来週、2016年2月9日(火)にブルワリー&バーがオープンする「北谷ハーバーブルワリー&レストラン(CHATAN HARBOR BREWERY & RESTAURANT)」の内覧にお声がけいただいたので、ご主人サマーと一緒に行ってきました。本日はそのお披露目の様子をレポートいたします。
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グランドオープン後の記事はこちら。
>>「北谷ハーバーブルワリー」リゾート気分を満喫するブルワリーレストラン!
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NEW OPEN!ブルワリーレストラン「北谷ハーバーブルワリー」に行ってきた!
「北谷ハーバーブルワリー」の場所。
新店の場所はヒルトン沖縄北谷リゾートの奥。北谷フィッシャリーナにあるうみんちゅワーフ左側の新しい建物です。この立地で平屋建てとは、なんとも贅沢!
北谷ハーバーブルワリーのロゴ。真っ赤な帆に、モルトが描かれていました。
特別に「北谷ハーバーブルワリー」工場見学させてもらった!
お披露目は、まずは北谷ハーバーブルワリーの工場内部の見学へ。通常は工場見学を行っていないのですが、今回特別に案内していただくことができました。まずは麦芽(モルト)を保管している冷蔵室へ。
モルトの種類はいろいろで、中には乳酸菌を植え付けたモルトまでありました。酸っぱかった!
こちらはオリジナルの粉砕機。沖縄県内の業者に発注して、北谷ハーバーブルワリー独自の粉砕機を作ってもらったそうです。
粉砕されたモルトは、工場内を斜めに走る黄色いパイプを通して、直接仕込み釜に運ばれます。
今回の工場見学で一番興奮したのは、この黄色いパイプでした。なんだかとっても便利そう!
北谷ハーバーブルワリーのヘッドブルワーさんに、仕込み釜の中の説明もしてもらいました。醸造で出るモルト粕は家畜の餌になるそうです。沖縄には豚・牛・鶏・山羊といるわけですから、そのうち北谷ハーバーブルワリーブランド山羊とか出来てもおかしくありません。
釜の中で回転する羽根(?)も特注だそうですが、シロウトには何が何だかさっぱり...
これは濾過した麦汁が透明になったかチェックする器具。麦汁が透明じゃなければ、もう一度戻して濾過し直すんだとか。
仕込み中の温度管理は、こちらの電子盤を使って自動化されているそうです。これって今どき普通なのかわからないんですが、やたらとハイテク!
工場内部からブルワリーレストランの様子も眺めることができます。もちろん、逆も然り。
タンクは何キロだったか... そもそも「キロリットル」がイメージつかないわたしです。タンクのロゴは、客席に向かって描かれていました。魅せる演出がすごいなぁ。
工場内には瓶詰マシンもありました。
冷蔵庫内には、ファーストバッチのビールが詰められた樽・瓶がずらり。冷蔵庫内に保存しているホップの香りにもワクワクです。
試験醸造用の寸胴もあるし、瓶詰マシンもあるということは、オリジナルビールの依頼もアリなのか?!...などと話が盛り上がりつつ、工場見学は終了。
ブルワリーレストランがやたらと豪華!
工場見学の後は、正面に回ってブルワリーレストラン内部を見学です。青い空に、南国のヤシの木、そして北谷ハーバーブルワリー... 何この異国情緒感、半端ない!リゾート要素がありまくり。
北谷ハーバーブルワリーは、ブルワリーレストランです。レストラン名はランブルフィッシュ、なのかな。
入り口の看板がやけに凝った作りでした。遠目にはわからないものの、細かいディテールにも配慮しているのは、女子ウケよさそう。
店内に入ると、レストランコーナーとバーコーナーに分かれていました。まずはレストランコーナーから見学させてもらう事に(レストラン側のグランドオープンは、少し後になるそうです)。
海に面してガラス張りなことと天井の高さのおかげなのか、とても広々とした店内に感じました。客席数は全部で300オーバーと聞きましたが、この立地でこのクラスの大箱店って他にないのでは。使い勝手は色々と考えられそうです。
オープンキッチンのレストランもいいなぁ。シェフたちの動きを見ているのも、楽しいですよね。
これは加工肉カッターでしょうか。このレストランではどんなメニューをいただけるのか、今から楽しみ!
店内からは沖縄の海も見えます。眺望良し!
外にはテラス席もありました。屋根が張り出されていて、日差しや雨にも配慮されているようです。外用ストーブもあったので、冬でもテラスでビールを飲む事ができそう。
テラス席は開閉式の扉があって、海のすぐ近くまで出られるようです。
海に出てみると、なんと北谷ハーバーブルワリーのロゴが入ったピカピカの船が!将来的にはこの船を使ったサービスも考えているとか。双胴船なので揺れに強いはず。沖に出てビールを飲んだりもできるんだろうか... それともマリンアクティビティ屋さんが併設されるのか...
続いては、2016年2月9日オープンのバーコーナー側へ。
コの字型バーカウンターの中には、タップが8つ設置されていました。北谷ハーバーブルワリーは定番が5種。シーズナルも作るみたいですが、ゲストビールを入れたりするのかなぁ。
北谷ハーバーブルワリーのタップには、フローレバーが付いていました。ビールは大好きだけど、完全に飲む専門のわたしにはこのフローレバーが何が何だか。珍しいものなのか、タップの見学者が常にいたように思います。
家具はすべて新品で揃えたそうです。この椅子を見てアンティーク家具かと思ったのですが、それっぽく見せるために作ったそうな。店内に並べられた椅子やテーブル、カウンターの高さは、米軍を意識しているサイズ感に思いました。
「北谷ハーバーブルワリー」定番5種+限定1種を試飲!
工場やレストラン内を見学させていただいた後は、北谷ハーバーブルワリーのビールを試飲です!まずは定番5種がやってきました。左からラガー、ヴァイツェン、ペールエール、IPA、スタウトです。新工場でのファーストバッチですが、ヴァイツェンとスタウトは高評価。ラガーは注ぎ方とグラスで色々と変わりそう。ペールエールとIPAはイングリッシュタイプなのかな。もうちょい柑橘系の香りが高まるといいなぁ。
こちらは限定ビール。ほのかにピンクがかっています。
北谷ハーバーブルワリーのビールを試飲させていただき、各人の意見や希望をあれこれお伝えしました。新工場のファーストバッチって、初めてかもしれません。貴重な体験です!
「北谷ハーバーブルワリー&レストラン」を見学&試飲してきたまとめ!
ということで、北谷フィッシャリーナにニューオープンの「北谷ハーバーブルワリー&レストラン(CHATAN HARBOR BREWERY & RESTAURANT)」の見学&試飲に行ってきました。2016年2月9日のオープンはブルワリーとバースペースです。レストランのグランドオープンは少し先なので、ご注意を。
それにしても、レストランの内装はデザイナーさんが物凄くこだわったそうで、先行投資が凄すぎる!というのはシロウトにもビンビン伝わってきました。母体企業がしっかりしていると、飛び抜けてすっごい事ができるんだなぁ。想像以上の素敵なブルワリーレストランっぷりで、圧倒されまくりです。ご主人サマーが「ここは日本一のブルワリーレストランになるかも」と言ったのを聞いて、確かに!と思った次第です。
北谷という立地だけでいうと沖縄県民のデートスポットや記念日にも使えそうです。今回はフードをいただいていないので、レストランのグランドオープン後にどんな食事が食べられるのか、ビールとのマリアージュがどんな感じなのか、改めて楽しみたいなぁ。
最後に。北谷ハーバーブルワリーのヘッドブルワー・しのぶさんは、沖縄で出会った大切なビール仲間です。醸造部の皆さんには、おいしいビールを造ってもらって、沖縄のビールシーンをガンガン盛り上げてもらいたい!北谷ハーバーブルワリーの活躍を楽しみにしています!さあ、沖縄のクラフトビール界が益々楽しくなりそうですよ!
終わり。
住所:沖縄県北谷町フィッシャリーナ地区
(*・ω・)つ ビアバー情報もどうぞー♩