宮古島旅行中のドライブで、伊良部島へ行ってきました。下地島と伊良部島をドライブしている最中、遠方にまたもや鳥っぽいものを発見。牧山展望台に続き、こちらも展望台なのでしょうか。さっそく向かってみます。
到着すると、早く登ってくれと言わんばかりの鳥の背中が待ち構えていました。ここは「フナウサギバナタ」。フナって言われると海っぽいし、でもウサギだし、バナタに至ってはパッと意味がわかりません。フナウサギバナタ、一体ここは何なのでしょう。
フナウサギバナタは、牧山展望台とは逆サイド。伊良部島のこのあたりにあります。
フナウサギバナタというのは、船を見送る岬という意味なんだそうです。なるほど、バナタっていうのはバンタと同じ意味なんだろうな。沖縄本島北部の茅打ちバンタのバンタと言葉が似ています。看板の説明を読みながら、なんとなくそんなことを思いました。
さあ、それでは、この無駄にリアルな鳥・サシバの中に入ってみましょう。
階段の数は20段ほどなので、そんなにキツくはありません。サシバのお腹部分が展望台になっています。
この日は生憎の天気だったので、展望台からの眺めはそれほどでもありませんでした。天気が良ければ、宮古周辺の美しい海が広がっていたろうなぁ。
サシバの展望台から早々に下りて、崖の方へ近づいてみます。足元は草地ですが、崖の方には手すりや柵がないので気を付けて見学してください。
崖側に行くと、やっと美しい海を見ること亜ができました。眼下に広がるなんとも表現しにくいほど美しい海...
少し目線を遠くへ向けると、海に何か浮いています。浮いているというか... 何かが沈んでいる...?
iPhoneのカメラに頑張ってもらい、拡大すると、船が沈没していました。うわぁ。これは思いがけず、なんとも、怖い。旅行から戻って調べてみると、2013年1月に外国船タンカーの座礁事故があったことを知りました。事故の後、そのまま放置なんだね...
>>宮古毎日新聞の記事を見る。
ということで、宮古島旅行のドライブで立ち寄った、伊良部島「フナウサギバナタ」について書いてみました。天候が良ければ、もっと美しい写真が撮れたと思うんですが、まあ冬の沖縄なんてこんなもんだよねぇ。それにしても座礁事故の沈没タンカー、そのままにしちゃうっていうのも、アレですな。風景にうっとりするはずが、美しい景色とは真逆の沈没船が気になって無駄に恐ろしい感じがしました。
終わり。
住所:〒906-0000 沖縄県宮古島市伊良部
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