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下地島「帯岩」大津波で打ち上げられた巨大岩を見てきた。

   

 - 下地島, 宮古島, 旅行記  -

宮古島旅行の最中、ドライブがてら立ち寄った下地島で「帯岩(おびいわ)」という謎の巨大岩を見てきました。偶然通りかかった道路に看板が出ていたので立ち寄った「帯岩」について書いてみます。

「帯岩」の看板があったので、何の気なしに見に行ってみた下地島の「帯岩」。走っていた道路を外れ、看板が指し示す方向へ向かうと、あぜ道のような景色が... もしかするとこの先、車が通れない道幅化もしれない、ということで、車を停めて歩いて向かいました。

帯岩,下地島

あぜ道と言っても、ここは沖縄。道の両脇に広がるのは水田や畑ではなく、マングローブ林が広がります。

帯岩,下地島

車を停めて歩き初めて1~2分で広々とした場所に出ました。鳥居と、その後ろに見えるのは大きな岩。どうやら「帯岩」に到着したようです。手前に車が止まってるのは気にしない...(車で見に行くことができました)
鳥居と巨大岩からして、岩の前にはもしかすると、この帯岩は拝所(うがんじゅ)なのかも。そう思いつつ、大きな岩に近寄ってみます。

帯岩,下地島

岩の目の前には、「天一天皇」という言葉や日の丸が描かれた石碑(?)も。これが設置されたがいつかわからないけれど、戦前なのではないか?という雰囲気を感じましたが、全然意味が分からない...

帯岩,下地島

石碑の裏に回ってみると、これまた何か刻まれていました。が、日本語であって日本語でないような、ストレートに意味が伝わってこない文章で、さらに文章が途中で終わっていて、謎が謎を呼ぶ... ここは足を踏み入れてよかった場所なのでしょうか。

帯岩,下地島

この巨大な帯岩は真ん中あたりがくぼんでいて、人が帯を締めているように見えることから「帯岩」と呼ばれるようになったそうです。このくぼみは波食窪とかノッチとか言われるやつなんだって。ブラタモリでタモさんが興奮するアレです。

帯岩,下地島

そこでふと思ったのは、何故こんな陸地に波の浸食で削られた大きな岩があるのか、ということ。後から調べてた情報によると、この巨大な岩は1771年の八重山地震で起きた津波で打ち上げられた津波石だそうです。いつか乗車したタクシーの運転手さんに教えてもらった「明和の大津波」の話と、この帯岩がつながるとは。

帯岩,下地島

ちなみに帯岩の裏側はちょっとした崖になっています。高さ12m以上、周囲60mもの巨大岩をものともせず、明和の大津波は持ち上げてしまったのでしょうか。今目の前に広がる美しい景色では考えられませんが、自然の力は恐ろしい... 旧伊良部町の史跡に指定されている理由としては、そういう悲しい出来事があった背景を忘れないという意味も含まれているのかもしれません。

帯岩,下地島

自然の猛威とは真逆に、ただただ季節とともに咲いては散り咲いては散りしてきた草花も。

帯岩,下地島

帰り際、バタバタと鳴り響く音が気になりました。下地島空港のあたりからヘリコプターが飛んで行ったのでしょうか。沖縄本島と違って、米軍の戦闘機の音や、物資を運ぶ飛行機のジェット音がしません。宮古島周辺にいると空からの音がやけに耳につきました。

帯岩,下地島

ということで、下地島にある巨大岩「帯岩」を見てきました。この下地島の観光名所とも言い難いスポットを目にした時、鳥居や石碑がなんともスピリチュアルな予感がしました。が、宮古島旅行から戻り、この記事を書くために情報を調べていくと、この帯岩の成り立ちを学ぶことができました。八重山地震と明和の大津波という、こんなに穏やかな島にとても大きな災害があったわけです。沖縄は南海トラフに近く、いずれ大地震がやってくると言われています。そのスパンがどれほどのものなのか... 東日本大震災から逃げてきた人も多いであろう南の島でも、予断を許せないなぁなんて思いました。
終わり。

住所:〒906-0507 沖縄県宮古島市伊良部

 
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