浦添・港川の外人住宅街(浦添ステイツサイズタウン)に行ってきました。この周辺は小さいけれどおいしいお店がそろった観光スポットになっています。今回のお目当は、とても有名なパン屋さんです。
港川の外人住宅にあるパン屋さんといえば、そう「ippe coppe(イッペコッペ)」。平日はサラリーマンなので買いに来れないし、週末は混んでいるし、なかなか立ち寄れなかったお店です。満を持してやってきました。
2018年9月時点となりますが、営業時間は12時半〜18時半、毎週火・水曜と第3月曜が定休日です。パン屋さんにしてはオープン遅めなので、来店時はご注意を。
イッペコッペの店内にお邪魔してみます。入り口で靴を脱ぎ、お店の中に上がります。小さなお店なので、4〜5人も入れば満員状態。
この日は平日の15時過ぎにお邪魔しました。すでに売り切れのパンが続出で、完売目前といった感じ。パンの他に焼き菓子もあるんですね。
イッペコッペといえば、食パンが評判です。相当こだわって作っているようで、店内には「イッペコッペの食パンのはなし」という手書きの黒板もありました。
わたしがお店に到着した頃には食パンは完売済み。でも、事前に電話予約しておいたので、しっかり購入できました。
取り置きしてもらった食パンの他にも、いくつか購入してお店を後にしました。パンを入れる紙袋すら可愛い。素敵すぎます。
さあ、それではイッペコッペのパンをいただきます。まずは、やっぱり食パンから。食パンは1斤で320円です。電話予約の際、お好みで4枚切りと5枚切りを選ばせてもらえました。贅沢にいただきたかったので、4枚切りをチョイス。
お店の方から「まずは焼かずに、そのままで食べてみて」と言われていたので、生のままパンをちぎります。小麦の優しい香りをめいっぱい吸い込みながら、口元へ。クラストの焦げ感がほのかに苦く、もっちり弾力のあるクラムは余計な味がしません。小麦と酵母、水、塩だけで作り上げた究極の食パンだわ、めっちゃウマい。
こちらは、オリーブの実(160円)。セミハードのパン生地でしょうか、アンチョビオリーブの身を包んで焼き上げています。オリーブのほどよい塩気と油分が噛みしめるほどに滲み出てきて、お酒のアテにもなりそうなパン。白ワインと合わせたいなぁ。
レーズンとクリームチーズ(280円)は、ハード系のパンかと思ったら意外と柔らかめです。
中には角切りのクリームチーズと3種類のレーズンがゴロゴロと。ライ麦の香りに濃厚なクリームチーズ&レーズンの甘さがいいですねぇ。いつまでも食べてたいわ。
こちらは、バニラとはちみつのスコーン(340円)。これまた衝撃的な出会いです。今まで食べてきた中で過去最高においしいスコーンでした。表面サクッ、中はしっとり。バター感がしっかりあってモサモサせず、口の中の水分を全部持ってかれないため、とても食べやすいです。イッペコッペ、おそるべし。これは絶対リピートします。
ということで、浦添・港川の外人住宅街にある「ippe coppe(イッペコッペ)」にパンを買いに行ってみました。翌日、食パンをトーストしてみました。小麦の香りがより際立ち、表面のサクサク感とクラムのもっちり感が焼きたてのように蘇ります。トーストの際は、パンの表面に霧吹きで水を吹きかけてから焼くといいそうです。ここのパン、焼きたてはもっとすごいんだろうな。何枚でも食べたくなる食パンなんて、そうそう出会わないでしょう。ここ、好きだなぁ。またすぐにリピートしたいと思っています。
終わり。
【2017年7月4日追記】
どうしてもスコーンが食べたくなったので、またイッペコッペに買いに行ってしまいました。平日の15時頃なのに観光客がいっぱいで、特にインバウンドの家族連れが外人住宅街を歩き回っていました。
さて、今回買ってきたのはこちら。まずは紅芋とあずきのスコーン(340円)です。紅芋由来の紫色でしょうか、色が艶やか!空気を含んだスコーン生地がふっくら柔らかく、小麦と紅芋の風味が感じられます。表面のサクッと焼かれた食感もいい。ほんのり甘くて飽きずに食べられます。
お次は、紅茶とイチジクのスコーン(340円)。紅茶の茶葉が入っているけれど、それほど紅茶感は強くないので食べやすいです。ところどころイチジクのドライフルーツ。こちらもほんのり甘くて、このバランスがいいんですよね。毎日食べたくなるスコーンだなぁ。
住所:〒901-2134 沖縄県浦添市港川2丁目16-1
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