函館のクラフトビール好きなAさんに教えていただき、五稜郭本町(住所的には梁川町)の「かぜまち軒」を訪れました。どうやら人気店とのことなので、直前に電話したところ「何名様ですか?」と人数を確認されました。ひとりと告げると、カウンターなら入れる、とのことです。すぐさまお店へ向かいました。
お店の入り口には「只今、満席です。」の赤い看板。予約を入れてよかった!
店内に入ります。周りを気にせず、落ち着いて飲めそうな雰囲気です。よかった。初めてのお店でひとり飲みなので、カウンター席があるとホッとします。
ドリンクメニューをみるとキリンラガーやワイン、ウイスキー、日本酒、焼酎、カクテルなどが目立ちました。しかし、かぜまち軒をオススメされた理由は、クラフトビールがあるからです。お店の方に伺うと頭上のメニューを案内されました。ちなみに訪れた前後でキリンビールのタップマルシェを導入予定だそうで、そんな話もチラリと伺いました。あれから時間が経ち、今ではタップマルシェが設置されていることでしょう。
さあ、まずはビールで喉を潤します。BREWDOGのパンクIPA(750円)は相変わらずのクオリティ。ぐびぐび進みます。
こちらは、かぜまち軒のフードメニューです。前菜系から揚げ物、ナマモノ、酒のアテ、パスタにピザにといろいろあります。全てわたし好みのおつまみばかり。
こちらはこの日のオススメメニューです。複数名で食べにくればよかった、とマジで後悔しました。ほんっと、どれもこれも気になるものばかりなの!この日は2軒目だったので、軽く食べられるアテを注文しました。注文後、お店の方が戻ってきて「お腹空いてますか?」なんて聞くのです。そんなに減っていないと伝えると、「全体的にボリューム少なめにしますね!」とのこと。ひとり飲みなので助かる!
ということで、1品目はパテ・ド・カンパーニュです。通常600円ですが、おひとり様サイズで300円でした。クセがなく、お肉の味しっかりのパテです。食感と風味を楽しめるのナッツ(クルミかな?)も入っておいしい!ところどころハーブ香の強弱があって、それもまた食べる楽しみだなぁ。ビールはもちろん、ワインにも合います。
十勝マッシュルームと砂肝のガーリックオイル煮(800円)。強すぎないニンニクが、オリーブオイルをまとったマッシュルームの香りを引き立たせています。砂肝には味がしっかりついてお酒がはかどるのですが、それにしてもマッシュルームのウマさよ。赤ワインが捗る捗る!葡萄の甘みを感じるジャン・クロード・マス ピノ・ノワール レゼルヴ(グラス、530円)が、軽すぎず重すぎずでちょうど良い。
そして、自家製パンとトラピストバター(300円)。これまたウマい。黒ごまプチプチの自家製パンは温めて提供されるので、焦げ感が香ばしく、表面サクサク、中ふわふわ。黒胡麻の香ばしさが好きだなぁ。ほどよく温かく、トラピストバターがあっという間に溶けてゆきました。ガーリックオイル煮に合わせようと頼んだのに、パンがおいしくってそのままパクパク食べてしまう!
もう1杯、ワインを追加。こちらは東北復興を願うワイン、Vin de Michinoku(グラス、600円)です。軽い飲み口に酸味、そして舌先に広がるピリリ感が特徴的だなと思いました。
ということで、函館・五稜郭本町の「かぜまち軒」でまったりのんびり飲んできました。おいしかったなぁ。お料理もお酒も雰囲気も、とてもよかったです。今回は割とシンプルなお料理ばかり食べたつもりです。それがおいしいとなると、他のお料理にも期待が高まるのは必然的。食事を終えようとした時、バターが残ったので、パンをお代わりしました。リピートしちゃうほどウマいんです。酒のアテにも、お腹を満たすのにもちょうどよく、ドンピシャ好みのお店だなぁと思いました。手が出しやすい価格設定ですから、ビール・ワイン共に好きな方へオススメしたいな。また食べ飲みしに訪れたいお店を見つけてしまいました。
終わり。
住所:〒040-0015 北海道函館市梁川町18-10
(*・ω・)つ 北海道食べ歩き情報もどうぞー♩