ビールの本場・ドイツ&チェコの旅。この日行きたかったお店のオープンを待ちながら、プラハの旧市街にあるブルーパブで1杯引っかけることにしました。「U tří růží(ウ・チシー・ルージー)」というお店、日本語訳すると3本のバラといったところでしょうか。こちらも真也くんのプラハビアマップで知りました。
3本のバラでは1杯しか飲めなかったので、店内の雰囲気を中心にご紹介します。3本のバラはテーブル席中心で、どうやら2階にも席があるみたい。ぞろぞろと10名くらいの観光客が入っても平気な感じでした。プラハの旧市街ど真ん中にあるので、観光客向けの大箱店なのかもしれません。我々は1階のカウンター沿いのテーブルへ。
こちらは奥のテーブル席。壁に描かれた、ビールを楽しむ人々の絵も可愛い。王様も貴族も囚人服を着た人もビールを楽しんでます。お店へ行くならじっくり見てもらいたいな。
店内には仕込み釜がありました。3本のバラは、店内でビールを造り提供するブルーパブなのです。
タップは6つ。店内で作ったビールが6種類楽しめるようですね。
さて、3本のバラのビールメニューをチェックしてみましょう。ラガーやドライスタウト、ヴァイツェン、ノンアルコールビール、サイダーなどがありました。メニューにはTAKE AWAY BEERって書いてるので、持ち帰りもOKなのでしょう。
気まぐれなわたし、3本のバラではなんとなくビールじゃなくてサイダーを飲んでみたくなりました。サイダーは2種類、リンゴと梨があったので、わたしはリンゴをチョイス。サイダーはボトルに詰められていました。
ジョッキに注がれた、リンゴのサイダー(80コルナ、370円くらい)。真也くんのマップにも書かれていたけど、他のお店と比較すると、お値段はちょいとお高めな気がします。が、日本と比べるとやっぱり安い。お味はどっしり濃いめ。そして香りにクセがあります。ご主人サマーに言われてハッとしたんですが、まさに馬小屋。日本のシードルにはない香りなので飲みにくいけど、こっちのサイダーはこんなもんなのでしょう。
サイダーが入っていたボトルを見て、あれっ?と思いました。これ、3本のバラで造ってるサイダーじゃなくって、Prager Ciderっていうサイダーメーカーのだった!
一方、ご主人サマーは3本のバラのラガーを飲んでいました。56コルナ、日本円で260円くらいです。ちょいといただきました。でもサイダーの味・香りに負けてよくわからない... ご主人サマー曰く「普通においしいラガー」とのことでした。プラハのクラフトビールを楽しむチャンスだったのに、自分の選択ミスが悔しい!
ちなみにフードメニューもそろっています。我々は1杯だけでしたが、落ち着いた雰囲気のお店なので、ゆっくり滞在するのもアリですね。
ということで、プラハの旧市街にあるブルーパブ「U Tri Ruzi (3本のバラ)」へ行ってきました。プラハのクラフトビールが飲める〜!と思いつつも、気まぐれで他社のサイダーを頼んでしまうという選択ミス... プラハに来てからずーっとピルスナーウルケルだったし、この後もピルスナーウルケルを飲みに行く予定だったので、味を変えたくなっちゃったのが理由です。しかしもっとメニューを見ておくべきだった〜。もし3本のバラへ行く方は、こんな凡ミスをしないようお気を付けください。
終わり。
住所:Husova 232/10、110 00 Praha、チェコ共和国
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