晴れた日の北谷町ほど写真映えする街並みはありません。この日はデポアイランドのアメリカンビレッジや海沿いを眺めて歩きたかったものの、気温が高く、近くのカフェに逃げ込みました。ちょうど写真中央にある、ターコイズな建物2階の「オニヤンマコーヒー カフェ&バー」へ向かいます。
オニヤンマコーヒーは少し分かりにくい場所にあります。お店の近くに階段がないので少し離れたところから2階に上がり、通路を歩いてお店に向かいます。例えばジェッタバーガーマーケット付近の階段から向かうと良いかもしれません。
店内はテラス席と店内席に分かれています。テラス席は換気のため扉が空いており、この日は外気温に近い状態でした。つまり、暑がりのわたし的には汗が止まらない状態です。
店内には3席ほどテーブル席があり、空調が効いて涼しいです。汗だくのわたしはこちらに着席しました。外観はターコイズやビタミンカラーな感じでしたが、店内は落ち着いたアースカラーにまとめられています。
このカフェの正式名称は「オニヤンマコーヒー カフェ&バー」といいます。カフェではスペシャルティコーヒーを提供し、そしてバーというだけあってアルコール類も豊富です。北谷をぶらっと歩いた後にお酒をいただくのもいいなぁ。
店内には木彫りのクマやアイヌ文様が飾られていました。実はオニヤンマコーヒー、札幌に2店舗あるコーヒー屋さんの沖縄進出店なのです。だから北海道らしいものが店内に飾られているんですね。調べてみると、札幌で焙煎した豆を沖縄に直送して使っているようでした。
こちらがオニヤンマコーヒーのメニューです。コーヒー類や和のお茶系、スムージーにアルコール、そしてフードメニューとスイーツがありました。食事使いにも一休みにも利用できそうですね。
わたしは抹茶ティラミス(660円)と、シングルオリジンのグアテマラ(550円)をいただきました。自家焙煎のコーヒーは、ナチュラルな味わいにバランスのよい爽やかな酸味です。暑い日にぴったり。
続いて、抹茶ティラミス(660円)を。手付き竹籠に乗せられた桝にティラミスが入っています。鶴の折り紙も添えられているので、もしかしてインバウンド向けかも?と浮かびます。
スプーンを差し込むとたっぷりのクリーム。上品な甘さで、抹茶がほろ苦く大人の味わいです。甘すぎないのがいいなぁ。
ティラミスの底にはたっぷり抹茶を吸ったスポンジが敷かれています。こちらもほろ苦く、わたし好みのスイーツでした。おいしかった!
こちらは別のタイミングでいただいた、エスプレッソソフトクリーム(484円、2023年7月時点)。ご主人サマーが「おいしいと聞いたから」というので、これをお目当てに訪れました。
太巻きのエスプレッソなソフトクリームに、粉末のコーヒーが振り掛けられています。この日は中煎りのパナマ。フレーバーは日によって異なるそうです。口いっぱいに広がるコーヒーのほろ苦さに、北海道生乳を使った濃厚かつあっさりな甘さのソフトクリーム。この組み合わせ、オトナだなぁ。沖縄のベタつく暑さの中でもおいしくいただけました。
そしてもう一品、コーヒーゼリーミルク(660円、2023年7月時点)もいただきました。グラス半分がコーヒーゼリーで、その上にミルクを注いでいます。自分でゼリーを崩しながら太ストローで吸い上げます。甘さ控えめでおいしかったなぁ。コーヒーゼリー好きさんに推せます!
ということで、北谷町美浜にある「オニヤンマコーヒー カフェ&バー」へ行ってきました。北の大地の人気カフェが沖縄進出し、札幌で焙煎したこだわりのコーヒー豆がおいしく、さらにスイーツもほどよい甘さで食べやすくて満足です。お店の場所がわかりにくいので、北谷の街並みに慣れていない初心者には難易度がちょっぴり高いかもしれません。素敵なお店なのでどうにか頑張ってたどり着いてほしいなぁ。
終わり。
お店の情報
店名 | オニヤンマコーヒー カフェ&バー |
住所 | 〒904-0115 沖縄県中頭郡北谷町美浜9-19 ディストーションファッションビル2F |
営業時間 | 11時〜21時 |
定休日 | 月曜 |
駐車場 | 周辺の無料駐車場を利用可 |