南風原町の「環境の杜」をご存知でしょうか。環境を考えたスポーツと癒しの空間、だそうですが、今回は筋トレが目的で訪れたわけではありません。この施設の一角に「ぬーじボンボン ニュータイプ」があり、ランチを食べに訪れています。我が家、もう何度食べに行ったのかわからないくらい通っているお店です。さっそくレポートいってみよー!
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南風原町「ぬーじボンボンニュータイプ」について
どこにあるの?駐車場は?
ぬーじボンボンニュータイプはゆいレール首里駅のさらに先、車がなければ訪れられない場所にあります。那覇の首里方面から向かう場合、赤田の交差点近くの細道を進めば近道ですが、道が狭く、しかも急な坂とあってあまりオススメできません。那覇IC近くにあるちらー小付近から回り道をした方が運転しやすいですね。環境の杜ふれあいが保有する駐車場を無料で利用できます。
店内の様子
こちらがぬーじボンボン ニュータイプのある、環境の杜の建物。
この建物に向かって右手側に、目的のお店がありました。建物の中から行き来できますし、外側からも直接出入りできます。環境の杜でトレーニングなどの予定がない場合は、こちらの出入り口が便利でしょう。
入店すると、洋食屋や食堂っぽい雰囲気です。わたしが食べにいく時はいつも混雑しています。環境の杜ふれあいの利用者はもちろん、食事だけのお客さんも多いため、ランチのピークタイムはお客さんがわちゃわちゃしています。
ぬーじボンボンニュータイプのメニュー
ぬーじボンボンニュータイプでは券売機を導入しています。入店してメニューを決めたら、まずは食券を購入する仕組みです。
卓上にはメニュー表がよういされています。ラーメンに沖縄そば、黒カレー、定食、キッズメニューがそろっています。もちろんボリューム満点のセットメニューも健在です。そして、ランチタイムはお好みで「大盛り・ライス小・ミニソフトクリーム」が選べるサービスも。さらにぬーじのせんべろもあるのです!ドリンク3杯におつまみ1品を選べて飲めるなんて幸せ〜!
写真を左右にスクロールすると、すべてのメニューを確認できます。ぜひお試しを!
麺類のグルメレポート
こちらでは、ぬーじボンボン ニュータイプで食べた麺類(ラーメン・つけ麺・沖縄そば・限定麺)を紹介します。
豚骨醤油
この日は豚骨醤油(950円、2024年1月時点)をいただきました。振り返ってみると、この5年ほどでまだ一度も味わったことのないぬーじの家系です。
まずはスープの観察を。テッカリとした油膜が張っていますが、食べ進めるごとにスープと馴染んでいきますから、撮影チャンスは提供直後の今だけ!
スープからいただきます。やや甘めの味わいでしょうか。家系といっても豚骨臭がドぎつい感じではなく、万人ウケする食べやすさ。これは胃無しの民にも優しいわ〜!
麺は中太のほぼストレート。沖縄そばにもこんな麺あるよね、という沖縄県民が親しみやすいタイプです。ほどよく食べやすい濃さのスープに絡んでウマウマ。
この手のスープとほうれん草の相性、どうしてこんなに素晴らしいのでしょうか。ほうれん草の隙間に入り込んだ豚骨醤油スープだけでおかずになりそう。ウマウマのウマ。
そして炭火焼吊るし焼豚。これもいい。スープをまとった焼豚は、いいおかずになります。
豚骨醤油の味変アイテムは、すりおろしニンニク。これに決まり!たっぷり混ぜ合わせて、旨みマシマシの方向でガッと食べ終えました。
塩煮干しワンタン麺
ぬーじボンボンニュータイプの定番から、塩煮干しワンタン麺(750円、2019年時点)をいただいてみました。忘れないよう最初に注意事項を書きますと、注文時に「海苔のトッピングはできますか?」と確認し、可能であればオーダーしてください。この麺は海苔増しが絶対必須。めっちゃウマいから。今回はノーマルなので炭火焼豚2枚、ネギ、ナルト、細切りメンマ、海苔1枚、わんたん4〜5個といったトッピングでした。
まずはスープから。黄金色の塩スープは煮干しなどの乾物類を大量に使用し丁寧に炊き、タレには三河しろたまりとアクセントに魚醤のいしるを合わせているそうです。尖らず優しげでありながら旨味がしっかりと感じられ、かなり好み。最後まで飽きずに大事に大事にいただきました。
麺はゆるゆるほぼストレートな細麺。そうですね、このスープにはあっさりのこんな麺がよく合います。スープにたっぷりと浸した海苔とともに麺をすするのにハマりました。海苔が足りない所以はここ。海苔トッピングを忘れてはなりませぬ。
薄皮ふわとろワンタンの餡には、シャキシャキ食感を感じるレンコンが使われています。このスープにこのでろでろワンタン、最高以外の何者でもない...!そして写真を撮り忘れたのですが、この日の吊るし炭火焼豚は過去最高においしかったです。味付けと香りがめちゃくちゃバランスよかった。
提供されたままで十分おいしいですし、そのまま食べ終えても良かったのですが、味変をしてみたくなるのが人間ってもので。ブラックペッパーよりホワイトペッパーかなーと思ったら、ドンズバでした。出汁や味わいを損なわず、少しだけ全体を引き締めてくれるような存在、それがホワイトペッパー。おいしかった!
山原豚かつ醤油らぁめん
こちらはご主人サマーが注文した山原豚かつ醤油らぁめん(850円、2019年時点)。カロリーの塊!カツは通常1枚ですが、2枚まで乗せてもらうことができるそうです。なんて贅沢!サービス精神旺盛すぎる!
あっさりらぁめん+薄皮ふわとろワンタントッピング
4ヶ月続いた緊急事態宣言があけました。営業再開したぬーじボンボン ニュータイプ、行くしかないですね。ぬーじ、おかえりなさい。わたしもただいま戻りました。あっさりらぁめんの醤油(715円、2021年時点)に薄皮ふわとろワンタントッピング(+143円)をいただきます。
まずはスープから。煮干しを感じるスープが好きです。みじん切りのタマネギがシャキットいいアクセントでおいしいなぁ。
やわらかな細麺も煮干しスープに合います。うまいうまい。
炭火焼豚もおいしい!このお肉、あっさりらぁめんの醤油味のために生まれたのでは。
トッピングした薄皮ふわとろワンタンもウマかったー!
和風醤油ラーメン+トッピング2種
この日は原点回帰な気分で、和風醤油ラーメン(750円、2022年時点)を注文。原点回帰といいつつ、ちょっと変わったことも試したく、トッピングで炭火焼きチャーシュー(+200円)と温玉(+100円)をしてみました。
スープの塩気の奥に魚介の出汁と、香ばしい吊るし炭火焼豚が香る。ウマい。ネギとの相性もよい。これ、トッピングでネギラーメンにするのもよさそう。
この日、麺は細麺と手揉みのちぢれ麺の2種類から選べました。わたしは手揉みのちぢれ麺をチョイス。ズルズルッとすするとプリプリ食感。なかなか伸びにくそうな麺で、お子サマーの面倒を見ながらゆっくり食べられました。
ぬーじボンボンニュータイプにはチャーシューメンがないと思うのです。そこでチャーシューをトッピングして、それっぽい形を試してみたくなりました。肉肉しくてよろしい。
途中、温玉と焼豚はランチサービスのライス小の上へ。小といいながら、ごはんは日本昔話ばりのてんこ盛りです。焼豚とライスをもぐもぐ、スープをかけた温玉とライスをもぐもぐ。いろんな食べ方が楽しめました。
魚介豚骨つけ麺
お子サマー用に注文した魚介豚骨つけ麺(750円、2019年時点)です。一見わかりにくいのですが、お肉の真下にはものすごい量の麺!何グラムあるの!案の定お子サマーは残してしまったのですが、余り物を食べても魚介と豚骨のつけダレのウマさが半端なかったです。これはクセになる。味が濃いのでお子サマーには割って食べさせました。ウマいなぁ。
【限定】ぬーじ郎に味玉トッピング
インスパイア系の限定・ぬーじ郎(850円、2020年時点)が出たと聞いて向かいました。ニンニクの有無が選べたので、もちろんアリでオーダー。味玉(+100円)もトッピングです。テーブルクロスがこんなにかわいいのに、ぬーじ郎のオトコらしさたるや。トッピングは炭火焼豚に細長メンマ、煮干し、辛揚げ玉、ネギ、ニンニク。
ぬーじ郎のトップには、大量の煮干しと辛揚げ玉。
横から見ると、このような感じ。
まずは天地返しをしつつ、全体の味を混ぜます。
スープをズズズ。インスパイア系にしてはカラさはなく、最初はもうちょっと味が濃くても良いかなーなんて。そのまま食べ進めるといろんなキャラクターが頭角を表すので、結果このカラさで良かったんだと思い直しました。
ぬーじ郎の麺は、京都の製麺屋・棣鄂(ていがく)のJオロチという厚切り麺を使ってました。めっちゃ太い。この雰囲気、どこかで見た記憶があるなぁと思ったらてぃしらじそばです。てぃしらじそばより柔らかく、ワシワシ感も弱め。その代わり、食べやすさは高評価。ニンニクはもっとあった方が好みかもなぁ。味変は一味か黒胡椒がオススメです。
トッピングした味玉。黄身は結構かため。撮り忘れたけれど、炭火焼豚は以前にも増しておいしくなっている気がしました。柔らかさとジューシー感が半端ない。
【限定】納豆ざる+味玉トッピング
納豆ざる(850円、2020年時点)が気になって、2週連続のぬーじボンボンニュータイプ。この日も味玉をトッピング(+100円)です。
納豆ざるの盛り付け。麺の上に炭火焼豚、長細メンマ、ナルト、青菜、そしてトッピングした味玉。
トッピングの下から麺を引っ張り上げるとテロテロ泡立ちのぬめり。昆布水キター!大盛りにしてないのにめちゃくちゃ量が多くって、普通に2玉あるそうです。これはこどもと一緒に食べるのが吉。
ぬめぬめ麺を納豆つけだれにどぼん。つけだれには泡立てられた卵も使われているようで、かなり好みの味わい。
つけだれに沈む納豆もたっぷり!納豆好きには絶対オススメ。
味玉もどぼんしていただきました。卵好きすぎる。
【限定】ゴカルナコラボ!スパイスカレーヌードル
スパイスカレーヌードル ドライキーマ乗せ ミニライス付き(1000円、2020年時点)にほうれん草を+100円で増しました。いやはや、世の中にはおいしい食べ物が数多ありますが、わたしの好きなスパイスカレーのお店ゴカルナとぬーじボンボンがコラボするなんて、どなたですか考えのは。天才です。
まずはスープから。ゴカルナのラーメン用辛口カレーにぬーじボンボンの特製出汁&塩ダレを合わせているそうです。ひとくちすすると、めっちゃゴカルナじゃん!ああー、ゴカルナはラーメンになってもゴカルナなんだなぁ。
麺は中太縮れ麺。このくらいないと、スープに圧倒されて存在感がなくなりますね。縮れがおいしいスープに絡んでズルズルといただけます。時々やってくるネギもいいんだ。ウマい!
炭火焼豚もカレーまみれ。ウマいんだ、これが。語彙がなくなるほどウマかった。天才か!(2度目)
ゴカルナのドライキーマをスープに溶くのが惜しくて...
増したほうれん草と、サービスでいただいた味付け玉子とともに、ドライキーマをミニライスにオン。スープをたっぷりかけてスパイシーカレー雑炊のように掻き込みました。ゴカルナもぬーじもわんぱく男子飯だなー(褒め言葉)。期間限定・数量限定と言わず、定番にしてほしいくらいです。
【限定】カレーラーメンZ(追いめし付き)
週末にゆっくりランチができないタイムスケジュールになってからというもの、久しぶりのぬーじボンボンニュータイプとなってしまいました。カレーにしようか、ラーメンにしようか悩むうちに、フュージョンしたカレーラーメンZ(850円、2022年時点)があると気付きます。
口に運ぶと黒カレーベースの辛すぎないカレー風味と、シャリシャリとした刻みタマネギが心地よいのです。
プリップリの太麺は、カレースープをしっかり引き上げてくれます。カレースープが服にはねないよう注意が必要です。
トッピングは吊るし炭火焼き焼豚にメンマ、温玉、刻みタマネギ、ホウレンソウ、海苔など。カレースープに香ばしい焼豚がウマかったなぁ。
このカレーラーメンZ、麺の大盛りが無料な上、さらに追いめしまでついてきます。炭水化物過多!お腹いっぱい食べたい族は是非お試しを。わたしは温玉・ホウレンソウを移動させ、さらにスープをかけ回していただきました。カレーもラーメンも食べたい欲張りさんにピッタリです。
ミニそば
お子サマー用にミニそば(300円、2020年時点)を注文しました。この単価で麺のボリュームがあるし、かまぼこ2枚と三枚肉も1枚乗ってます。こども向けにピッタリのサイズですね。
醤油ラーメンのハーフサイズ
食べる量が増えてきたお子サマー。ラーメンのハーフサイズ(500円、2023年9月時点)を注文しました。ハーフサイズは醤油と塩が用意されていて、今回は醤油をチョイス。ペロッと食べ切ったようです。穂先メンマに吊るし炭火焼豚も乗せられて、大人顔負けの本格的なラーメンです。
定食のグルメレポート
こちらの章では、ぬーじボンボン ニュータイプのおいしい定食(黒カレー・ハンバーグ・定食)を紹介します。
本格ハンバーグ定食 200g
ぬーじボンボンといえば元々は洋食屋さんだったはずなのですが、いつの間にかラーメンがおいしい店というイメージがわたしの中で根付いてしまいました。そんなわけで、この日は久々に洋食を。本格ハンバーグ定食 200g(1300円、2023年9月時点)を注文です。日本昔ばなしみたいなてんこ盛りごはんにミニそばまでついてくる、わんぱくなボリューム!
ハンバーグは焼き上がりに20分ほど要します。店員さんからの案内を受けましたが、時間的な問題はありません。じっと待ってやってきた、銀皿に乗せられた200gのまあるいお肉。サイドには吊るし炭火焼豚やポテト、たっぷりのサラダが添えられています。
ハンバーグを割ると、この分厚さ!肉汁もほどよく、頬張ると本格的な洋食屋さんのハンバーグです。デミグラスソースで頬張るのもよいですね。メニューにはありませんが、ハンバーグカレーがあれば最高なんだけどな〜。
メンチカツ定食
ぬーじボンボンニュータイプの良いところ、それはラーメンも定食も揃っている点。しかもウマい。ご主人サマーは麺類を、わたしは定食を食べることが多いです。この日もメンチカツ定食(800円、2019年時点)を注文しました。
洋食屋さんの洋食。メンチカツにたっぷりのデミグラスソースがたまりません。
メンチを割ってみました。熱々〜!ハフハフしながらかぶりつきます。ごはんが捗る〜!デミグラスソースにカラシもいいけど、お醤油やソースでも食べたいな。
洋食についてくるスープは、素そば。どんだけボリューム満点なの!あっさりスッキリのスープは安定のウマさ。たまらん。
やんばる豚カツカレー
ぬーじボンボンといえば黒カレー。久しぶりにいただきました。やんばる豚カツカレー(1045円、2021年時点)です。トンカツは1枚と2枚、お好みで選べます。同じ価格なら2枚がお得よね!
カレーの上に豚カツが2枚、そして炭火焼豚のスライスも1枚おまけしていただいちゃったみたい。ありがとうございます!
トンカツ2枚は相当なボリュームだなぁ...と思ったら、意外とパクパク食べられちゃう。
カレールウをたっぷりつけてそのままでも、ごはんと一緒にでもおいしい。ただ、一般的なカツカレーよりもトンカツの量が多いので、ごはんとルウの配分を考えて食べねばトンカツだけが残っちゃいます。ソースコをかけてもおいしくいただけますよ!
自家製メンチカツカレー
海帰りでランチに立ち寄ったこの日。無性に黒カレーを食べたくなって、自家製メンチカツカレー(950円、2022年時点)を注文しました。辛さ・スパイス感よりも濃厚さが楽しめるこちらのカレー、炭火焼豚が1枚乗ってくるのも嬉しいです。
自家製メンチカツにかぶりつくと、じゅわっと肉汁が溢れます。衣のザクザク食感と豚肉の風味、そこに濃厚なカレールウ。コテッとした味わいに満足です。
濃厚な味わいの欧風カレーはまろやか系ですが、そこに温泉玉子(+100円)をトッピングしてより一層まろやかに。このトッピング、なかなかよいチョイスだったと自負しています。
まとめ
ということで、南風原町にある「ぬーじボンボン ニュータイプ」へ行ってきました。ラーメン屋さんと食堂がミックスしたような、もしくはラーメンがおいしい食堂というような、店名・実態ともにニュータイプでありました。
沖縄県民が大好きなボリューム満点でお手頃なお値段、そして堅苦しくない雰囲気で子連れに優しいというお店です。いろんな要素が詰め込まれているので、そりゃあ人気なのも当然ですね!
環境の杜という施設にあるので、筋トレ後にお風呂で汗を流したら、こちらのお店でおいしくカロリー補給をして帰る。なんと最高にオイシイ1日でしょう。南風原町民、羨ましいぞ〜!
終わり。
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お店の情報
店名 | ぬーじボンボン ニュータイプ |
住所 | 〒901-1105 沖縄県島尻郡南風原町字新川588 |
営業時間 | 月〜金曜:11時〜L.O.15時 土・日曜・祝日:11時〜L.O.20時 |
定休日 | 水曜日、施設休館日 |
駐車場 | 環境の杜ふれあいの駐車場を利用可 |