おいしくて絶景も楽しめると評判の「沖縄そば 峰」は、南城市にあります。見晴らしの良い高台に位置し、海方面に視界がひらけているので食事しながら景色も楽しめるんですね。グスクロード公園や奥武島も近く、沖縄本島南部ドライブの流れで訪れやすい立地です。
お店の入り口には立派な石碑と小さな幸せの鐘。
店前の幸せの鐘に近づくと、視界の先に広がる海がキラキラと光っていました。
下足して、沖縄そば 峰の店内へ。窓際のカウンター席、テーブル席、お座敷席がありました。お店は11時オープンで、わたしは少し早めのランチで訪れたつもりでしたが、既に先客が3組ほど。立地的にもお店の評判的にも人気店でしょうから、早めに訪れるのが吉かもしれません。
我が家はカウンター席にお邪魔しました。窓の外に広がる景色を楽しみながらのランチです。
沖縄そば 峰にはメニュー表も用意されていますが、こちらのタッチパネルでオーダーします。沖縄そばは軟骨ソーキ、本ソーキ、てびち、ラフテー、アーサ、肉きのこ、旨辛、そして季節限定メニューがありました。麺はつるつる・もちもちの2種類からチョイスできます。麺の大盛り・少なめが選べるのも選択の幅が広くてありがたいですね。
初回訪問なのでいろんなお肉を食べてみたいと選んだのは、ミックスそば(880円)とじゅーしー(小200円)です。
まずはスープから。あっさりで薄口ながら旨味を感じるおいしさです。出汁にはカツオ節、サバ節、ウルメ節、ソウダ節、干し椎茸、煮干し、豚出汁を使っており、一晩寝かせているそうです。化学調味料は不使用で最後の一滴まで飲め干せそうな味わい。こだわりを感じます。
お次は麺を。沖縄そば峰の麺は2種類ありますが、今回はもちもち麺をチョイスしました。もちもち麺は福岡の小麦を使った、やや太めの自家製麺です。麺のボリュームが多く食べ応えがあります。
ミックスそばのトッピングは軟骨ソーキとラフテー。初めてのお店なので、どちらのお肉も試してみたかったんですよねぇ。
あっさりとした味付けの軟骨ソーキはふたつ。軟骨はとろとろぷるん、お肉はほろほろ。お肉のサイズも大きい!
こちらは脂が薄めの三枚肉。このラフテー、厚めのカットで満足です。思った以上のボリュームで、お腹がいっぱい!
ネギとかまぼこは自分で乗せます。このかまぼこも手作りだそう。国産のすり身にニンジンやゴボウなどを混ぜ、ピパーチ(島コショウ)の葉をねりこんでいるそうです。
卓上調味料は窓際に並べられています。
定番のコーレーグースをたらり。あっさりのスープがキュッと締まり、薄口のスープのおいしさが引き立ちます。
そば用ふりかけもありました。珍しいよね、沖縄そばにふりかけって。
沖縄そばだけでもおなかいっぱいですが、立地的に滅多に来れそうにないのでじゅーしー(小200円)もいただきました。大きめの具材に出汁の風味を感じる味付けで、こちらもおいしかったです。お米は北海道のゆめぴりかを使っているんだそう。
こちらはお子サマー用に注文したお子様そば(600円)です。カットされたラフテーそばに、シークァーサージュースとゼリーがついてます。キッズ向けメニューでもつるつる麺・もちもち麺が選べるんですよね。うちの子はもっちり食感だとよく食べるので、もちもち麺を選びました。ボリュームもしっかりあり、よく食べてくれました。
ということで、南城市にある「沖縄そば 峰」でランチしてきました。丁寧であっさりとした薄味のお店ですが、中盤〜後半には食べ慣れてちょうど良い味に感じられます。そこまで計算されているのだろうし、何より南城市の高台から海を眺めつつのお食事は何ものにも変えられませんよねぇ。沖縄そば 峰をいただいて、改めて沖縄そばの進化を感じました。定期的に訪れてその進化の過程を確認したいです。
終わり。
お店の情報
店名 | 沖縄そば 峰 |
住所 | 〒901-0605 沖縄県南城市玉城中山310−1 |
営業時間 | 平日:11時〜15時/土・日曜・祝日:10時半〜15時 |
定休日 | 火・水曜 |
駐車場 | 敷地内に専用駐車場あり |