シビカラな中華料理っておいしいですよねぇ。山椒特有の舌の痺れに、どことなく塩味を感じるスパイス感。辛いのに食べることをやめられないクセになる味。そんな中華ランチを楽しもうと、那覇市赤嶺にある「上海ヌードル 珊(サン)」へ行ってきました。こちらは小禄エリアの人気店で、沖縄移住直後から評判を耳にしていたんですよね。ということで、さっそくレポートいってみよー!
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小禄エリアの人気店「上海ヌードル 珊(サン)」について
どこにあるの?
上海ヌードル 珊(サン)は那覇の小禄にあるおしゃれな中華料理店です。安次嶺交差点と赤嶺交差点の中間付近に位置しているので、この道路を通ることが多いです。住宅街やレンタカー会社、そして飲食店などが混在し、地元の方はよく使われるエリアでしょう。那覇空港からもアクセスがよいので、出発前にここで食事というのもアリですね。
駐車場は?
上海ヌードル 珊(サン)にはお店専用の駐車場が2ヶ所にあります。ひとつはお店の入り口前。こちらには車が3〜4台ほど停められそうです。平日の11時半頃に到着したところすでに満杯となっていたため、わたしは第二駐車場を利用しました。
第二駐車場はお店から100mほどのところにあります。信号ひとつの距離なので、お店まで歩いて1〜2分程度です。広く停めやすいので、わたし的にはこちらの方が便利だなと思いました。第二駐車場はコチラから確認できます。
お店の様子
車を停めたら、上海ヌードル 珊(サン)の店内へGO!
入店するとオシャレな空間に驚きました。こんな中華料理屋さんが沖縄にもあったんですねぇ。カフェっぽい雰囲気なので、女子会ランチにもぴったりです。
洗練された感じがして、銀座や表参道にありそうなお店に思います。窓から差し込む光が明るく、インテリアやカラー使いが大人っぽくて素敵です。奥には個室っぽい客席もあって、6〜8人くらいで訪れるならそちらが便利だなと思いました。
メニュー
上海ヌードル 珊(サン)のメニューです。こちらは2023年7月時点のメニューなので、最新情報はお店でご確認ください。担々麺は4種類、芝麻担々麺、辣香担々麺、汁なし担々麺、麻婆担々麺がありました。シビカラなところでは麻婆豆腐も魅力的。辛くない系のワンタンメンや酸辣湯麺、翡翠鴨湯麺もあるし、点心も用意されています。ミニ丼や餃子のセットメニューもあるのでお腹いっぱい食べられそうです。
ちなみに当面の間、火・水曜はメニューを絞っての営業をされているそうです。火・水曜は麺類(担々麺、ワンタン麺など)と点心(餃子、小籠包など)は注文できますが、麻婆豆腐・麻婆担々麺・酸辣湯麺・麻辣麺・ラクサ麺はお休みとのこと。店頭に案内の張り紙がありました。
実食!グルメレポート
芝麻担々麺(ツーマータンタンメン)
芝麻担々麺(1089円、2023年7月時点)をいただきました。芝麻担々麺と書いて、ツーマータンタンメンと読みます。ランチには早い時間帯の注文だったので、5分ほどで提供されました。
まずはスープから。胡麻の濃厚でクリーミーなスープは、ビリッとした山椒や辣油の辛味を感じます。これこれ!こういうのを求めていたんです。最高にウマい!単純に濃厚な胡麻とシビカラなわけじゃなく、基本のスープがしっかりしているからおいしく感じるんだろうなぁ。
芝麻担々麺の麺はゆる〜い縮れ麺でした。ズルズルッとすすれば濃厚なシビカラスープと一緒に麺がやってきて、口の中を満たしてくれます。お店の人気NO.1担々麺というのも納得ですね。
トッピングは肉味噌、クラッシュナッツ、クコの実、チンゲンサイなど。残ったスープにごはんを鎮めて、最後までスープを味わい尽くしたいと思えるおいしさでした。
辣香担々麺(ラーシャンタンタンメン)
辣香担々麺(850円、2018年2月時点)もいただきました。こちらはラーシャンタンタンメンと読みます。白い器に赤いスープの対比が美しいですねぇ。四川省の唐辛子や花椒などの香辛料に豆板醤を加えて仕上げているそうです。
まずはスープをいただきます。辣油の辛さが全面に押し出されていますが赤い見た目ほどの辛さはなく、スープ自体は醤油ラーメンのようにアッサリとしています。でも、油断は大敵。途中から汗がダラダラと止まらなくなる、じんわり辛味がやってくるタイプでした。
麺は細めのゆるいストレート。このビジュアル、どこかでみたなぁ。ああ、そうだ!香港で食べた線麺みたいなのです。でも食べてみるとちょっと違ってモチプリ感はなく、あっさりとした麺に仕上がっています。麺のボリュームはそこまで多くないのでごはんをセットにすると満たされるかも。
食べていると、トッピングの挽き肉やチャーシューの角切りがスープの底に沈んでいることに気付きました。最後はずっとレンゲですくって口まで運ぶというのを繰り返しました。穴あきのレンゲが欲しくなりますね。
麻婆豆腐セット
シビカラな担々麺だけでなく、珊特製 麻婆豆腐セット(1518円、2021年6月時点)もおいしいと評判のメニューです。この日は単品オーダーでなくセットでの注文にしてみました。ごはんはおかわり自由だし、スープやお漬物がついてきます。
熱々の麻婆豆腐をすくい、ハフハフと頬張ります。痺れる辛さと旨み、そして口の中で崩れる豆腐。ウマい!とろみと辣油のフタでとにかく長いこと熱々を保っていました。辛さと熱さで、食べていて汗が吹き出ます。
このおいしい麻婆豆腐をごはんにかけたらどうなるでしょう。そんなの最高にウマいに決まってますよね。もう想像するだけでヨダレが止まりません。セットのごはんはおかわり自由ですから、そこに麻婆豆腐がある限りどんどん食べちゃってください!
焼き餃子
珊特製の焼き餃子(605円、2021年6月時点)もいただきました。焼き目はパリッ、薄めの皮に包まれた餡は、沖縄県産豚を使っているそうです。これと単品オーダーのごはんで、お子サマーのランチは十分なボリュームでした。
上海小籠包
上海小籠包(3個510円、2018年2月時点)もいただきました。蒸篭のフタを開けると、ぽわ〜んと湯気が立ち上がります。みるからにもっちり厚めの皮がおいしそう!
小籠包にはタレと生姜を乗せていただくものだと、台湾で学習してきたわたし。肉汁たっぶり。たまらん〜!旨みの極み〜!小籠包は熱々過ぎず、食べやすかったです。
まとめ
ということで、那覇市赤嶺にある人気店「上海ヌードル 珊(サン)」でランチを食べてきました。担々麺はあっさりな辣香担々麺に、濃厚な芝麻担々麺などいろんなタイプをいただけます。麻婆豆腐も熱々ウマウマだったし、香辛料に誘われて時々食べに訪れたくなるのも納得です。沖縄でシビカラを求めるなら、上海ヌードル 珊(サン)が最適ではないでしょうか。
これだけおいしい中華ランチですが、店内がおしゃれなカフェっぽい感じなところも使い勝手が良いんですよね。それにアクセスもよく駐車場の台数も多いところも便利なポイント。おいしい、おしゃれ、便利というところで重宝する一軒だと私は思っています。
終わり。
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お店の情報
店名 | 上海ヌードル 珊(サン) |
住所 | 〒901-0154 沖縄県那覇市赤嶺2丁目11-20 |
営業時間 | 11時〜15時半(L.O.15時)/18時〜21時半(L.O.20時45分) |
定休日 | 火・水曜のディナーは休み |
駐車場 | 専用駐車場あり。 |