函館帰省していた時のこと。車の運転練習で大沼方面へ向かい、七飯から城岱スカイラインという峠を抜けて函館方面へ戻りました。こんな道があったなんて全然知らなかったんですが、これがなかなかのワインディングロードで、ペーパードライバーは手に汗を握りながら運転しました。峠の上に到着すると「城岱牧場展望台」があったので休憩することに。ドキドキの運転だったので、函館山方面を眺めながら心を落ち着けます。
城岱牧場展望台のあたりは町営の城岱牧場になっていて、放牧中の牛たちが寝転んでいたり、草をワシワシ食べていたり。目の前にいるわけではないけれど、肉眼で見える距離にはいたので、小さなお子さんを連れてくるにはちょうどいい場所かもしれません。
城岱牧場のあたりでは牛の他にも馬が放牧されているそうで、このあたりでは大声で騒ぐなどの喧騒音を出したり、花火やゴミのポイ捨ては禁止です。また、放牧中の動物に支障のある行為全般が禁じられています。常識の範囲内で過ごすには問題ないですね。
さて、この城岱牧場展望台は2012年に設置された、わりと新しめの建物です。1999年に函館を離れたわたしは、この展望台を知りませんでした。中はどんな感じなのでしょう、確認しに入ってみます。
建物内部はシンプルで、休憩スペースとお土産の販売コーナーがありました。休憩スペースにはテーブルと椅子があるので、座ってゆっくり一息つけそう。
この休憩スペースからの眺めも良いのです。この城岱牧場展望台は標高550mの高さにあって、景色を遮られない開放的なデザインになっていて、屋内からでも眺めを楽しめます。
こちらは城岱牧場展望台で販売されていた周辺の特産品です。わかさぎの佃煮は、わたしの大好物!
りんごを使ったお菓子や、がごめ昆布を加工したもの、カレーやホタテの加工品などもありました。
この城岱牧場展望台がある七飯町のポストカードも販売されていて、これは旅先から送るのに使えるなーなんて思ったり。
そして冷凍ケースです。ここ城岱牧場展望台も牧場と名がつくので、アイスがあるだろうと期待して入りました。ソフトクリームはなかったものの、カップアイスが販売されていたので、これを購入して帰ります。買った直後は硬いから10〜20分くらい常温に出してから食べるといいよ、とスタッフの方に教えてもらいました。ようし、帰宅したら食べようっと。
いろんな味があったので、実家の両親やしょっちゅうやってくる妹、姪っ子たちで食べようとこんなに買いました。しかし、ここで大きな落とし穴が...
城岱牧場展望台で「アイスだ!」と浮き足立ち、生産元を確認し漏れていました。城岱牧場で放牧された牛の乳で作られたものと思い込んでいたものの、帰宅後にアイスのラベルを見てショックを受けました。なんと、山川牧場と書いているのです!山川牧場のアイスはもちろんおいしいけれど、てっきり城岱牧場のアイスだと思っていたから、もうショックでショックで...
とはいえ、アイスはしっかり食べました。一押しはラムレーズン、二押しはコーヒーのミックスです。城岱牧場のアイスではないけれど、おいしかった!
ということで、七飯の城岱スカイライン沿いにある「城岱牧場展望台」を訪れました。後からガッツリ調べて見たら、この城岱牧場で放牧されている牛は周辺の牧場から預かった育成中の牛を放牧している牧場だそうです。おそらく放牧専用の牧場を町営で運営していて、成牛になるまでここで育てあげるんだと思います。牛乳やアイスを作ったりするような牧場施設はないみたい。毎年4月下旬〜11月上旬くらいまで放牧され、雪が積もる冬季には閉鎖となるようです。牧場の閉鎖期間は展望台も閉鎖になるし、城岱スカイライン自体も通行止めになるんだって。
城岱スカイラインからの函館方面の裏夜景が楽しめそうなので、夏場の夜に訪れると良いかも。ただ、この辺はワインディングロードなので、夜の運転には注意しましょう。もう少し運転が上達したらわたしも夜に訪れてみようと思います。
終わり。
住所:〒041-1104 北海道亀田郡七飯町上藤城
(*・ω・)つ 北海道食べ歩き情報もどうぞー♩