那覇市壺屋「定食屋リゾム」桜坂でいただく和定食がおいしくて、心と胃袋が満たされる。

2017年3月6日

味噌汁定食のおかず。小鉢4品に焼き魚がつく。

那覇市壺屋にある「定食屋リゾム」へ行ってきました。桜坂という飲屋街にある定食屋さんなのですが、羽釜炊きのごはんが食べられること、お食事がおいしいということで、評判のお店なのです。実際わたしも何度か食べに訪れていますが、家庭的な沖縄の大衆食堂とはワンランクもツーランクもおいしい和定食がいただます。ということで、さっそくレポートいってみよー!

壺屋のおいしい「定食屋リゾム」について

どこにあるの?駐車場は?

定食屋リゾムは那覇のディープな飲み屋スポット、桜坂にあります。このあたりは国際通り裏手広がる昔からの歓楽街。地元民はお気に入りのお店を見つけて通うけれど、一見の観光客は入店しにくいかもしれません。そんな場所にある定食屋リゾム、日中はおいしいものを求めたグルメな方が、夜は飲み屋の店員さんが腹ごしらえに訪れると聞きました。お店に駐車場はないので、コインパーキングに入れて訪れましょう。

お店の様子

桜坂のディープな飲屋街を突っ切り、壺屋に差し掛かったあたりに定食屋リゾムがあります。日中は閑静な住宅街といった雰囲気で、人懐っこい猫を何匹も見かけました。

那覇・壺屋にある定食屋さん「リゾム」へ向かう

猫が振り向いた先に、目的の定食屋さん「リゾム」がありました。猫さんたちに導かれてお店に到着したようなものです。

那覇・壺屋の定食屋「リゾム」、入り口

入り口にあった看板を確認すると、定番の定食の他、日替わりもあるようでした。

入り口にあった「リゾム」の看板

入店すると、2名がけテーブルが4つとカウンター席のみというコンパクトな客席でした。この日はランチタイムを外して食べに入ったため、お客さんは他に不在ですんなり座ることができました。別の日に訪れた時は満席状態だったため、ピークタイムは混雑するだろうなぁと思います。

那覇・壺屋「リゾム」の店内

メニュー

こちらが定食屋リゾムのメニュー(2017年1月時点)です。メニューは当時のものなので、最新情報はお店でご確認ください。私が訪れた日は日替わりが4種類、定番の定食が5種類ありました。おかずだけの単品メニューもあるので、それをつまみにオリオンビールを飲むという沖縄のおじいっぽい楽しみ方もできそうですね。

那覇・壺屋「リゾム」の定食メニュー

嬉しいなあと思ったのは、こちらの写真付きメニュー。リゾムは焼き魚がおいしいと聞いていたので、塩サバ定食を食べようと思っていました。ですが、この写真付きメニューを見て、味噌汁定食に焼き魚がついてくるとわかりました。こうなると俄然みそ汁定食に興味がわきます。

写真付きのメニューが嬉しい

注文後、お店の外からニャアニャア呼ぶ声が聞こえました。店内には焼き魚のジュージュー焼く音と、味噌汁のいい香り。そりゃあ、釣られてきちゃうよねぇ〜。

お店の外で猫のニャアニャア呼ぶ声がした

実食!グルメレポート

沖縄味噌汁定食

オーダーから10分、沖縄味噌汁定食(850円、2017年1月時点)がやってきました。出来立ての味噌汁から立ち上る湯気、焼きたての魚。小鉢もいっぱいです。こんな和定食、最高だなぁ〜!

「リゾム」の沖縄味噌汁定食(850円)

どんぶりいっぱいの味噌汁からいただきました。具材は豚肉、島豆腐、しいたけ、ネギ、白菜、いなむるち用のこんにゃく、わかめ、卵。白味噌を使ったみそ汁は優しい味付けで、豚バラ肉からいい出汁が出ています。これだから沖縄の味噌汁が大好き!

丼にたっぷりの味噌汁。具沢山だ

味噌汁の卵は、落とし卵か溶き卵かを選び、お好みで作ってもらえました。わたしは落とし卵を選んだのですが、この半熟具合もナイスですよね〜。卵をごはんの上に移動させていただくのもウマいんだなぁ。

卵は、落とし卵か溶き卵が選べた。

定食屋リゾムのオススメは、このごはん。なんといっても炊き方がとても好みです。ふっくらと羽釜で炊いたお米は甘味を感じられます。白米がおいしいと、お代わりしたくなっちゃいますねぇ。ごはんのお代わりは有料だそうですが、これだけおいしければ食べちゃうわ!

お釜で炊いた白米が絶品!ウマい以外の言葉が見つからない

味噌汁定食には、小鉢四品と焼き魚がついてきます。この日の小鉢は切り干し大根、なめたけを乗せた白菜のおひたし、絹ごし豆腐の冷奴、生姜が効いた漬物。どれも優しい味付けでおいしい!こういうほっとできる箸休めは嬉しいですね。焼き魚は塩サバで、これがまためちゃくちゃウマんです!ふっくら焼かれた身に箸を入れるとサバの脂がジュワッと溢れ、醤油との相性も良し。1/4サイズですが、とても満足感がありました。

味噌汁定食のおかず。小鉢4品に焼き魚がつく。

初めて食べたリゾムの定食。白米のウマさ、魚の焼き方、味噌汁、ほっとできる小鉢たち。どれを食べてもおいしくて、一度でハマッてしまったのでした。

鶏の竜田揚げ定食

最初の訪問から数日後、短期で再訪問です。週末の13時過ぎに入店したのですが、ほぼ満席状態。お客さんが帰ると入れ違いで入ってくるといった状態です。リゾムのお肉系も食べてみたくて、鶏の竜田揚げ定食(850円、2017年1月時点)をオーダーしてみました。白米はもちろん、ネギとワカメ、油揚げの味噌汁もおいしかった〜!

「リゾム」の鶏の竜田揚げ定食(850円)

鶏の竜田揚げをメインに、小鉢が4品。この日は白菜の煮浸し、ポテサラ、絹ごし豆腐の冷奴、生姜が効いた漬物です。白菜の煮浸しはにんじん、しめじ、たまごが入り、出汁が効いて食べてると落ち着くなぁ。ポテサラは塩気控えめのあっさり味。家庭的で懐かしい感じがします。

竜田揚げ定食のおかず。小鉢4品がついてくる。

メインの鶏の竜田揚げは、二口サイズのお肉が5切れ盛りつけされていました。お肉の部位は鶏の胸肉で、あっさりいただけます。つけダレのほどよい酸味とスライスされたタマネギがお肉とよく合い、ごはんがモリモリ進みます。ウマいウマいと言い続け、あっという間に完食です。

鶏の竜田揚げは胸肉を使っている。あっさりウマい。

だし巻き玉子(単品)

2度目の訪問時に、だし巻き玉子も単品オーダー(550円、2017年1月時点)してみました。焼きたて熱々のだし巻き玉子、湯気をなびかせて、ふるふると揺れています。見た目で伝わると思いますが、ほんとにふわっふわなのです。まずはそのままいただくと、過去最高に軽い口当たりでした。こんなだし巻き食べたことありません。大根おろしとお醤油を乗せてごはんと一緒に頬張ると、これぞ口福といった感じでたまりません。リゾムのだし巻き、これもオススメです!

「リゾム」のだし巻き玉子(550円)を単品でオーダー。ふわっふわでウマい。

まとめ

ということで、那覇市壺屋にある「定食屋リゾム」へ行ってきました。野菜もたっぷり食べられるし、食後は満足感&口福感が半端ありません。羽釜で炊かれたごはんも好み。定食のボリュームがしっかりあるので、お腹も心も満たされました。

ランチだけでなく、夜の営業があるのも嬉しいです。まだ食べたことがないあじの干物やサバのみりん干し、それに豚の生姜焼き定食も食べてみたいなぁ。ここは必ずリピートしようっと。おいしいごはんをご馳走さまでした。
終わり。

お店の情報

店名 定食屋リゾム
住所 〒902-0065
沖縄県那覇市壺屋1丁目10−1
営業時間 平日:11時〜15時、17時半〜21時(L.O.20時半)
土・日曜:10時〜15時、17時半〜21時(L.O.20時半)
定休日 月曜
駐車場 なし。近隣にコインパーキングあり。


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ユッキー@毎日ビール

沖縄移住10年のブロガーによる、定番グルメからローカル店まで沖縄情報。国内外の旅グルメ・ビアバーめぐりの情報も。クラフトビール歴は16年、ブログ歴12年、カーチャン歴7年。

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