沖縄から福岡空港経由で広島まで行ってきました。道中はレンタカー移動で、途中高速を降りて立ち寄ったのが、山口地ビールのレストラン「サン・レミ・ド・プロヴァンス」です。中国地方のブルワリーは初めて!ご主人サマーがスケジュール管理をしていたので、山口地ビールのレストランの前情報は全くなかったのですが、この立地すごくないですか。裏の切り立った山から落ちる鳴滝。丘の上に建つヨーロッパ調の三角屋根。瞬間的に心がときめきました。
店内に入ると、受付とお土産ビールの冷蔵庫、そしてその奥に醸造設備が眺められます。山口地ビールのブルワリー(やまぐち鳴滝高原ブルワリー)はこの建物にあるんですね。
レストランに進むと、これまた驚きます。天井が高く、とても開放的!南フランスのプロヴァンス風の店内は、結婚式などにも向いているし、それでいてカジュアルにも使えそう。広々しているので、子連れで訪れてもまわりが気になりません。
さて、この日は車移動だったのですが、ハンドルキーパーはご主人サマーでした。代わりにビール係に任命されたので、ワクワクしながら繋がっているビールを確認します。10種類、全て山口地ビールのビールです。価格はグラス470円、ジョッキ670円、ピッチャー2420円の3種類。季節ものは価格が異なる場合もあるみたい。都度確認してください。
こちらはサン・レミ・ド・プロヴァンスのお食事メニュー(一部)です。パスタやお肉、ピザなど洋食がメインでした。
今回、初めて訪れたこともあって、ビールはテイスティングセット(870円)を注文しました。10種類の中から気になった4つのビールをテイスティングできます。なるたきビター、すいかセッションIPA、IPA、ピルスナーを注文しました。なるたきビター、うまし。ラインナンップから推測するに、わたしの好きなタイプのビールが揃っていると思います。
ビールを撮影している間に、季節の菜園サラダ(820円)がやってきました。サラダのボリュームがすごいんです!3〜4人でシェアするのがちょうどいいサイズ感。シャキシャキもホクホクも、いろんな食感が愉しめました。ドレッシングもおいしかったなぁ。
ランチタイムですから、炭水化物もいただきます。わたり蟹のペスカトーレ(1580円)はピリ辛のペスカトーレに濃厚なわたり蟹を組み合わせた1品。おいしかったし、見た目の豪華さも満足!
薪で焼き上げるピザも注文しました。万願寺唐辛子とサラミのペペロンピッツァ(1540円)です。さすがピザ、ビールのアテにぴったり!このピザは、生地にビール酵母を使っているんだって。
今回は家族で訪れました。1歳になりたてのお子サマーはパスタやピザは食べられないし、どうしよう...と思ったら、手作りパンの盛り合わせ(400円)があったので注文してみることに。パプリカとカボチャとサツマイモを練りこんだパンは柔らかく、甘みがあります。ほかほか温かくて、お子サマーにも高評価。パクパク食べてました。
このパンは、敷地内にある別の建物・パン工房で作られています。こんなにおいしいなんて、もっとパン食べたかった!
レストランのテーブル席からも、山口地ビールの大きなタンクが見えます。醸造設備側に人影があったのでお店の方に伺うと、醸造スタッフがいるとのこと。
ここではいさいチャンプル〜ビアフェスティバルに出店されていた山口地ビールのブルワー・山本さんと再会です。あのイベントが元で今回訪れることができました。工場内にもお邪魔させていただき、最近増設したタンクなどを見学できて嬉しかったです!お子サマーのブルワリー初見学の地は山口地ビールになりました。
見学後、お土産ビールを購入してお店を後に。そうそう、今回訪れたサン・レミ・ド・プロヴァンスでは、宴会にも使えるコース料理があったり、山口地ビールが飲み放題になるプランがあったりと、ビール好きにはたまらない内容になっています。クラフトビール飲み放題が男性1890円、女性1590円って安いでしょ!
ということで、山口地ビールのレストラン「サン・レミ・ド・プロヴァンス」でランチを食べてきました。ブルワリー併設レストランでいただくビールにお食事、どれもおいしかったです。山口地ビールのラインアップも気になるものばかりだし、もう少し飲みたかったなぁ。山口はこれまで訪れる機会がなかったエリアです。でも、いろんな縁が繋がって、今回の旅で訪れることができてよかったな。連れて行ってくれたご主人サマーに感謝です。
終わり。
住所:〒753-0212 山口県山口市下小鯖1360-4
(*・ω・)つ 中国地方の食べ歩き情報もどうぞー♩