沖縄には、沖縄そば麺をアレンジする食文化があります。たとえば沖縄そば麺を焼きそばにしたり、スパゲッティーに代用したり。言われてみると確かにアリだなと気付くのですが、そんな沖縄そば麺のアレンジを食べさせてくれるお店でランチしてきました。那覇市久茂地にある「うちなーナポリタン 赤翡翠」です。読み方は、アカヒスイではなくてアカショウビンが正解です。
赤翡翠(アカショウビン)はもともとダイビングショップの店舗を飲食店としても使っているようで、以前は漁師めし おやじ80が間借りしていたり、存在自体は結構前から知っていました。うちなーナポリタンのお店になったのもピックアップしていたけれど、職場から距離があり、なかなか訪れられずでした。この日は4人でタクシー相乗りで食べに向かいました。
店内はカウンター席が5〜6席ほど、そして掘りごたつの御座敷席も用意されています。
赤翡翠(アカショウビン)のメニューはこちら。メニューは1種類、うちなーナポリタンのみ。量は4種(並150g、中200g、大300g、特400g)あって、サイズによって値段が変わります。トッピングのタマネギとピーマンの量は調整ができ、お好みでマシマシにしたり抜いたりしてみてください。
それではご覧ください。盛り付けを待つ、完成直前の特400gと並150gのお姿です。その差は歴然。イキッて大300gとか注文しなくて本当によかった。
初回訪問ということもあって、この日のわたしはうちなーナポリタンの並150g(580円)を注文しました。お皿を前に、ナポリタンの香りがお腹をぐぅぅぅっと鳴らします。
フォークでくるりと巻き取った麺はパスタではなく、もちろん沖縄そば麺です。こちらは宮古島のハワイ製麺所からのお取り寄せで、食感などにもこだわってこの麺を選んだのだとか。いただいてみると、むちむちとした食感の中太麺。ニンニクを感じるナポリタンソースに、一口目で好き…!となりました。めっちゃウマい〜!
具材はマシマシにしたタマネギとピーマンなど。トップに置かれた目玉焼きの下には、なんとチェダーチーズが仕込まれています。ナポリタン自体は単調な味付けですが、この隠された味変などで飽きずに食べ進められます。
お皿の端にはマカロニサラダ。炭水化物に炭水化物を重ねてくる感じ、嫌いではありません。
一通り味わったところで、お店の方から「これで味変してみてね」と声かけをいただきました。味変アイテムは様々。タバスコ、粉チーズ、胡椒という定番どころから、マヨネーズ、ソース、シャア専用ソースと複数用意されています。食べてみなければどうという事はない…!
妥当にタバスコと粉チーズでウマウマと食べ進めつつ。次に手に取ったのは、オリジナルのシャア専用ソースでした。こちらは後を引かない辛さで、甘味もあるおいしいソース。辛党のみなさんにオススメです。
最後はクリーミーなマヨネーズでフィニッシュ。まろやかさに拍車がかかり、濃厚なナポリタンを味わえます。
ということで、那覇市久茂地にある「うちなーナポリタン 赤翡翠(アカショウビン)」でランチを食べてきました。家庭では沖縄そば麺アレンジをよく食べていると思いますが、専門店となると珍しく、土日が定休日とはいえ観光客にもオススメできると思います。それにしても、並150gでお腹いっぱいになる安上がりなわたし。認めたくないものだな。自分自身の、老化ゆえの食事量の減少というものを。
終わり。
お店の情報
店名 | うちなーナポリタン 赤翡翠(アカショウビン) |
住所 | 〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地2丁目22-16 |
営業時間 | 11時〜15時半 |
定休日 | 土・日曜 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |