宮古島「短パン日和」注ぎ方でビールの味が変わる!かっこよくておいしい居酒屋。

宮古島のビアバー「短パン日和」サッポロ黒ラベル(700円)を2度注ぎで注文
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ユッキー@毎日ビール

沖縄在住11年目のグルメブロガー。 沖縄県内で1000軒以上食べ飲み歩き、その様子をブログにまとめています。旅とビールが好きなことから、国内・海外のグルメやビアバーの情報も。 最近の楽しみは推し活(ライブ遠征)と母子旅です。

先日、母子旅で宮古島へ行ってきました。わたしは2年ぶり、お子サマーにとっては初めての宮古島滞在です。

午後便で飛び、夕方前に島に到着。ホテルで荷解きを終えてから向かったのは、「短パン日和」という居酒屋です。お店のあるこちらのビルはここ最近できたそうで、とある芸能人がオーナーのバーもあるとかないとか… 詳細は後述しますが、まずは短パン日和のご紹介を。

宮古島のビアバー「短パン日和」が入っているBAROCK BLDの外観

「短パン日和…?なんだか聞いたことがあるぞ…?」と思った皆さん、ご明答です。こちらは横浜は野毛にあるビールと日本酒のお店「内田日和」の姉妹店。ずっと気になっていた内田日和より先に、同じ沖縄県内(といっても宮古島)の姉妹店を訪れました。

宮古島のビアバー「短パン日和」はBAROCK BLD2階にある

入り口の扉をグイッと引くと、 インダストリアルな雰囲気。都会的でかっこいい内装に驚きました。ここってホントに、のどかな畑が広がる宮古島なの…?わたしは今回で3度目の宮古島滞在ですが、過去イチでおしゃれだ〜。カウンター席だけなので、ソロ飲みや少人数飲みに使えそうです。

観光客的には古民家でゆんたく〜かもしれないけれど、わたしが島の住人だったらこういう雰囲気も求めたくなるなぁ。

宮古島のビアバー「短パン日和」の店内(カウンター席)

こちらが短パン日和のメニューです。写真を左右にフリックすると、全てのメニューを確認できます。

短パン日和のタップはひとつだけ。この日つながっていた樽生ビールはサッポロ黒ラベル。男は黙って〜のフレーズが思い浮かぶアレです。樽生の繋がっているタイミングによっては、アサヒだったりオリオンだったりするのかもしれません。

オーナーの内田さんは、2018年に内田日和をオープンさせる以前、横浜ビールでビール醸造をし、また、新橋のブラッセリービアブルヴァードではタップスターのサトウさんのもとで注ぎの経験を積んだそうです。お話を伺うと、わたしがクラフトビール沼に沈んだきっかけと重なりすぎて怖いくらい。

宮古島のビアバー「短パン日和」のウチダさんにビールを注いでもらう

そんなわたしを前に、内田さんは「(注いだ)ビールを出すの、怖いな〜」と笑いながら、シャープ注ぎのサッポロ黒ラベル(700円)を差し出しました。ガスの強さを喉越しで楽しむ一杯。南の島の暑さに、シュワッと爽快な注ぎ方はお似合いですね。モルトとホップのバランスが取れた、軽すぎない黒ラベルの味わい。やっぱ一杯目はコレっしょ!

宮古島のビアバー「短パン日和」サッポロ黒ラベル(700円)をシャープ注ぎで注文

この日は子連れで訪れたので、内田日和で夕飯です。まずは、揚げ鳥&揚げ芋(750円)。揚げ鳥はシンプルな味付けで、皮付きの揚げ芋はカリッと。熱々なので火傷に注意、でも絶対ビールに合うヤツ。

宮古島のビアバー「短パン日和」揚げ鳥&揚げ芋(750円)

こちらはゴルゴンゾーラ磯辺揚げ(650円)。青カビチーズのクセがおいしい、そうです。胃全摘してからというもの練り物に抵抗感があり、この日はいただく様子を眺めるに留めました。ハチミツをかけてもおいしそうですね。

宮古島のビアバー「短パン日和」ゴルゴンゾーラ磯辺揚げ(650円)

さて、この夜はビールをしこたま飲もうと思っていました。短パン日和の特徴は、樽生ビールは1種類、それを注ぎ分けて楽しませてくれるお店です。メニューには「シャープ注ぎ・1度注ぎ・2度注ぎ」というみっつの注ぎ方が書かれています。それぞれ特徴が異なるので、同じ銘柄でも飲んだ時の印象が異なって楽しいんですよね。

こちらは2度注ぎのサッポロ黒ラベル。グラスの上にこんもりと泡立っているのは、ビールに溶け込んだ炭酸ガスをしっかりと抜いた証拠。2度注ぎは、モルトの風味を引き出す注ぎ方ですから、1杯目にいただいたシャープ注ぎとは味わいが断然異なります。そんな違いを楽しみながら、楽しい夜が更けていきます。

宮古島のビアバー「短パン日和」サッポロ黒ラベル(700円)を2度注ぎで注文

お腹の余裕がまだまだあります。こちらのポテサラ日和(650円)は、一般的なポテサラとはちょっと様子が異なり、まずポテサラが温かいことに驚きます。具材は潰したジャガイモの他に、揚げたベーコンとフライドポテト、それにクリームチーズが入り、食べ応えが十分。高さのある盛り付けは、季節外れのクリスマスツリーにも見えますね。

宮古島のビアバー「短パン日和」ポテサラ日和(650円)

お魚も食べたいな〜と注文したのは、サーモンレアカツ しば漬けタルタル(800円)でした。外はサクッと揚げられているのに、中は生なの!ピンク色のタルタルもいい。宮古島感はないけれど、いいアテが立て続いてグラスが空に。

宮古島のビアバー「短パン日和」サーモンレアカツ しば漬けタルタル(800円)

もう一杯ビールにしようかと思ったけれど、他のお客さんが注文していたクラマトシーザーが目に入り、わたしもオーダー。

アメリカでは有名なクラマトというトマトジュース。日本国内のスーパーではあまり見かけません。これはトマトジュースにハマグリのエキスが入って、それはそれはおいしいのです!沖縄の場合、もしかすると米軍基地で売っているかも?

短パン日和では、そのクラマトと焼酎、土佐酢を割っているそうです。これが、めちゃくちゃおいしくって!

宮古島のビアバー「短パン日和」クラマトがあったので、カクテルを注文

そして、トマトの土佐酢漬け(600円)もいただきました。出汁の旨みを感じるお酢に、生姜がピリッ。ひんやり冷たいおつまみは、暑いエリアにピッタリ!クラマトにトマトのおつまみに、どれだけトマトが好きなのでしょう。笑

宮古島のビアバー「短パン日和」トマトの土佐酢漬け(600円)

ラストは、蛸とマッシュルームのカルパッチョ(1100円)。ビーツや蛸の上に、たっぷりの生マッシュルームが乗せられて。

宮古島のビアバー「短パン日和」蛸とマッシュルームのカルパッチョ(1100円)

同席の宮古島メタラーなTさんが、JK'S ウィンターラプション(1150円)というハードサイダー(シードル)を注文したので、少し味見させてもらいました。甘くてバニラやシナモンのいい香りで、デザートのような一杯でした。こんなのもたまにはいいね〜。

宮古島のビアバー「短パン日和」ジェイケーズ ウィンターラプションというハードサイダー(1150円)

で、驚いたのが、先述のブラッセリービアブルヴァードや銀座のピルゼンアレイで働いていたOさんが、偶然この場にいらっしゃいまして!ロングヘアなイメージだったから、全然わからなかった〜!声をかけてくださって、ありがとうございました。サトウさん繋がりのお店には、サトウさん繋がりの人が集まるなぁ。笑

宮古島のビアバー「短パン日和」この日、偶然の再会があって驚いた

ということで、宮古島にあるビアバー「短パン日和」に行ってきました。同銘柄のビールを、3種類の注ぎ分けで味を変えて楽しませてくれるお店は、宮古島ではここだけだろうなぁ。宮古島ならではの雰囲気はありませんが、おしゃれで都会的で、ビール以外のお酒も楽しませてくれる、いいお店でした。

ひさしぶりに東京の話ができて、わたしも楽しかったです。サトウさんや同僚Sさんの話、常連のIさんやK党首の話もさせてもらったなぁ。みんなと飲んでいたのは、もう15〜6年前…?ああ、横浜ビールの話もすればよかった。内田さん、また飲みに伺いますね。野毛か宮古島のどっちになるか、わからないけれど。笑

最後に、冒頭で頭出しした、芸能人のバーについて書いてシメましょう。

母子旅を終えてから、この記事に着手しました。ブログを書くにあたって、短パン日和のあるバロックビルについて調べてみたところ、なんと、嵐の大野智くんがオーナーで、俳優・タレントの中村昌也さんが店長を務めているバーもあるという…!えええーーー!全然知らなかったよーーー!!ミーハーなわたしは、超絶ビックリしたのでした。
終わり。

お店の情報

店名 短パン日和
住所 〒906-0013
沖縄県宮古島市平良下里646-2 バロックビル2階
営業時間 18時〜翌1時
定休日 水曜
駐車場 なし。近隣にコインパーキングあり。


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