読者の中に、アジアン料理が好きな方はおりませんか?もしいたら、ぜひ浦添市牧港の「Cooking Hong Kong(クッキングホンコン)」に向かってください。こちらは香港人が作る本格的でおいしい香港グルメを楽しめるお店です。わたしは一度お店を訪れて、数日後にまたテイクアウトしちゃうくらいハマりました。スパイス使いや味付けが本場香港らしくて懐かしいです。ということで、さっそくレポート行ってみよ〜!
もくじ[隠す]
「Cooking Hong Kong(クッキングホンコン)」について
どこにあるの?駐車場は?
今回ご紹介するCooking Hong Kong(クッキングホンコン)は、浦添市牧港にあります。国道330号線方面から訪れる場合は、牧港方面に分離する通り沿い、近くにあるコープ牧港やローソン浦添牧港二丁目店が目印になりそうです。国道58号線からもアクセスが良く、牧港高架橋の下方面にお店があります。
この立地ですから駐車場が欲しいところですが、お店には専用駐車場がなく、さらに周辺にはコインパーキングが見つけられません。これが難点で、長いこと訪れるチャンスに恵まれませんでした。周辺には病院やスーパーが点在しているので、普天間りうぼうのように近隣カフェは駐車場して利用OKといった環境になればいいのになぁ。今のところは、いつかそうなるように願っています。
お店の様子
Cooking Hong Kong(クッキングホンコン)の入り口には大きな香港のネオンが出ています。わたしは11時半オープンのランチで訪れました。
店内は客席が広々と設けられています。テーブル席は5つほど、カウンターは2〜3席くらい。グループでもおひとり様でも食べに訪れやすそうです。打ちっぱなしのコンクリートがかっこよく、インダストリアル×アジアンテイストな雰囲気。
うっすらと流されている音楽が香港チックで、何度か訪れた香港に思いを馳せます。トランスファー滞在が多く、ちょこちょことお店を訪れていたので、香港滞在したブログ記事数が少ないんですよねぇ。そんなことを思い浮かべながら、店員さんとコミュニケーションを取ります。店員さんは香港人ですが日本語が通じます。日本語オンリーのわたしも安心して注文できました。
メニュー
Cooking Hong Kong(クッキングホンコン)のランチメニューです。こちらは2023年6月時点のメニューですので、最新版はお店でご確認ください。この日のランチは8種類ありましたが、季節に応じてメニューの一部が変わるようです。季節や旬を意識する姿勢に医食同源を感じました。食事の名前だけではイメージが伝わりにくいかもしれないので、写真付きのランチメニューも添えておきます。
実食!グルメレポート
海南鶏飯(ハイナンジーファン)
初回訪問時、わたしは海南鶏飯(ハイナンジーファン、1100円)をごはん少なめで注文しました。Cooking Hong Kong(クッキングホンコン)を知ってからというもの、わたしはずっとこれが食べたかったのです!
海南鶏飯は中国の海南省・広東省・香港をはじめ、アジア各国で浸透している家庭的な料理だそう。ごはんとともに鶏のもも肉がドーンとお皿に盛り付けられるスタイルは、眺めているだけで幸せに浸れてしまいます。絶対おいしいでしょ!
蒸した鶏肉を一切れ頬張ってみます。優しい味付けでとにかく鶏もも肉が柔らかく、シンプルに肉の旨みを感じます。ほんのり温かみがあって、皮がプルン。
タイのカオマンガイは味噌+ニンニクベースのタレだそう。対する海南鶏飯は醤油や唐辛子、ショウガが使われていることが多いみたい。Cooking Hong Kong(クッキングホンコン)のソースは、ネギとショウガ、そしてパクチーの茎を加えたやや甘めの仕上がり。輪切りの唐辛子も加えられて、アジアンテイストが爆発!思わずごはんを頬張りたくなります。
鶏スープで炊いたごはんはパラパラとした炊き上がり。日本の米とは違い、タイ米のような長粒種は咀嚼しても甘味は増しません。さっぱり食べられるのが良いですね。ごはん少なめにしたのですが、思ったよりもボリュームがあります。通常通りに注文していたらボリュームが多そうだなぁ。
海南鶏飯には2種類のソースがついてきました。ひとつは鶏肉用、もうひとつはごはんに混ぜるとおいしくなるソースです。これはネギやショウガの薬味油かな。
ごはんに混ぜると風味が増して、良い味変です。塩気も加わり、余計にアジアンごはんがおいしくなります。
セットでついてくる鶏のスープもおいしかったです。優しい味わいで、大根がほろほろに柔らかく。鶏油が浮いてくちびるがベタつきますが、塩気ほんのりのおいしさです。そして、漬物はニンジンとキュウリの甘酢漬け。頬張ると、遠くから若干のピリ辛さが迫ってきます。
海南鶏飯はガツンとした味わいではありません。なので、最後まで食べ疲れることなく、それが「ずっとおいしい」を継続させると思いました。ソースは香味野菜がきいて、甘い・酸っぱい・ほんのり辛味のバランスが最後まで楽しめました。おいしかったー!
香港蜂蜜チャーシュー玉子飯(テイクアウト)
別の日にテイクアウトで香港蜂蜜チャーシュー玉子飯をいただきました。店内だと980円ですが、テイクアウトはいくらだろ。もしかすると容器代が必要かもしれません。お弁当のごはん(ジャポニカ米)がたっぷりで、香港蜂蜜チャーシューと目玉焼きの下いっぱいに広げられていました。
香港蜂蜜チャーシューは7枚。お肉には蜂蜜を使った甘いタレがまんべんなくかけられています。お弁当の底にこのタレが広がり、ご飯と混ざってそれが地味においしかったり。
甘くコックリした味わいの豚肉は、しっとり、むっちり、柔らかです。お肉の中までよく味が染みています。添えられたネギとショウガのソースと一緒に頬張ってもおいしいです。
お弁当にはキュウリの甘酢漬けとミニサラダが付いていました。サラダのドレッシングもおいしかった!
魚香茄子(茄子のスパイシー煮込み、テイクアウト)
こちらもテイクアウトの魚香茄子(茄子のスパイシー煮込み)。店内だと920円です。お弁当をピックアップしてから45分後にお弁当をいただきました。さすがに茄子の熱々感はなくなっていたので、お店で熱々を食べるのがオススメ。家でレンチンすればよかったなぁ。
魚香茄子(茄子のスパイシー煮込み)は、香港式麻婆茄子みたいなものなのかもしれません。でもみなさんが想像するあの麻婆茄子とは全く違います。くたくたにとろける茄子に豚挽肉、アジアンな唐辛子の辛味と独特な調味料。これ、なんだろう。醤油系の魚っぽい調味料を使っているような。とにかくオイリーなエスニック茄子です。絶対、熱々がおいしい。
ごはんはジャポニカ米、やや硬めの炊き加減です。この手のオイリーなおかずには硬めが嬉しいなぁ。添えられたキュウリは甘酢漬けなので、辛味とオイリーさをサッパリしてくれます。
茄子を食べていると、豚挽肉や香辛料が残ります。これがもったいない気がして、スプーンですくい…
ごはんに乗せて食べてみました。これはこれでウマい!茄子料理はオイリーになりがちなので、油を切るように食べるのがコツです。
まとめ
ということで、浦添市牧港にある「Cooking Hong Kong(クッキングホンコン)」のランチをいただいてみました。食後、店員さんに「お味はどうでした?」と聞かれたり、ちょっとした気の利いた感じが好印象でした。
わたしがお店でいただいたのは平日の11時半頃。12時過ぎは周辺で働いていそうな方がひとり、そして数名組のお客さんが食べに訪れていました。テイクアウトをしたのは週末12時頃でしたが、この時は店内テーブル席が半分ほど埋まっていました。タイミング次第と思いますが、めちゃくちゃ混雑して予約必須という感じではなさそうです。
キッズ向けのプレートはなかったのですが、お肉大好きな我が家のお子サマーなら海南鶏飯や香港蜂蜜チャーシューを美味しく食べてくれるだろうなぁ。わたしがすっかりCooking Hong Kong(クッキングホンコン)のファンになってしまったので、いつかファミリーで訪れたいと思いながらお店を後にしました。
終わり。
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お店の情報
店名 | Cooking Hong Kong(クッキングホンコン) |
住所 | 〒901-2131 沖縄県浦添市牧港2丁目34-19 |
営業時間 | 水〜金曜:11時半〜15時/土・日曜・祝日:11時半〜14時半、18時〜21時 |
定休日 | 月・火曜 |
駐車場 | なし |