西原町のおいしい「支那そば かでかる 本店」へ行ってきました。与那原のお店から移転したきたのは2018年のこと。移転後もお客さんがひっきりなしな点は以前と変わりません。おいしいラーメンが食べたくなったら支那そば かでかるが頭に浮かぶし、どこかでわんたんを見かけたらやっぱり思い出します。それくらいに頭を埋めているお店になっちゃいました。ということで、さっそく支那そば かでかる本店のレポート行ってみよ〜!
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西原町「支那そば かでかる 本店」について
どこにあるの?駐車場は?
支那そば かでかる 本店は西原町の住宅街にあります。土地勘がないため、毎回カーナビをセットして訪れます。近くには琉大病院や上原高台公園があるので、これらを目印にすると良いかもしれません。また、駐車場はお店の前に4〜5台ほどありますが、ランチ時に訪れるといつも埋まっています。食べに行くタイミングを見計って訪れたいですね。
営業時間について
支那そば かでかる 本店は11時から21時までの通し営業となっています。ラストオーダーは20時半、定休日はなく年中無休です。こちらは2023年2月時点の情報なので、今後変更になる可能性がありますが、最新情報はお店でご確認ください。
まずは券売機でメニューを決める
店内に入ると、券売機で食券を購入するよう案内されます。券売機でメニューをチェックすると、味は支那そば(醤油)、豚清湯(塩)、坦々麺、つけそばがありました。そこにわんたん2種類(肉とえび)をはじめとする様々なトッピングが用意され、個人の好みに合わせてバリエーションの幅が広いな、という印象です。こちらは2023年2月時点の券売機なので、価格やメニューはお店で必ずご確認ください。
店内の様子
食券を手にした際に空席があればそのまま席へと移動、空席待ちの場合は店内の待合席でしばらく待ちます。店内には店内にはキッチンに面したカウンター席とテーブル席が3つありました。以前にも増して家族連れが多いような気がするのはお土地柄でしょうか。こどもたちも支那そばをズルズル食べています。
この日はカウンター席に案内されました。店員さんに食券を手渡し、着丼を待ちます。卓上にはお水が入ったやかん。店内の昭和レトロな雰囲気とマッチしていますね。
実食!グルメレポート
えびわんたんめん
西原へ移転後、最初にいただいたのはえびわんたんめん(1050円、2018年7月時点)でした。しゃんとした出で立ちで、相変わらず美しい。しばらく見とれてしまいます。ところで、このえびわんたんめんの写真、普段とは違います。いったい何かわかりますか?正解は後ほど...
さあ、それではスープからいただきましょう。与那原店で食べた以上にクリアな気がします。シンプルでベーシックで、ここまで余計なものを削るにはよほどの下準備が必要だろうなぁとシロウトでも思うほどのスープです。ものすごくウマい。これからの人生、ずっと付き合っていける味わいです。
お次は麺をいただきました。口にした瞬間、更にパワーアップしている!と驚きました。ツルツル感が増し、茹で上がりも抜群によいのです。支那そば かでかる 本店は、どこまで進化するんだろう。麺はボリュームがあるので、大盛りにしなくてもこどもとシェアできそうにと思いました。
トッピングはえびわんたん、焼豚、メンマ、のり、ネギ。この焼豚もウマいんです。のりとスープの組み合わせも最高。のりはトッピングができるので、次回のりマシでいただこうっと。
わんたんは、他のお店と比べるとそのサイズと重量感の違いに驚かされます。まず皮が分厚い。餡もギュッと詰まってます。とにかくボリューム満点で、お腹がふくれること間違いなし。
通常のえびわんたんめんは、わんたんが5個入っています。ですがこの日、店員さんに「えびわんたんの数を間違えて茹でてしまったので、後から出します」と言われていました。食べながら出来上がりを待っていたら、熱々がやってきたよ〜!時間差わんたんもいいもんですね。こちらもハフハフいただきます。
支那そば かでかる 本店の味変アイテムの揚げネギ。あっさり&シンプルな味が揚げネギで変わります。香ばしいネギの風味とコクが増し、めっちゃウマい。揚げネギは無しでも有りでも大好きです。
担々麺+えびわんたんトッピング
担々麺(850円、2019年10月時点)もウマかった〜!このテキストを打ち込みながら、早くもリピートしたい気持ちになっています。
まずはこのスープ、ほんとにウマい。重すぎず、軽すぎず。そしてゴマが強すぎなくて、花山椒が過剰すぎない。全体のバランスが絶妙で素晴らしいのです。
この麺、いつ訪れてもつるつるもちもち、とてもおいしいです。乗せられたパクチーと坦々スープにパクチートッピングをすればよかったと後悔。次は忘れないぞ!
こちらはえびわんたん小皿盛(3個230円、2019年10月時点)です。かでかるのえびわんたんが好きなので、担々麺にもトッピングしました。
スープにドボンしていただきます。1個はカーチャンが、2個はお子サマーがおいしく食べました。お子サマーもわんたん食べられるんだねぇ!おいしいわんたんが争奪戦にならぬよう、これからはわんたんめん+別皿わんたんを追加して食べようね。
煮豚わんたんめん
ガッツリ食べてパワーチャージしようと、煮豚わんたんめん(1250円、2020年1月時点)をいただきました。肉わんたんが5個に煮豚は5枚だったかな。メンマもたっぷり、ネギ、海苔もトッピングされています。ご馳走だ〜!
海苔の下からもちもちの麺をすくい上げます。毎度思いますが、麺の盛り付けが美しくって惚れ惚れしちゃいます。今日の麺はいつもに増してツルモチ感が強い気がしました。
分厚いカットの煮豚は、パサつきがなくしっとり柔らか。煮豚ってこんなにおいしいの!部位はモモ肉でしょうか。脂身が少なくさっぱりと食べられる煮豚の旨さを教えてもらいました。
煮豚ごはん
サイドメニューの煮豚ごはん(320円、2020年1月時点)もウマかった!三枚肉のとろとろ脂身をそれを香ばしく炙り、しょっぱいタレをサッとかけています。これ、すっごいおいしいの。肉が3枚乗せられているし、お得感もあるのでオススメです。
えびわんたんつけそば
支那そば かでかる 本店のつけそばをいただいてみました。絵面がとても爽やかな、えびわんたんつけそば(1100円、2020年7月時点)です。えびわんたんが3つ付いています。
ラーメン丼にビシッと盛り付けられた麺の上に、レモンと海苔が1枚。
つけだれの中にはメンマと細切り焼豚、ネギが入っていました。つけだれの香りがいいんだ、また。
冷水でシメられた麺を熱々のつけだれにドボンしていただきます。甘さが強いつけだれが絶妙で、つい「ウマい!」と漏れました。支那そば かでかる 本店の麺は長く、その分つけだれを纏って口の中にやってきます。つるつる、もちもち、甘じょっぱさ。ほんと何を食べてもおいしいなぁ、ここは。
えびわんたんは別皿に3つ。支那そば かでかる 本店のわんたんの皮は分厚めなので、しばらくつけだれにドボンと入れておきました。皮がたれを吸ったころにいただくのが最強にウマかったです。こう食べると、皮も麺の一種みたいな気がしてきますね。
途中、レモンを絞ってさっぱりと変化させたり、揚げネギを加えてみたり。味変をしながらあっという間に完食です。つけそばもおいしかった!
特製味玉Sioわんたんめん
この日わたしは塩味を食べると決めていました。かでかるでの塩味はお初。特製味玉Sioわんたんめん(1200円、2021年6月時点)です。
どんな味か楽しみ。いただいてみると、さっぱりとした鶏ガラ清湯に煮干等の旨味たっぷりのスープ。
麺はシンプルな細麺です。あっさりさっぱりの塩スープによく合います。おいしい。
トッピングは肉わんたん2個、えびわんたん2個、味付玉子、のり、メンマ、ネギ、そしてチャーシュー3枚。満足の一杯でした。
限定の豚清湯
いつ食べても、何を食べてもおいしいかでかる。この日は限定の豚清湯(トンチンタン900円、2021年12月時点)をいただきました。
豚清湯の具材は豚レアチャーシューのみ。そのため自分で好きな具材を乗せることに。わたしは海苔と味玉をチョイス。各100円です。
まずはスープから。ほぼ豚のみで出汁を取ったというスープは、どこまでも透き通った黄金の豚清湯。かでかるにしてはややコテッとした仕上がり。引き算のラーメンというけれど、文句なしにおいしい。この日はこういうの求めてたんです、なのでとっても満足。
シンプルなスープには、パツ感のある麺がおいしい。
レアチャーがこれまた素晴らしかった。限定とありますが、これはラーメン好きに食べてもらいたい1杯です。
支那そば味玉つき+自家製メンマトッピング
この日、わたしは1年数ヶ月ぶりの支那そば かでかる 本店を楽しみに訪れました。久しぶりなので定番の支那そばの味玉付き(醤油900円、2023年2月時点)を食べると決めていました。ですが… 着丼してすぐさま驚きました。なんだ、このスープの濁りじゃ。「あっれー、こんなだったかな?久しぶりだし、まあ気にしないで食べてみよ!」と思ったのですが、スープには旨味が乗らず、ごく平凡な支那そば…
麺の盛り付けは美しく、麺もつるつるとおいしいのですが、いかんせんスープに旨味が凝縮されていないのです。このラーメンに、一生付き合いたいと思っていた頃の感動は、ありませんでした。わたしの味覚が変わったのか、気付かない体調の変化があったのか、それとも何か変わってしまったのか。こういった場合、様々な理由が考えれるのですが、この時は答えが見出せないまま、ただただ丼を空にしようと食べ進めました。
トッピングした自家製メンマ(+250円)。おいしいのよ、ひとつひとつはおいしい。だけど、なんか違う。
決定的に「あ。これ、やっぱ違うわ」と思ったのは、揚げネギをトッピングした瞬間でした。味の広がりが全く感じられなかったのです。もとのスープが死んでいる、と思いました。
まとめ
ということで、西原町にある「支那そば かでかる 本店」へ行ってきました。一生付き合いたいと思っていたわんたんめん・支那そばのお店ですが、1年半近くぶりに訪れたところ、いろんなことが大きく変わってしまったようでした。
支那そば 味玉付きを食べた日、帰宅してからご主人サマーが「なんでかでかる行こうって言ったの?なんか普通だったじゃない?」と言いました。わたしだけでなく、ご主人サマーも何か変化というか違和感を感じたようです。そこでわたしなりにいろいろ調べてみました。結果、わたしの好きだったかでかるは、もうそこにはないのだと理解しました。だからあんなに味が落ちていたのですね…
この記事タイトルにあるよう「一生付き合いたい」と思っていたのは紛れも無い本心ですが、こんな形になっていたとは。そうかぁ… ブログの中であまり毒舌は避けるようにしているのですが、この状況は当面続くと思うので、支那そばかでかる 本店を訪れることはもうないと思います。他においしくて通いたいお店がありますから。残念ですが、こればかりは仕方がないなと諦めます。
ちなみに、本店からすぐの場所にある、支那そば かでかる2号店は今も健在です。
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西原町「支那そば かでかる 2号店」一生通いたい飲めるラーメン屋で雲呑&餃子。
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夜営業だけなのと、全然立ち寄りやすい距離感ではないのですが、こちらは「一生食べに行きたい!」と思わせてくれる相変わらずの味わいでした。わたしは2号店をお目当てに、細く長く通い続けられたらと思っています。
終わり。
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お店の情報
店名 | 支那そば かでかる 本店 |
住所 | 〒903-0125 沖縄県中頭郡西原町上原2丁目11-1 |
営業時間 | 11時〜21時 |
定休日 | なし |
駐車場 | 店前に専用駐車場あり |