暑さが和らいだ沖縄は、屋外イベントが立て続いています。この日わたしは、那覇中心部での飲み系イベントを離脱した後、那覇市牧志にある「酒場べしゃる」へと向かいました。那覇市松山にあった「おうちあそび」が立ち退きとなり、竜宮通りの新しい建物へと移転オープンしたばかりだそうです。客席は店内とテラス席があり、涼しい季節はテラスがよさそうだなぁ。
テラスがよさそうと言いつつも、子連れの我々は店内へ。テーブル席はなく、オープンキッチンを取り囲むようにカウンター席が配されています。なるほど、これは店名の如く、店主・村上さんとべしゃりながら飲み食いできそうだなぁ。さて、まずはレモンサワーのドライ(480円)を注文。甘さがなく、スッキリ飲めていい感じ。
酒場べしゃるのメニューです。おつまみは煮込み系に鉄板焼き系、サラダに酒の肴、さらにごはんとデザートまであります。ドリンクも各種揃っていて、サワー系にビール、ハイボール、焼酎などが用意されています。ノンアルコール系も揃っているのでお酒が飲めない人や酔い覚ましにもモッテコイだなぁと思いました。こちらは2023年11月時点の情報なので、最新版はお店でご確認を。
おつまみもいくつか。こちらはべしゃるのポテサラ(580円)。トッピングがうず高く積まれていますが、ひとりで食べ切れるポーションです。お料理サイズがこんな感じであれば、ソロ飲みに使えるなぁ。お皿も華やかで、わたしの好み。
店内にはミニサイズの鉄板があります。松山のおうちあそびでは、広島出身の店主がお好み焼きを焼いていると聞いたことがありました。が、移転した酒場べしゃるではお好み焼きの提供はせず、卵焼きやホルモン焼きなどに限定しているみたい。お好み焼きって焼き上がりまで鉄板前に張り付かねばならず、もしかするとメニューの取捨選択をされたのかもしれません。
せっかくなので、鉄板を使ったお料理をオーダーしてみました。こちらはみんなの卵焼き(500円)に沖縄やまや明太子トッピング(+250円)したもの。薄焼き卵ですから、サッと作って出してもらえます。お味は想像通りのシンプルなタイプ。こういうのでいいんだよ、こういうので。
卵焼きには、卓上の七味を振り掛けてもいいおつまみ。
グラスが空いたので、MIXベリーサワー(650円)を追加。ちょいと小洒落たサワーですが、甘さは控えめでこれもわたし好み。バースプーンで果実をすくうのもよし。いや〜、それにしても、マジョリカタイルの壁がおしゃれですね。大衆酒場っぽい雰囲気を纏いつつも、カラフルな装飾タイルを組み込むあたりにセンスが光っています。
か〜ら〜の〜、名物もつ煮(580円)。シブくていい感じ。テラス席にもつ煮のお鍋を配置して、ずーっと混ぜているそうです。おうちあそび時代のもつ煮は、継ぎ足し継ぎ足しで作り続けていたとのこと。きっとこの酒場べしゃるでも同じように、継ぎ足しで味わい深いもつ煮を作っていくことでしょう。
壁にかけられたメニューに、芋焼酎の文字を発見しました。芋好きなわたし、お湯割りでいただかねば。わたしの中では20年以上前から、芋といえばお湯割りが定番です。酒場べしゃるではビール以外のお酒ばかり飲んでしまったのですが、ご覧の通り何でも飲めるクチなわたしです。
シメのおつまみは、選べる小鉢三点盛(880円)にしました。9種類のおつまみの中から、お好みで3点選べるとのこと。この日は塩こん部長流マグロと、炙りしめ鯖、そして出汁枝豆をチョイス。魚がウマい!枝豆もウマい!酒が進んで仕方ありません。サイコ〜!
ということで、那覇市牧志に移転リニューアルした「酒場べしゃる」へ行ってきました。以前のお店には一度も行けておりませんが、おつまみメニューを見る感じ、そのまま引き継いだものが多そうです。国際通りからすぐの竜宮通りですから、ハシゴ酒にもモッテコイ。連日訪れているお客さんも既にいらっしゃるようでした。みんな情報通だなぁ。コロナ禍で落ち着いていた那覇飲みの文化も、無事に(?)復活しているようですね。
店主の村上さんは広島出身ということで、メニューには広島風のおつまみや瀬戸内の食材を取り入れています。わたしの飲み仲間だった広島出身のアイツが近くにいたら、一緒に飲みに行ってたろうなぁ…なんてことも思いました。
終わり。
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お店の情報
店名 | 酒場べしゃる |
住所 | 〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3丁目13-59 |
営業時間 | 平日:17時半〜18時(テラス席ドリンクのみ)/18時〜24時(L.O.23時半) 土・日曜、祝日:15時〜24時(L.O.23時半) |
定休日 | 火曜、第3水曜 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |