那覇・牧志公設市場にある「ちるり(Chillri)」に行ってきました。夜は飲み屋さんですが、ランチ営業もしています。これまで何度かランチで訪れていて、夜の串焼きがおいしいという評判も随分前から聞いていました。先日やっと夜にお邪魔したのですが、もうね大満足!ほんっとおいしかったので、ランチの盛岡冷麺と夜の串焼きのどちらも取り上げてご紹介したいと思います。
ランチも飲みも大満足の「ちるり(Chillri)」について
ちるり(Chillri)はどこにあるの?
ちるり(Chillri)は国際通りの近く、牧志公設市場付近のアーケード・平和通り商店街にあります。このあたりは道がわかりにくく、わたし自身もいつも感覚で歩いて到着することが多いです。方向感覚がないと迷うので、Google MAPと位置情報を頼りに訪れるのがベストです。日中は営業しているお店も多いため余計に見つけにくいかもしれません。夜になると営業しているお店は少なく、人通りもまばらなので、お店の明かりを頼りに発見できそうですね。
店内の様子
ちるりの店内は、カウンター席とテーブル席がいくつかあります。小さなお店ですが、いつもお客さんで賑わっています。店内には上に続く階段があるので、2階席があるのかもしれません。ランチタイムはいつも1階のみで営業しています。
盛岡冷麺がおいしいお店
店内には盛岡冷麺の説明がありました。こちらのお店、沖縄では珍しい盛岡冷麺をいただけるのです!嬉しい!盛岡冷麺は、独自に進化したツルシコ食感が最高ですよねぇ。現地と変わらぬおいしさの盛岡冷麺が沖縄でもいただけるということで、個人的にめっちゃ推しています。
ランチのレビュー
ランチメニュー
ちるり(Chillri)のランチメニューです。この日は12時〜14時半までの営業で、メニューは盛岡冷麺、ビビン麺、盛岡温麺、牛テールスープ温麺、麻辣冷麺がありました。お子様冷麺もあったんですね。キッズメニューがあると子連れで訪れる確率がぐんと高まりますね。
冷麺と日替りSET(880円)
初めて訪れたのは、2016年10月のこと。盛岡冷麺、盛岡温麺、冷麺と日替りSET、新メニューのパクチーサラダ麺、辛!!ビビン麺の5種類がありました。
初回ということで、冷麺と日替りSET(880円)をチョイス。この盛岡冷麺、注文時に細麺と太麺が選べるのですが、どっちにしようか悩んでいたら、お店の人が「本場に近いのは太麺」と教えてくれたので、太麺でお願いしました。
早速いただきます!こちらが盛岡冷麺です。冷麺なんて久しぶり!
冷え冷えの冷麺は、結構硬め&もちもち食感。つるりとしていて、喉越しも良いです。太麺はこの特徴的な麺を楽しむのにベストですね。ボリュームも多くて嬉しい!
トッピングはお肉、ネギ、茹で卵、薄切りのきゅうり。
スープはとろみがあり、優しい味。冷麺というと韓国冷麺を思い出しがちですが、盛岡冷麺は辛くないので年齢問わず安心して食べられます。ピントが後ろに合うっちゃって残念。
半分くらい食べたところで味変してみました。まずはお酢。もとからアッサリではあるものの、お酢を入れることで、より一層サッパリとした味になります。これはこれでウマい!
セット担っていたキムチで味変。このキムチは旨味・コクよりも辛さが強いタイプ。辛いのが苦手な方はご注意を。優しい盛岡冷麺から、ピリッと辛味のある引き締まった味にチェンジです。お好みでお酢を足して食べ進めました。
この日の日替りSETは、牛すじ丼でした。これがまたウマいのなんの!お肉はスジ部分も含めてとても柔らかく、青菜がトロッとウマいんです。塩味ベースの牛すじが、ご飯とこんなに相性良いなんて聞いてません!難なく完食です。
ご飯セット(盛岡冷麺+牛すじカレー、900円)
2017年に食べたちるりランチです。この時は冷たい盛岡冷麺とご牛スジカレーの組み合わせの、ご飯セットを注文しました。ボリューム満点!
この時の盛岡冷麺も太麺をいただきました。気温が高い沖縄では、盛岡冷麺のつるんつるん食感が心地よいですねぇ。途中パクチーを入れて味変したところ、これが大正解!パクチー好きな人は試してください。ウマいから!
冷やし担々麺(920円)
飲み仲間のBYと一緒に食べたランチの盛岡冷麺。今回は少し方向性を変えて、冷やし担々麺(920円)を注文しますよね。野菜も花椒もたっぷりです。
トッピングの水菜を避けると、肉味噌が現れました。肉の食感が楽しめる、ゴロゴロ系。味付けもちっかり。
ちるりの盛岡冷麺は、お好みで太麺・細麺が選べます。でもこの冷やし担々麺は細麺オンリー。細麺と言っても、一般的なラーメンの麺と比べても太いですよね。冷水でしっかりシメられ、もちもち・つるつる・シコシコとした食感。ウマい、ウマい。
お好みで、島とうがらしを入れてもおいしいです。島とうがらしの辛味と、花椒のビリッとした辛味。どちらも楽しめる冷やし担々麺でした。ウマかったー!
麻辣冷麺(900円)
沖縄の真夏にピッタリのランチを食べにちるり(Chillri)へ向かいました。この日いただいたのは麻辣冷麺(900円)です。暑い夏に冷え冷えの冷麺、それはホットな辛さ。
キンキンに冷えたスープにくるりと巻かれた冷麺が利つけられ、その上には挽き肉とは言えない粗々なお肉がゴロンゴロンと。そこに茹で卵、ネギがトッピングされています。
全体を混ぜつつ、つるつるシコシコの冷麺をいただきます。食感がたまりませんなー。
そのままだとほのかにピリ辛なので、途中島とうがらしを加えます。結構辛いので、入れすぎるとむせるかも。
お酢で味変もアリですね。おいしかった!
夜のレビュー
この店で飲めて何が嬉しいって、ちるり(Chillri)のビールはサッポロ黒ラベル(500円)なんですよね。他にもボトルでサッポロラガーとヱビスプレミアムブラックも提供しています。沖縄なのでオリオンビールの小瓶もあるけれど、サッポロビール好きとしては樽生のジョッキをオーダーです。
おつまみいろいろ
おつまみは沖縄らしからぬものばかり。例えば栃尾の油揚げ(450円)。分厚い油揚げっておいしいよねぇ。これが好きな飲兵衛は多いでしょ!
あっさりとしたオクラの浅漬け(350円)もおいしい。この後、串焼きが続くので、あっさり系が一品あるといいですよね。
串焼きいろいろ
ここからがちるり(Chillri)自慢の串焼きです。まずはつくP(250円)。しっかり味のつくねと立派なピーマンです。ピーマンにつくねを挟んで食べるのですが、これが最高にウマい!みずみずしいピーマンと濃い味のつくねの組み合わせ、どうしてこんなにおいしいの。
お次はラムパクチー(280円)です。ラム好きにパクチー嫌いなんているんでしょうか。この食材の組み合わせも相性抜群だよなぁ。串焼きにすることで余分な脂が抜けてほどよい食感だし、この串も味と風味が濃いめでビールが捗るんだなぁ。
のどぶえ(200円)もいただきました。軟骨の食感と塩味、そして肉の旨味が最&高!これ、何本でも食べられます。
ちるり(Chillri)の串焼きがウマすぎるので、ビールがどんどん減っていきます。サッポロ黒ラベルからサッポロラガー(中瓶、600円)にチェンジ!通称・赤星と呼ばれるこの瓶ビール、これを置いてるお店ってだいたい間違い無くおいしいんですよねぇ。
こちらが最後の串焼き、丸チョウ(200円)です。脂が甘く、焦がしたタレの香りとよく合う〜!丸々と脂乗りのよい小腸、大好き!これも何本でも食べたいなぁ。ちょっと七味とか乗せてもおいしよなぁ。これまたビールが捗る串焼きでした。
シメは盛岡冷麺で
シメはやっぱり盛岡冷麺でしょ!この日のオススメだった麻辣冷麺をオーダーしてみました。3名で1杯のシメ冷麺です。
ビリリと痺れる麻辣のウマさとツルシコ麺の相性、バッチリです。ラーメンよりサッパリと食べられる分、罪悪感が薄いですね。シメ冷麺、アリです。ほんとおいしかったー!
まとめ
ということで、那覇・牧志にある「ちるり(Chillri)」でランチ&夜飲みしてきました。岩手出身のご主人が作る盛岡冷麺は間違いなくウマい!日替わりの牛すじ丼などのランチも夜の串焼きも最高においしくて、かなり満足度の高い酒場です。ここは絶対リピートするし、超絶オススメしちゃうなぁ。ちなみに店名の「ちるり」はChill out(ゆっくり過ごす)という言葉から取ったそうです。わたしも育児の合間にまたゆっくりまったり食べ飲みしに訪れようっと。ご馳走さまでした!
終わり。
住所:〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3丁目3-14
(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩