアテとして夜にいただきました。
【2020年10月】単品で沖縄そば(700円)
しばらく休業していたてぃしらじそば。客席規模を縮小する改装をしていたそうです。2020年10月上旬にリニューアルしたとわかったので食べに行きました。沖縄そば(単品700円)です。お店は改装しても、そばは以前と変わらずおいしいまま。もずく酢もおいしいです。
ゴッツイ麺もいつも通りです。出汁の旨味たっぷりのスープをまとって口までやってくる極太麺はてぃしらじのシンボル!
三枚肉は以前に増してパワフル。柔らかい肉質で、麺を啜るときにも邪魔しません。紅生姜ではなく、針生姜がいいアクセントなんですよね。
サービスのちんすこう
沖縄そばとジューシーでお腹いっぱいではありますが、てぃしらじそばでは食後のコーヒー・紅茶と、手作りちんすこうをいただくこともできます。沖縄そば屋さんなのに食後にゆっくり過ごせるって、とても嬉しい!
手作りちんすこうはこの一口サイズ。口に含むとサクッという食感の後に、自然な甘さが広がります。手作りちんすこうまでおいしいとは、そりゃあ売り切れ御免の沖縄そば屋さんだわ!
ちんすこうを頬張るお子サマー。かなりお気に入りの様でした。おいしかったねぇ、よかったねぇ。
まとめ
ということで、那覇・首里エリアにあるオススメ店「てぃしらじそば」のレビューでした。沖縄移住してから色んなタイプの沖縄そばを食べ歩いていますが、わたしが食べ歩いた中でTOP3に入るお店がこちらです。沖縄そばってジャンキーなタイプも多いのですが、てぃしらじそばのように毎日食べても飽きないあっさり&シンプルなお店は地元民にも支持されていると思います。おいしい沖縄そばをいつもありがとうという気持ちで食べに伺っています。おからいなりもオススメなので、沖縄そばとセットで食べてみてくださいね。
終わり。
お店の情報
店名 | てぃしらじそば |
住所 | 〒903-0806 沖縄県首里首里汀良町1丁目1 |
営業時間 | 11時半〜16時(売り切れ次第、閉店) |
電話 | 090-7989-0257 |
定休日 | 月・火曜 |
駐車場 | お店の右並びに専用駐車場あり |