那覇空港国内線到着ロビー階で大人気のポーたま。60分待ちもザラと聞いてから、なかなか並ぶのに躊躇しています。実は、那覇空港にはもうひとつポークたまごおにぎりのお店「ポーたま 那覇空港国際線フードコート店」があります。国内線と同じ系列で、コロナ禍中はずっとクローズしていましたが最近復活したので、食べに行ってみました。ということで、さっそくレポート行ってみよー!
国際線でも大人気!「ポーたま 那覇空港国際線フードコート店」について
どこにあるの?駐車場は?
ポーたま 那覇空港国際線フードコート店は、那覇空港の国際線ターミナル4階のノースフードコート内にあります。同じフードコートにはなはまるうどんがあり、ヘリオス那覇エアポートブルワリーもすぐ近く。コロナ禍の真っ只中は静かでしたが、国際線の運行が再開した現在は多くのインバウンド客で賑わっていました。ちなみに那覇空港国際線を利用する際の駐車場は、立体駐車場P3(有料)が近くて便利ですよ。
お店の様子
ポーたま 那覇空港国際線フードコート店を目指して、那覇空港国際線4階に向かいました。時刻は平日の10時過ぎ。タイミングによっては、スーツケースを引いたインバウンド観光客が20人くらい並んだりしています。国際線ターミナル側はグループ旅行が多いのか、団体で注文の列に並んでいるようでした。この日の国際線側のポーたまは少人数で回しています。オーダー詰まりを起こさないよう、注文とお会計をセーブしているように見えました。
わたしの注文順がきた際に「少々お待ちください」と店員さんに言われ、待つこと5分以上。後ろのインバウンド姉さんが痺れを切らし、チラッ、チラッとわたしとレジに視線を向けつつ、距離も詰めてきます。仕方ないので、わたしはカタコトの英語で「アイム ウェイティング オーダー」と伝えました。正しい文法より「ワイも待っとるんでねぇ・・・」感が伝われば本望です。
お会計を済ませたところ、「出来上がりに10分ほどかかります」とのことだったので、しばらくフードコード内で待ちます。注文を済ませるとQRコードが入った注文番号を手渡されます。このQRを読み込むと自分のポークたまごおにぎりの出来上がりまで、あとどのくらいかわかる仕組みになっていました。
そろそろわたしのポークたまごおにぎりが出来上がる時間です。レジ付近に近づくと、おそらくアレはわたしの注文だというものが作られていました。先ほど痺れを切らしていたインバウンドお姉さんも、遠巻きに「ほら!あなたのおにぎりいま作ってるよ!」というような感じで話しかけてきました。英語力のないわたしは目線を合わせつつ、頷いて応じます。
ステンレスバットにはわたしのゴーヤー天ぷらが乗せられています。ポーたまはどの店舗も作り置きせず、作りたてにこだわっています。なので天ぷらやフライものはオーダー後に揚げるし、おにぎりも注文に従ってひとつずつ作られていくんですよね。これが地味に手間と時間がかかります。それで購入に待ち時間が生じてしまうわけです。
メニューをチェック
そんな作りたてにこだわった、ポーたま 那覇空港国際線フードコート店のメニューです。こちらは2023年7月時点の情報なので、最新版はお店でご確認ください。ここで食べられるポークたまごおにぎりは最大12種類。390〜750円という価格設定です。結構いい値段しますよね。よく考えると、ポークたまごおにぎりひとつのお金があれば、茶色いうちなー弁当を買えちゃうんです。定食を片手で食べる感覚のおにぎりですし、空港価格であること、そして話題性も高いので、多少高めでもアリですね!
実食!グルメレポート
この日、わたしはポーたま 那覇空港国際線フードコート店で、イートインしました。ポークたまごおにぎりが脂っぽいので、ドリンクは甘さなしでスッキリ系のレモンティーを。通常350円ですが、ポークたまごおにぎりとセットで50円引きになってちょっとお得です。
ポークたまごおにぎりは自立しませんので、パウンドケーキ型のようなケースに入って渡されました。
魯肉飯(ルーローファン)
まずは、ポーたま 那覇空港国際線フードコート店だけで食べることができる、魯肉飯(ルーローファン、650円)を。ずっしりとした重さのおにぎりです。これは食べ応えがありそう!他人の目線なんて気にせず、分厚いおにぎりにかぶりつきましょう。
魯肉飯はしっかり味。豚バラ肉が柔らかく脂がおいしい!ただ魯肉飯の味が強いので、ポークの存在感が霞みます。ポークたまごおにぎりの卵は、薄焼きではなくなんと煮卵!煮卵のもったり感が、全体の味わいをまとめているようです。全般的に柔らかい具材で、一本挟まれた青菜が唯一のシャキ感。挟まれたパクチーが味変要員ですね。これ、追パクできたらアツいのになぁ!
ゴーヤの天ぷら
もうひとつはスペシャルの中から、ゴーヤの天ぷら(600円)をチョイスしました。こちらもずっしりと重みを感じます。注文後に天ぷらを揚げるので時間はかかりますが、いろんな味わい・食感が楽しめておいしいから、わたし的にはオススメ!
いただいてみると、ゴーヤ天ぷらのサクサク感に特有のホロッとした苦味。かつお節には醤油を垂らしているのでしょうか、調味料の味わいも感じます。ゴーヤーチャンプルーにポークとたまごがおいしいように、ゴーヤ天にポーク&たまごが合わないわけがありません。しかもサクッと揚げられて、どことなく天丼的な雰囲気も感じられておいしいです。超オススメ!
まとめ
ということで、那覇空港国際線ターミナルにある「ポーたま 那覇空港国際線フードコート店」に行ってみました。ひとつ食べればお腹いっぱいになるボリューム満点の沖縄ソウルフード。おにぎりのごはんは機械で計り、形状を整えているため、ごはん量を減らす調整できそうにありませんでした。なのでひとつ、ふたつ食べれば確実にお腹が満たせると思います。もし残ったら、おにぎり袋を折りたたんでそのままバッグにしまえる手軽さも便利。
わたしは平日の10時台に到着し、注文から受け取りまで30分ほどかかりました。こちらのお店はインバウンド観光客の利用が多いので、彼らの出発時間を過ぎるとお客さんがスーッと引くような傾向がありそうです。もし国内線到着ロビーの待ち時間がスゴすぎて無理!という場合は、国際線側のポーたまを試してみるのもアリかもしれません。こちらのお店だけの限定メニューもあるので、ぜひ一度ご賞味あれ!
終わり。
お店の情報
店名 | ポーたま 那覇空港国際線フードコート店 |
住所 | 〒901-0142 沖縄県那覇市字鏡水150 国際線エリア 4階ノースフードコート内 |
営業時間 | 8時〜19時 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 那覇空港の有料駐車場を利用可能 |