那覇市久茂地の「琉球茶房すーる」でランチを食べてきました。琉球茶房すーるは沖縄そばのお店で、お昼時ともなると久茂地のサラリーマンが食べに来る人気店です。最近は観光客も増えて、平日のオープン時間から賑わいを感じます。沖縄そばの他、ゆしどうふやまぜそばもあって、ボリュームが多くてお腹が満たされます。ということで、さっそくレポートいってみよ〜!
久茂地の沖縄そば「琉球茶房すーる」について
どこにあるの?駐車場は?
琉球茶房すーるは久茂地川に面した、ゆいレールの高架沿いにあります。ゆいレール県庁前駅と美栄橋駅のちょうど中間くらいにあり、どちらからも歩いて食べに向かえます。国際通りからも訪れやすいです。近くにはいちぎん食堂や登竜門、Columbia8 沖縄那覇店などがあります。お店の駐車場はありませんが、周辺にはコインパーキングが多数あるので、車を預けてから食べに向かいましょう。
お店の様子
琉球茶房すーるは古民家風の建物です。ランチのピークタイムにはお店の外に入店待ちで並んでいることもあります。入り口にウェイティングボードがあったので、混雑時には名前を書いて待ちましょう。
店内にはカウンター席やテーブル席、お店の奥には小上がり席も用意されています。そんなに大きな沖縄そば屋さんではないので、1〜4名くらいで食べに入るとよいでしょう。
メニュー
2023年1月時点の琉球茶房すーるのメニューです。こちらのお店では沖縄そば、ゆしどうふ、限定のまぜそばなどが食べられます。以前はぜんざいの取り扱いもあったのですが、今はお休みされているみたいでした。
実食!グルメレポート
淡すいそば
初訪問でいただいたのは、淡すいそばの小(600円、2014年9月時点)でした。注文から待つことなく、パッと提供されました。このスピード感ですから、店内が混雑していても回転が早そうです。忙しいサラリーマンランチにぴったりですね。
まずはスープから。透き通ったアッサリ系で、カツオ出汁とスープの塩気が好みです。二日酔い時に欲するような、キリッとしたおいしさですね。ジャンク系ではない沖縄そばなので、食べているだけで長生きできそうな気がします。
麺はやや固めのストレート。やや平打ちっぽい感じで、那覇の中でも首里系の沖縄そば麺という印象でした。
三枚肉は少し味が濃いめ。甘じょっぱさが食を進めてくれます。あっという間に食べてしまって、恒例のコーレーグースや紅生姜の味変を忘れてしまうほどでした。おいしかった〜!
そばセット
この日はそばセット(小700円、2015年1月時点)を注文してみました。沖縄そばにじゅーしーがついてきます。相変わらずの美しいカツオ出汁&真っ白なストレート麺の組み合わせ。沖縄そばもおいしいのですが、琉球茶房すーるのじゅーしーも最高です!固めに炊かれ、ゴボウの香りが食欲をそそりました。
まぜそばセット(数量限定)
久しぶりに訪れたら、数量限定のまぜそばセット(1000円、2023年1月時点)がありました。琉球茶房すーるでまぜそばとは?!と気になり、さっそく注文してみることに。セットになっていて、具材たっぷりのそばに、焼き醤油、そば出汁、追い飯、紅生姜、酢の物がついてきます。
そばの上の具材は、蒸し三昧肉と細切りのかまぼこ、卵焼き、ネギ。沖縄そば屋のまぜそば具材なので、確かにこんな感じになりますね。どれもたっぷりの量です。
ウシおばぁ秘伝のタレ(焼き醤油)を回しかけ、全体を混ぜ合わせてからいただきます。
まずは一口。おお、これはおいしい!コッテリしすぎず、琉球茶房すーるらしい上品さを保ちつつ、注文時の期待を超えてきました。しっかり濃い味のお肉、かまぼこの食感、卵の風味。いろんな味わいを麺がひとまとめにしています。途中で紅生姜を加えてさっぱりと味変しながらあっという間に麺を食べ終えました。
麺のボリュームがたっぷりでお腹がいっぱいになりました。が、どんぶりの底に具材が残って勿体無いので、追い飯を入れて混ぜ合わせます。
追い飯もウマいのです。やや濃い味の秘伝のタレに様々な具材の味わい、そしてごはん。ジャンク感控えめで、和なおいしさが最高!
セットについてくるそば出汁でお茶漬け風にもできますが、しっかりカツオ風味&塩味で、ちょっと濃い味になってしまいました。わたし的にはこれがなくても十分おいしいまぜそばと追い飯だったと思います。
月見ゆしどうふセット
沖縄そばがおいしい琉球茶房すーるですが、実はゆしどうふも食べられます。この日は卵が乗せられた月見ゆしどうふセット(650円、2016年9月時点)を+50円でじゅーしーに変更してみました。小鉢も3つ付いていました。
ゆしどうふのほろほろとした優しい食感と味わい。このままでも十分おいしくいただけますが…
タレも付いてくるので、お好みで加えていただきます。濃厚でほんのり甘いタレを入れると、よりおいしくなるんですよね。
ゆしどうふの合間に、じゅーしーをパクパク頬張ります。じゅーしーは硬めの炊き加減で、細かく刻まれた具材もおいしいです。おかずもつまんで、もりもり食べ進めます。
後半、ゆしどうふに乗せられた卵を割っていただきました。半熟の黄身がとろりと混ざり、より一層マイルドな味になりました。
ゆしどうふセット
この日はシンプルにゆしどうふセット(600円、2019年8月時点)をいただきました。注文時、「ゆしどうふは時間がかかりますが、大丈夫ですか?」と確認が入ったのですが、オーダーから到着まで25分くらいと、確かに時間がかかりました。ゆしどうふの他、ごはん・小鉢・油味噌・漬物がついています。
どんぶりいっぱいのゆしどうふはアチコーコーで、食べ進めるのにも時間がかかります。
この日はあまり時間がなかったので、ごはんにゆしどうふを乗せて冷ましつつ掻き込みました。ゆしどうふのほろほろ柔らかな食感と喉越しを楽しみます。ゆしどうふのタレは胡麻油の香りがおいしいです。塩気はそれほど強くないのですが、出汁が効いてるためか旨味が感じられて満たされます。生姜の効いた油味噌と食べてもおいしかったです。
ぜんざい
最近のメニューには見かけかけないのですが、以前はぜんざい・かき氷なども提供していました。
この日はシンプルにぜんざい(380円、2019年8月時点)をいただいてみました。注文後にシャカシャカという氷を削る音が店内に響き、それすらも涼しげに感じられます。きょうび流行りのハデさはありませんが、器もいい色味だし、やちむんに構えたそのシルエットは上品な風貌です。
氷を崩しながらいただくと、上品な黒糖の甘さを感じます。金時豆にもしっかりと黒糖の風味を含まれ、口の中に香りが充満する中、まん丸の白玉を頬張ります。この白玉も過去最高レベルのもちもち食感!しつこさのない甘さが氷に溶けているので、最後はグビッと飲み干しました。ああ、おいしい。
まとめ
ということで、那覇市久茂地にある「琉球茶房すーる」で沖縄そばを食べてきました。古民家風の建物でいただく、沖縄そばやゆしどうふがおいしいと評判のお店です。現在は平日だけの営業のようで、オープン時間からあっという間に店内がいっぱいになります。久茂地周辺で沖縄そばを食べるなら、こちらのお店がオススメです。沖縄そばのサイズも選べるし、お腹いっぱい食べたい時はじゅーしーがついたそばセットが良いと思います。
終わり。
お店の情報
店名 | 琉球茶房すーる |
住所 | 〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地3丁目25-7 |
営業時間 | 11時半〜15時 |
定休日 | 土・日曜 |
駐車場 | 専用駐車場なし。近隣にコインパーキングあり |