北海道滞在最終日は、10時35分発のANA1693便で沖縄に戻るだけの旅程でした。せっかく来たのに午前便で戻るだけなのも悔しいなぁと考えながら保安検査を通ろうとした瞬間、伊勢角屋麦酒のヘッドブルワー出口さんに声をかけられました。こんなところで再会できるなんて嬉しい!出口さんと別れた後、この看板の矢印先へ向かいました。北海道といえば、海の幸。保安検査後に食べられるお寿司屋さんでフライト前の腹ごしらえです。
「北の味覚 すず花 ゲート店」は搭乗ゲート7番の目の前にあります。飛行機に乗り込む直前まで寿司を食べられる、なんとも素晴らしい立地。ここでなら搭乗の最終案内を聞き逃すことなく、北の海の幸を堪能できそうです。立ち食いカウンター席もありますし、テーブル席も用意があります。
すず花の営業時間は8時半〜20時半まで。朝ごはんはもちろん、ランチも夜のつまみにもバッチコイ。
我々は店内の立ち食いカウンターに入りました。朝には遅いけどランチには早い、ということでサクッとブランチ感覚でつまみます。張り出されたおまかせ6貫セットが目に入りました。おまかせ6貫は特上2160円、上1580円、並1080円。下の段にはドリンクセットがありました。生ビールかハイボールにお寿司が5貫で、特上2160円、上1680円、並1280円です。
一応ご主人サマーに「今日、運転することないよね?」と確認した上で、ドリンクセットを注文。なんせビールはサッポロクラシックなのです。北海道限定のビールを最後にいただいてから、沖縄へ戻りたかったんです。プラカップなのは、テイクアウトして機内に持ち込むためのお店側の配慮。中トロ、カンパチ、生サーモンもいただきます。脂乗りがよく、スルスルとお腹に入って行きます。
こちらもセットの〆サバと数の子。朝から食べていなかったので、5貫じゃ全然足りません。
お寿司をもう少し追加しようと、単品メニューをチェックします。1貫150円〜時価までありますが、空港という立地のわりに驚くほど高いわけでもなく、良心的な価格設定だと思いました。
その中でわたしが注文したのは、水ダコ(150円)と活ホッキ(300円)です。生のホッキなんて沖縄じゃそうそう食べられませんから、ここで食べたかったのです。ウマかった。タコは火が入ってたのが残念だったなー。生ダコ食べたい。
最後は松前漬けの軍艦(150円)です。数の子がたっぷり入って、ぽりぽり食感。ウマし。
お子サマーにも納豆巻きを。こども用とわかると、板さんが「小さめに切るかい?」と気を使ってくださいました。おかげでパクパク食べられました。ありがとうございます!
北の味覚 すず花 ゲート店はイートインだけじゃなく、テイクアウト専門の実演空弁も販売しています。注文が入ってからご飯や魚を詰めるので、鮮度高く出来立ての海鮮丼をいただけます。但し、テイクアウトの実演空弁は店内で食べることができないので、ご注意。
実演空弁もおいしそうですが、イートインでおいしいのをいただいたので、押し寿司3点詰め合わせ的なパックを買って搭乗しました。カニとバッテラとサーモンの組み合わせで、確か880円だったかな。飛行機でパパッと食べるなら、これくらいがちょうどなのです。
ということで、新千歳空港(国内線)の保安検査後に食べられる立ち食い寿司「北の味覚 すず花 ゲート店」のレポートでした。7番搭乗口といえばANA側なので、JAL利用の場合は使いにくいかもしれません。立ち食いのイートインはもちろん、持ち帰りも可能なのでサクッと食べるのも買って帰るのも可能な点がメリットです。生ビールのテイクアウトもできちゃうのは、ちょっと嬉しいかも。持ち運びと飲みすぎに気をつけて、飛行機に乗り込みましょう。
終わり。
住所:〒066-0012 北海道千歳市美々 新千歳空港国内線ターミナルビル2F
(*・ω・)つ 北海道食べ歩き情報もどうぞー♩